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大洗磯前神社とハマグリ [ふらり旅・イベント]

笠間の次に向かったのは大洗です。
太平洋に面した場所。魚介が美味しいんだろうなーって勝手に想像していたので、一度は訪れてみたかったのです。

水戸から鹿島臨海鉄道大洗鹿島線というのに乗ります。
この日は鹿島アントラーズの試合があったみたいで、サポーターの人たちで車内は賑わっていました。

こんな電車


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茨城の笠間稲荷神社に行ってきました [ふらり旅・イベント]

5月5日、この日は相方君も仕事はしない!と決めていたので、日帰りで出かけることにしました。場所は茨城県。大洗海岸で美味しい魚が食べたいなーって思ったのと、日本三大稲荷と言われている笠間稲荷神社に参拝したいと思っていたので^^
(まぁ 三大稲荷も、いろいろあるけどw)

のどかー


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タケノコ三昧しております [うちの猫あお・うみ]

母親のところに福島の友人からタケノコが送られてきたそうな。
こんなにたくさん!!

じゃじゃん!

お裾分けでうちにも送ってくれました^^
ありがたいわぁ♪♪

さっそくタケノコを茹でて、タケノコご飯を作ったよー。
干しエビもたくさん入れちゃいました^^

いただきます

それからレモン塩とコショウだけで炒めたシンプルなタケノコ炒め。
こういうのはパクパク食べられるね。美味しいです^^

色はいまいちだけど(笑)

タケノコはまだあるからどんどん食べなくちゃだわ^^
母上、ありがとう!

*******
GW前の写真。
そろそろ布団の敷カバーを夏用に変えなくちゃって思っていた頃だったかな。

あおくん

寝るときにあおが隣に居てくれるのは嬉しいわ。
今はもっと伸び伸びしたところで寝てるようなので、来てくれませんがww

イケニャン

GWに敷カバーや掛けカバーを洗濯して、夏用に切り替えました^^
連休は天気も好かったので良く乾いたわ。

うみも伸び伸び。

気持ちよさそう

うみちゃん、相変わらずモフモフだけど、これでも少しずつ夏毛に切り替わっているのよw

もっふもふ

コロコロクネクネ、気持ちよさそうですわ^^

うらめしにゃーw

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柴又帝釈天の彫刻と山本亭 [お江戸サンポ]

5月4日、相方君は仕事部屋に籠もって仕事。
わたしが家に居ない方が集中できるかなーって思ったので、ちょっとお出かけしてきました。場所は柴又帝釈天(経栄山題経寺)です!

柴又帝釈天

何年ぶりかな。何度か此処には来てるのですが、まだ彫刻ギャラリーを見たことがなかったので、今回はギャラリーを楽しむのだ。

綺麗!

帝釈堂の外壁をめぐる10枚の胴羽目彫刻。法華経の説話が描かれているんだそうな。

みとれる

素晴らしい彫刻です。どうやって掘るんだろうーって思っちゃうよね。以前は金網に覆われていて見づらかったけど、今はこうやって間近で彫刻の詳細を見ることが出来るよ。

まじまじ

龍もかっこよかったわ^^

どどーん

彫刻を楽しんだあとは、庭園・邃渓園を楽しみます。彫刻ギャラリーと庭園は有料なので、人はあまり居なくてのんびり楽しみました。

綺麗だね

天気が好くて日差しは強かったけど、通る風はとっても爽やかで気持ちよかったです。

廻廊

庭園の池を照らす太陽の光が廻廊の天井に反射して、そのゆらめきがとっても綺麗だったので動画に撮ってみちゃった。良かったら見てね。



満足して次に向かったのは山本亭。カメラ部品を製造している山本工場の創立者である山本栄之助の自宅だったのを、昭和63年に葛飾区が取得して一般に公開した建物なんだそうです。

洋室

書院造りと洋風建築を複合した和洋折衷。庭園は純和風で見ていて気持ちよかったです。

ホッとする空間

小腹も空いてきたので駅前を散策。餅米アレルギーだから団子や餅は食べられないし、参道は混雑してるから、ちょっと人通りの少ない道を歩いていると、焼き鳥の良い香りが!

ふらふらー

この日は飲まないつもりだったけど、こういう店に入っちゃったらやっぱりビールを頼むよねw

いただきます

焼き鳥は、白レバーと・・・

白レバー

ネギ塩レバーをもらって・・・

ぱくぱく

あとは、ぼんじりとネギマ!

うまい!

それから牡蠣の炭火焼きも貰っちゃいました♪

美味しかったー

ふらりと入った店だったけど、美味しくて満足。お腹もいっぱい。
気持ちよーく家に帰って、あおとソファーで昼寝しました♪

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ターナー展のあとは175°DENO担担麺っ [アート]

GWも終わっちゃいました。なんかあっという間ですよねー。
休みぼけしそうな月曜日ですが、ブログはちゃんと書きますよ^^

損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の「ターナー風景の詩」展に行ってきました。

看板

18〜19世紀のイギリスを代表する風景画家。ターナーというと光&空気を感じるぼんやりとした作品というイメージ。のちに印象派にも影響を与えた画家です。

こんな感じ

この展覧会では、油彩画や水彩画もあったけど版画作品を多く展示してました。ここまでまとめて版画作品を観たのは初めて。あ、この展覧会は 100% ターナーの作品でしたよ^^

ターナーは生涯で3万もの作品を遺したんだけど、版画を重視していたそうな。版画における芸術性を追求して、徹底的に質にこだわったんだって。水彩画や油彩画、デッサンをもとにした銅版画は800点以上に及ぶらしいです。ターナーは生前から画家として成功してるから、自分の作品の普及にも版画を役立てたみたい^^

もととなった水彩画と版画それぞれ見比べられる展示もあって、面白かったです。
でもやっぱり印象に残るのは水彩画や油彩画だなー(笑)
「キリスト教の黎明(エジプトへの逃避)」が今回の展覧会で一番気に入りました。

キリスト教の黎明

ヘロデ王の嬰児虐殺のたくらみを避けるため、イエスの養父ヨセフとマリアがエジプトに逃れるおはなしを描いた作品のようです。青い空のぼんやりとした空気、この空気感がたまらなく気に入りました。ナイル川を泳いでいる蛇は、アダム&イブが居た楽園の蛇かしら?
これから何かがおこりそうな、そんな予感を感じる作品だなーって思ったわ。

日本と同じ島国のイギリス。海を愛したターナーが描く海の絵では、厳しい自然に挑んでいく人間たちの様子も多く描かれていたよ。

セント・オールバンズ・ヘッド沖

GW中だったけど、わりと空いていてのんびり楽しめました。
連休に上野の美術館は混雑してるからね。こっちに来て正解(笑)

さて、展覧会後のラーメンは・・・せっかく新宿にいるんだから、札幌から東京進出を果たした 175°DENO担担麺 西武新宿店にやってまいりましたー!

DENO

札幌と同じ味かなあ・・・ドキドキだよぉ。
食券を見るとメニューは札幌と同じだと思われます。わたしは痺れ増しも頼むのだ。店内は札幌の店よりも綺麗(笑)

こんな感じ

今回は花椒三種も付けてみたよ。痺れ増しは12でお願いをして出てくるのを待ちます^^
揚げ山椒も付けますか?って言われたのでお願いしたよー。

三種三種

そして出てきた汁有りの担担麺!!
あら、なんだか盛り付け(?)も綺麗だわ。

こんな感じ

ちなみに札幌駅北口店での汁有りは、汁がここまで入っているのだ(笑)
豪快な感じでしょw
 ↓
うふふ

さて味は・・・と、どきどきしながらスープをすすると、札幌の味と同じだと思う!
ホっとしました^^
まだあまり混雑してなかったけど、そのうち繁盛するのかなあ?

あまり店舗は増やさずに(銀座店もあるけどw)、長く続けてほしいと思います^^

-----------
「ターナー風景の詩」展
損保ジャパン日本興亜美術館
2018年4月24日〜7月1日
https://turner2018.com/

【巡回】
郡山市美術館 2018年7月7日〜9月9日
京都文化博物館 2018年2月17日〜4月15日(終了)

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仲良くシンクロ [うちの猫あお・うみ]

GW 前半のある日。
駅前のショッピングモールを覗いたら、ABC マートでアディダスシューズのセールをしてました。7~8,000 円する靴が 3,000 円程度で売られているの。サイズが合えばお買い得です^^
で、相方君とわたし共にサイズがあったのでお買い上げ~~。

おっと

箱が 2 個あったので仲良く入るニャンズ(笑)
シンクロしてるところが可愛いわww

シンクロ祭りだね

あまり長く入られると、ゴムくさくなるから困るなあ・・・と言いつつ、写真を撮りまくるわたしw

うーむ

正面から撮ると、2ニャンともブサイク ^m^
とりあえず 2 ニャンを放置して出かけます。

おそろい

帰ってきたら箱から出ていたので、また入られないうちに箱は捨てました(笑)

マルゲリータ

GW の前半は近所で過ごしたわー。
家の近くにあるファミレスでランチも済ませちゃうのだ。

ジョリーパスタ

ココのパスタは美味しくて好き^^

満足です

****** おまけ ******
端午の節句、いつも通りあおくんは兜をかぶって男前!
これで今年一年も元気に過ごせるかな?^^

決まってる!

タグ:うみ あお
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ガレも愛した-清朝皇帝のガラス展を観てきました [アート]

サントリー美術館で開催中の「ガレも愛した-清朝皇帝のガラス」展に行ってきました。

ちらし

春秋時代末期から戦国時代(紀元前5~前3世紀)まで遡る中国のガラス。当初は儀式などに用いられてきたんだけど、清王朝の時代に飛躍的にガラス工芸が発展したんだって。皇帝のためのガラス作りを開始したことが契機なんだそうです。

19世紀後半になって、中国や日本の美術品がヨーロッパにも影響を与えるようになって、アール・ヌーヴォー期の芸術家エミール・ガレも影響を受けた一人。この展覧会は、清朝皇帝のガラスの美を、ガレの作品とも比較しながら見ていくものでした。

今回の展覧会で勉強になったのは、「クリズリング」という言葉。
これはガラスの病気で、劣化が進んで最終的には自己崩壊しちゃうんだって。1696年~1735年の清王朝時代(康熙帝・雍正帝の時代)のガラス製品はあまり遺っていないんだそうな。クリズリングの器が展示されていたけど、表面がザラザラで濁っていて錆び付いた印象。たしかにこれは壊れてしまうかもって思いました。

あとで調べてみたら、ガラスは二酸化珪素が主成分で、アルカリ成分&石灰も含まれているんだそうな。当時はアルカリを含む量が多かったみたい。で、アルカリにはガラスを溶かす作用があるので、劣化して自己崩壊しちゃうんだね。
ガラスは紀元前のものも遺っているイメージだったから、ビックリでした。

展覧会場は撮影OKのスペースもあったよ。清王朝時代の壺。
淡い色が綺麗です。

花瓶

赤、青、黄色などの原色を使ったハッキリした色の器も多かったです。
綺麗だけど、わたしは日本の器の方が好みだなあ(笑)

こんな感じ

1889年に開催されたパリ万博。それ以降にガレが中国の影響を受けた作品もいろいろありました。みんなのブログで覚えたオダマキの花をモチーフにした花器も展示されていたよ(笑)

フロアの最後には鼻煙壺を展示したコーナーもありました。嗅ぎたばこを入れる器なんだって^^

ずらり

16世紀半ば頃にヨーロッパにアメリカ大陸原産の煙草が伝わって、17世紀後半に中国にも伝来したようです。こうやってズラリと並ぶと壮観。
日本の印籠や根付けの展示を思い出しちゃったわ^^

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ガレも愛した-清朝皇帝のガラス
サントリー美術館
2018年4月25日~7月1日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_2/
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おまけ写真は、この日も枕の上に居るあおくん(笑)

キメ顔

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平成30年 新指定 国宝・重要文化財 [アート]

東京国立博物館。平成館で名作誕生展を観たあとは本館へ移動。平成30年に新指定された国宝・重要文化財を観てきます!

今回は、国宝5件、重要文化財50件と、追加・統合指定された重要文化財3件の58件が展示されてます。(パネル展示も含む)
キトラ古墳の壁画も今回重要文化財に指定されたんだね。もっと前に指定されていると思っていたよ。さすがに壁画はパネル展示ですw

北海道(帯広)の遺跡から出た縄文時代の石鏃や青森県(八戸)の遺跡の出土品も興味深かったです。若冲の果蔬涅槃図も重要文化財指定になったのねー。
いろんな展示の中で、一つの屏風の前で立ち尽くしちゃいました。

これ

すごく惹かれる!!!
キャプションを見ると、紙本著色日月四季山水図と書かれています。大阪・天野山金剛寺蔵だそうな。山の緑の美しさ、金箔で表現された太陽。引き込まれる作品です。
フロア内は写真撮影不可だから、ブログの記事でどんなふうに書こう・・・と思いながら家に帰って来たのですが、最新号の芸術新潮を買ったら、この作品が紹介されてるじゃないですか!

きゃーw

なんてタイムリー(笑)
ってか、この号に紹介されてる作品は今回トーハクで開催されている展覧会で展示されてるものが多かったわ^^

きれい〜

右隻に春と夏、左隻に秋と冬の景色を配した作品。今回、国宝に指定された室町時代の作品です。これはとっても気に入ったわ〜。
お気に入りが増えて満足して会場をあとにしました。出口に向かう途中、老猿さんが居るのを発見!

おっと

最近展示されていなかったけど、また展示されたのね。高村光雲の作品です。出口に向かうときに観ると、なんか嬉しくなるのだww
そして今回は、こんなポスターまで発見しちゃったの!

おおっと!

奄美大島の景色を描いた田中一村が!!!
なんと箱根に来てるとな!
生き様に惚れて奄美大島でガッツリ作品を堪能したけど、また観たくなっちゃう〜〜。行く機会はあるだろうか??

※ 奄美での記事はコチラ ※
http://rongo-rongo.blog.so-net.ne.jp/2014-09-12

帰りのランチは上野駅構内で。東京じゃんがらの醤油じゃんがらを食べました。

醤油

*********
平成30年 新指定 国宝・重要文化財
東京国立博物館 本館 8室・11室
2018年4月17日〜2018年5月6日
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1909

がんばろうね

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「名作誕生 つながる日本美術」を観てきました [アート]

東京国立博物館で開催中の名作誕生 -つながる日本美術展に行ってきました。『國華』創刊記念130周年の展覧会。

ポスター

「名作」と呼ばれる作品は時代を代表する作家達に受け継がれ、そして次の名作を誕生させる・・・この展覧会は、作品同士の影響や共通する背景に着目して、地域や時代を超えた名作の数々を紹介するものとなっていました。

さすが、名作誕生という展覧会のタイトルだけあって、名品がずらりの展覧会です。国宝の普賢菩薩像もお顔が美しかったなぁ。

普賢菩薩像 普賢菩薩像

現存最古の祖師絵伝である「聖徳太子絵伝」も見応えがありました。
仏像、仏画、そして巨匠つながりでは雪舟・宗達・若冲。古典文学、山水・花鳥画などなど。抱一の描いた白蓮図は、なんだか仏画を見ているような気分にもなって心地よかったです。

いいね

長谷川等伯の松林図屏風も京都の展覧会から戻ってきておりました。やっぱり見ていてホっとするなあ〜。来年はお正月にまた国宝室で観ることが出来るのかしら(笑)

等伯

19世紀に西洋から入ってきた新しい表現技術。写実的な画風で描かれた岸田劉生の「道路と土手と塀」も展示されていました!この作品、なんか惹かれるんだよね〜。

岸田劉生

代々木4丁目あたりの坂です。真夏のじりじりとした暑さ(ホントに夏なのかは知らないw)、のぼっていくだけで汗が噴き出しそうなそんな気分になる作品。

saruさんが展覧会の最後に怖いものがあったと記事に書いていて、何だろう?って思っていたのですが、なるほどコレかと笑ってしまいましたww
展覧会を観に来ていた高校生も「こわーいこわーい」って言ってました(笑)

どんな作品だったのかは、会場でのお楽しみ^^
引き続き、本館で「平成30年 新指定 国宝・重要文化財」を観てきますよ〜。

******
特別展「名作誕生-つながる日本美術」
東京国立博物館
2018年4月13日〜 2018年5月27日
http://meisaku2018.jp/index.html

ちぇ

あおの顔は記事の最後に出してあげるからね^^;
だって流鏑馬の記事や給湯器の記事を書いていたら、展覧会ネタがたまっちゃったんだもんw

今日から連休後半。近場にチョコチョコ出かけようと思っているので、みなさまのブログへの訪問はGW明けになるかもしれません。どうぞ良い連休をお過ごしください^^

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横山大観展、面白かったです! [アート]

東京国立近代美術館で開催している「横山大観展」を観てきました。

ちらし

19世紀~20世紀に活躍した日本画家。師の岡倉天心とともに日本美術院を設立して、伝統的な日本画の技法を継承しつつ、新しい手法を試みた画家です。近代美術館のフロアをかな~り使って、第一から第三会場まで、約90点が展示されてました。明治・大正・昭和と時代を追って作品は展示されていました。

そのなかには、全長40mの絵巻「生々流転」もあります。2009 年に観て以来なので、めっちゃ楽しみにしてたの。

大観の作品はいろんな展覧会で観てるけど、まだまだ知らない作品も多いなあ。明治44年、大観43歳のときの作品、「瀑布(ナイヤガラの滝・万里の長城)」は、金屏風にナイアガラの滝と万里の長城を大胆に配してました。

滝

画像だと分からないけど、万里の長城のごつごつした岩肌がすごく伝わる作品でした。

それから「彗星」も面白かったです。1910年に地球に接近したハレー彗星。それを日本画にしちゃうのは斬新だなーって思いました。わたしは見逃しちゃったのよね、ハレー彗星・・・

ハレー彗星

第二会場は日本一長い画巻「生々流転」を一挙展示です!!

どどーん

どどどーん

水の一生の物語を描いた絵巻で、2009 年に初めて観て感動した作品^^
(そのときの感動記事は コチラ です。興味のある人はどうぞ)

「墨絵でいちばん尊いのは 總ての色を超越してただ一色で済むことです」という横山大観の言葉通り、墨の濃淡だけでこれだけ表現出来るのは凄いな~。そして余白から感じる雄大さもすごい。大観はこんなことも言ってます。

「素を遺す」といふ、あの墨絵の余白が、そのまま空になり水になり雪になる。あの神秘不可思議は東洋人のみ知る恍惚境だ。(読売新聞 S11.1.11)

まさにこの絵巻はそれを体感できる作品。何度も戻って繰り返し観ちゃいました^^
この絵巻は、1923年(大正12年)に上野の展覧会で披露されたの。その展覧会初日、開館して3時間後に関東大震災がおこりました。建物は倒壊したけど、絵巻が損傷なく現在まで残っているのは、すぐに絵巻を避難させたスタッフさんたちのおかげなんだね。ありがたいです (>人<)

第三会場にも作品があったけど、「生々流転」を観て抜け殻になってる私。あまり印象に残らなかったけど、すぐにミュージアムショップになったので、第三会場に展示されている作品は数点だったと思います(笑)

あ、今回私は観てないのですが、「夜桜」と「紅葉」は 5/8 から展示されます。
別の展覧会で観ているけど、こちらも素晴らしい作品ですよー。

観てね

図録を買ってこなかったのでお見せ出来ないけど、横山大観・菱田春草・寺崎広業・西郷孤月の名家寄書も、描かれた笊の上にそれぞれの印章が押してあって、珍しい作品で面白かったです。一枚の紙に名寄せするかたちでいろんな画家が画を描くことも多かったんだって。

見応えのある展覧会でオススメです!
もう一回行っても良いなーなんて思っちゃいましたw

展覧会後はラーメン・・・ではなく、竹橋駅と直結しているパレスサイドビル内にある「ユック」というお店で、鮭親子丼!!

じゃじゃーん

この日は雨が凄くて(だから美術館は空いていたんだけど)、うろうろラーメン屋さんを探す気分じゃなかったのでw
でもこのお店、北海道の焼酎がたくさん置いてあって良い感じ!
インカの目覚めで作った焼酎、今度飲んでみたいな~~。

おいしいのかな

**********
「横山大観展」
東京国立近代美術館
2018年4月13日~5月27日
http://taikan2018.exhn.jp/

【巡回】
京都国立近代美術館
2018年6月8日~7月22日

********** おまけ **********
ブログの出番が少ないうみちゃんのイタズラ写真。
買ってきたものをチェックして、ガジガジかじる子です。

がじがじ

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