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東京都美術館のデ・キリコ展に行ってきた [アート]

4 日は、ちょっと元気も出ていたので東京都美術館に行きました〜。

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現在開催中の展覧会は『デ・キリコ』展です!

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イタリア人の両親を持つデ・キリコはギリシャ生まれ。
19世紀〜20世紀を生きた画家。日本での大回顧展は久しぶりなんじゃないかなー。
調べたら私は約 10 年ぶりだった。
https://rongo-rongo.blog.ss-blog.jp/2014-11-04

デ・キリコの描く作品は形而上絵画と言われ、歪んだ遠近法や脈絡のないモチーフが心をざわざわさせるんだよね。

病み上がりに観る作品がデ・キリコで良かったのかは謎だけど、彼の影の描き方は大好き。日常でありながらどこか非日常。ホラーやミステリー小説で言うなら序盤の主人公が感じるいろんな違和感、ハッキリと言えない違和感があるざわざわな感じに似ていて惹かれる(笑)

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展覧会は自画像や肖像画に始まり、デ・キリコの代表作とも言える形而上絵画。それから新しい主題のちぐはぐで不穏なイメージを作り出した 1920 年代の作品、伝統的な絵画に回帰した作品、最後に新形而上絵画という構成。

いろんな作風のデ・キリコ作品が観られて楽しかったわ。
20世紀の古典主義の先駆者、ルノワールの作風を取り入れた作品もあって、このマヌカンに伏し目がちな目を描いたら、色彩とタッチがまさにルノワールだわ!って思った(笑)

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デ・キリコの作品で、屋外に家具がドンと置かれている絵を観るんだけど、すごい不思議な感じがしていたのね。でも幼い頃暮らしたアテネでは、地震があるたび家具を屋外に運び出していたんだって。なるほど、そういう幼少の体験も影響してるのねーって思ったわ。

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その他、舞台美術作品もありました。このあたりは殆ど観たことがなかったので新鮮だった^^

【今回の展覧会覚書】
マヌカン:理性的な意識を奪われた人間として表れている
彫刻:1940年『彫刻に関する小論』彫刻は柔らかく温かくなければならない

久しぶりにガッツリとデ・キリコの幻想的で不可思議な世界を楽しめた展覧会でした。
この展覧会は神戸に巡回するよー。


展覧会後のランチは上野駅で蕎麦でした。
せっかく喉ごしのよい蕎麦だったので、海苔はいらなかったなあw

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あとで HC さんのブログで美味しそうなラーメン屋さんの記事を見て、そっちに行けば良かったと思ったw


*****
デ・キリコ展
東京都美術館
2024年4月27日〜8月29日
https://dechirico.exhibit.jp

【巡回】
神戸市立博物館
2024年9月14日〜12月8日


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「法然と極楽浄土」展に癒されました [アート]

この日はトーハクへ。やっと展覧会に行けました〜!
特別展「法然と極楽浄土」を観に来たのです。混雑してると思ったらそうでもなかったので、のんびりじっくり楽しみました。

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法然といえば、「南無阿弥陀仏」ととなえれば誰でも極楽往生できると説いた人物。浄土宗を開いた人でございます。2024 年は浄土宗開宗 850 年なんだって。展覧会ではその歴史を紹介しつつ、全国の浄土宗諸寺院が所蔵する名宝を紹介してます。

展示室に入ると、平安時代の源信さんがまとめた『往生要集』がお出迎え。大学生の頃、現代語訳をちょっとだけ読んで面白かった記憶があります。もちろん全部は読んでないけど(笑)

素晴らしかったのは国宝の『法然上人絵伝』です。
法然の生涯、浄土宗に帰依した公家・武家や弟子たちの事績をおさめたものなんだけど、絵が美しい!人物も生き生きと描かれていて見飽きない^^

鎌倉時代の阿弥陀如来立像はとても端正な顔立ちで上品でした。快慶の作風に似てるらしくて、慶派の有力な仏師によるものだと考えられてるそうな。
像内から大量の史料が見つかって、それも展示されていたよー。作品が気になる方はコチラのリンクを見てね。
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/feature/shuri-shin-hakken-202404-3/

東京タワーのすぐ傍にある増上寺。ここも浄土宗。
増上寺のお宝『五百羅漢図』も展示されていました。これはね、何度も観ても面白いんだよねー。狩野派の絵師・狩野一信の作品。100 幅のうち 24 幅が前期と後期に分けられて展示されてます。

70 幅の羅漢図は唐獅子が羅漢さんの服にじゃれついている作品でお気に入りだ(笑)

さて。展示会場のラストには香川・法然寺の三仏堂(涅槃堂)をちょっとだけ再現した展示がありました。此処は写真撮影 OK だったよ。

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お釈迦さまの涅槃像。そしてそれを取り囲んで嘆く羅漢、天龍八部衆、動物たちが配置されてます。涅槃図の立体展示だぁ〜!

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亀やカタツムリもお釈迦様の入滅を悲しんでいるよ。でもね、猿は違う方を向いているww

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ということは、もしかしたら……と思って反対側をチェックすると、やっぱり!!!
猫も違う方を向いていた(笑)

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シッポを巻き付けてイカ耳になってる猫さん。きみはいったい何処を見ているんだい?
みんなの嘆き悲しむ姿は見たくないのかな?(笑)
「おれは悲しくないぜ、ちくしょぉー」って強がっているのかは知らないw

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何処かが所蔵してる涅槃図でも、猫は違う方を向いていた気がするw

展覧会を楽しんで、ひとまずはランチ。
東洋館のレストランで海鮮丼を食べて〜……グラスビールも飲んじゃった^^

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そのあとは本館をうろうろ。久しぶりのトーハクだったのであちこち見たけど、本館は外国人観光客だらけでした^^

仏像コーナーで初めて見る作品。ひらひらのスカートみたい!誰?って思って近づいちゃった。

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京都の平等院鳳凰堂に伝わる『雲中供養菩薩像』でした。現在は文化庁が管理しているっぽい。
平等院鳳凰堂の壁に掛けられて、阿弥陀如来像のいる堂内を極楽浄土として演出していた菩薩様のようです。なるほど、ひらひらスカートに見えたのは雲だったのか^^

たっぷり楽しんだトーハク。
やっぱりマメに来て癒やしをもらわないとだわね!ww
他にも見逃している展覧会がありそうなのでチェックしないとですっ


*****
法然と極楽浄土
東京国立博物館 平成館
2024年4月16日〜2024年6月9日
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/honen2024-25/

※ この展覧会は京都と九州に巡回します!
【京都】京都国立博物館 2024年10月8日〜12月1日
【九州】九州国立博物館 2025年10月7日〜11月30日

3会場の出品目録:
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/honen2024-25/img/list_3venues.pdf


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サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品 [アート]

今日は有楽町〜日比谷界隈までバイクで遊びに行くのでブログ活動はお休みです。
コメント欄も閉じますネ^^

**********

サントリー美術館で開催中の『コレクション展 名品ときたま迷品』に行ってきました。

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国宝や重要文化財に指定され、誰もが認めるような「名品」もあれば、展覧会にもあまり出品されてこなかった知られざる「迷品」もある。この展覧会ではサントリー美術館コレクションの「メイヒン」をいろいろ紹介。鑑賞者によって「名品」にも「迷品」にもなる作品を楽しむことが出来るというものでした。

コレクション展なのでね、過去に観たことのある作品が殆どだったけど、名品・迷品という観点では鑑賞してなかったので新鮮な目で観ることができたわ^^
いくつかは写真撮影が OK でした。

これは江戸時代の鞠と鞠挟。

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会場に足を踏み入れて最初に出迎えてくれた迷品?(笑)
遠くから観たときは鏡かと思ってしまったよ。そのくらいまん丸で形が良い。非常に状態の良い物みたいです。鞠は鹿皮製なんだって。

こちらの手箱は国宝。鎌倉時代の浮線綾螺鈿蒔絵手箱です。
前に展覧会で観たときに、うっとり見惚れたものなのだ。

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北条政子が愛蔵した手箱がこの世に 7 つあって、これはその 1 つと云われているよ。長い間、火災や虫害を受けずにいるのは政子が愛玩したことで霊力を宿しているからって伝説も生まれている逸品なのだ。

桃山時代の泰西王侯騎馬図屏風。初期洋風画で、右からペルシア王、エチオピア王、フランス王アンリ4世、イギリス王と云われているそうな。

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それぞれ馬がにらみ合っているように見えているのが妙に面白いのですw

ヘタウマ画だな〜って思っちゃうのが室町時代の絵巻。おようのあま絵巻。

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貧しく暮らす老法師に「御用の尼」という日用品を商う老女が訪れ、身の回りの世話をする若い女性を紹介しようとするんだけど、結局自分が老法師の妻になるという話なんだって。ヘタっぽい絵なんだけど、部屋に置いた茶道具が茶の湯の原型とみられているとか。意外なところで資料になる作品みたいです(笑)

江戸時代の色絵桜文透鉢。桜が青い釉薬で描かれているのだ。

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京都で作られた古清水なんだけど、赤を基調とする備前の有田との競合を避けて青と緑を多用したんだって。とても落ち着いた雰囲気の鉢で好み^^

江戸時代。尾形乾山の白泥染付金彩薄文蓋物。乾山の作品もパチリ出来るのは嬉しい。

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蓋は結構いびつな円形なのだ。この作品と似たような作品はどれも端正な姿をしているので、これは焼いているときに歪んだ? ってことかもしれないってw

江戸時代の飾枕もすごく丁寧な作りでした!

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竹の網目がめちゃめちゃ細かくてうっとりだよ。
昔家にあった籠枕はもっと網目が大きかったです(笑)

派手さはないけど、自分にとってはこれは名品、これは迷品なんて考えながら観るのも面白い展覧会でした^^


****
サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品
2024年4月17日〜6月16日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2024_2/


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オダイバ恐竜博覧会 2024 [アート]

本当はもっと早く観に来る予定だった恐竜!

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予想以上に母の引っ越し案件で浦和通いをしてしまい、もたもたしていたら展覧会が終わってしまうってことで、この日はお台場へ。
フジテレビ本社屋で開催中の『オダイバ恐竜博覧会2024』を観に来ました。

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福井県立恐竜博物館から恐竜たちがやってきたのです。
北陸新幹線福井・敦賀開業にあわせて新幹線で恐竜たちがやってきた(笑)

第 1 会場から第 3 会場まであって、第 2 会場に福井県で発見された恐竜たちが居るみたい。
福井県立恐竜博物館が協力しているけど、会場がフジテレビなので博物館とは違って詳しい解説などはないだろうなーと、正直あまり展示内容は期待していなかったのよw

子供たちは動く恐竜の姿を見て喜んでいましたよ^^
こちらはフクイベナートル・パラドクサスのロボット。

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骨好きだけど、こんなふうに動く姿を見られるのも新鮮だったわ。モフモフの羽毛で覆われているよ。威嚇して口を開けたときは、小さい子は逃げて行ってましたw

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フクイラプトル・キタダニエンシスの複製。
ラプトルらしいかぎ爪もカッコ良かったわ^^

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フジテレビ球体展望室が第 3 会場になっていて、ここには全長約 15 メートルのスピノサウルスの新作ロボットが居ましたよ。世界初公開なんだとか。人と比べると巨大さが伝わるかな?

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口を開けたときの大きさにビックリ。人間の子供はもちろん、私も丸呑みされるなって思いながら覗き込んだわww

展覧会場の最後に、福井県立大学に恐竜学部が新設!という案内が出ていました(笑)
もし私が高校生だったときにコレを知ったら、恐竜学部を目指したかもしれないww

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平日だったので空いていたけど、ゴールデンウィークは家族連れが訪れるんだろうな。
科博などの展覧会には及ばないけど、精巧なロボットがいろいろ観られたのは新鮮だったかな。いつかはマジで福井に行ってガッツリ恐竜博物館を楽しみたい。

北陸新幹線に関連する展示やジオラマもいろいろありましたよー。

この日は強風でゆりかもめの運転が遅れ気味。運転見合わせになっても困るので寄り道せず、レインボーブリッジが見える風景をパチリして帰りました。

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*****
オダイバ恐竜博覧会 2024
フジテレビ本社屋
2024年3月20日~5月6日
https://www.odaiba-dino2024.jp/index.html




今日は浦和に行ってきます。
網戸の張り替え作業があるのだ。ブログ活動はお休みすると思います m(_ _)m


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『ライトアップ木島櫻谷』展を楽しんだよ [アート]

この日は六本木一丁目へお出かけ。南北線の駅を出ていくつものエスカレーターを上ると、桜が出迎えてくれます。

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泉ガーデンレジデンスなどの高層ビルと桜。さすが都心の風景w

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今日の目的は美術館。桜の季節に来ることが多いので、いつも癒されます^^

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うちの下町界隈の桜よりも上品に見えるのは気のせい?(笑)

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今回は泉屋博古館東京で開催中の『ライトアップ木島櫻谷』を観に来ました。
このしまおうこく、という日本画家です。このブログでは何度か紹介済み^^

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明治から昭和初期に活躍した円山四条派の画家で京都を中心に活躍した人物。なので東京ではあまり馴染みはないんだけど、泉屋博古館ではよく展覧会を開いてくれるので観に来てます。

今回の展覧会では、大正中期に大阪天王寺の茶臼山に建築された住友家本邸を飾るために描かれた「四季連作屏風」全点が公開されているのだ。
他にも江戸時代中期(18世紀)に京都で生まれた円山四条派の代表的な画家たちの作品も来るっていうので楽しみでした^^

どんな作品があるのか興味を持った方はチラシのリンクを貼っておくので見てね。
https://sen-oku.or.jp/wp-content/uploads/2024/02/flyer_LIGHTUP.pdf

混雑していない空間で「四季連作屏風」を楽しみました。
雪中梅花は胡粉を惜しみなく使って雪の質感を出していて、溜息が出る美しさ。ベンチに腰掛けてたっぷり作品全体も楽しんだよ。

燕子花図は写真撮影 OK でした。
琳派を思わせる燕子花。

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前回これらの作品を観たのは 2018 年だったかな。
久しぶりに堪能できて嬉しい^^

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木島櫻谷が描く動物画がとっても好きなんだけど、「四季連作屏風」も本当に魅力的。
他にも円山応挙や円山四条派の画家たちが描いた作品を楽しんで美術館を出ました。

次回の展覧会は 6 月からの『歌と物語の絵 ― 雅やかなやまと絵の世界』で、こちらも楽しみ。

*****
企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」
泉屋博古館東京
2024年3月16日〜5月12日
https://sen-oku.or.jp/program/20240316_spotlightonokoku/
*****

このあとは東京ミッドタウンガレリアに行きたいので Google Map の出番です。
徒歩 20 分ほどで到着出来るみたい。時間は 12 時過ぎなのでお昼時だなぁ。何処か入れるお店があったらサクっと入ってミッドタウンに向かおう^^

というわけで記事は続く。


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SOMPO美術館の北欧の神秘展 [アート]

火曜日。この日は朝から冷たい雨。
でもこんな日は空いてるかな? って思って新宿にある SOMPO 美術館に行きました。現在開催中の『北欧の神秘』展を観ますよー。

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いやー。久しぶりの新宿はますます迷路になってました。
雨だったのでなるべく地下を通って行ったんだけど、新宿エルタワーから先がどうしても行けない(笑)
結局地上に出て、歩道橋を渡って SOMPO 美術館へ。傘をさす羽目になって悔しいww

さて、展覧会。
北欧の画家っていうと、まっさきに浮かぶのはノルウェーのムンク!
あとはムーミンを描いたフィンランドのトーベ・ヤンソン(笑) 
デンマークのハンマースホイ。そのくらいしか浮かばない……

この展覧会はノルウェー、スウェーデン、フィンランドの 3 国に焦点を当てて、19 〜 20 世紀初頭の画家達の作品を紹介するものになっていました。知らない画家さんがたくさんで新鮮な展覧会でしたよ。フロア内、一部は撮影 OK でした。

北欧の風景を描いたものや、北欧神話にまつわる作品など、作風はけっこう多岐にわたっている感じ。
ペッカ・ハロネンの『河岸』は、川の流れがめちゃめちゃリアルで本当に流れているように感じたよ。

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ヴァイノ・ブロムステットの『冬の日』は北欧らしいイメージの風景。フィンランドを訪れたことはないけど、こんな感じなんだろうか(笑)

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神話の世界を描いたガーラル・ムンテの『山の中の神隠し』はノルウェーに伝わる物語詩なんだって。ファンタジー小説の世界を見ているようなデザイン。北欧神話って RPG 感があるよねえw

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微笑ましくて気に入ったのがテオドール・キッテルセンの『トロルのシラミ取りをする姫』です。

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毛むくじゃらのトロル。一般的には醜い姿で描かれるトロル。こんなふうにシラミを取ってもらって気持ちよさそうで微笑ましかったww

館内ではテオドール・キッテルセンの作品の映像が流れてました。北欧の妖怪(妖精)の作品だったり、ペストに関する恐怖を描いた作品だったり、美しい北欧の風景だったり。実物を観たいな〜って思っちゃった。

写真は撮ってこなかったけどムンクの作品も来てましたよ〜。『叫び』ではないけどね^^

最後に、SOMPO 美術館が持っているゴッホのひまわりをパチリして美術館を出ました。

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時間は 12 時近く。
どこかでランチって思いながら傘をさして地上を歩く。でもあっという間に駅に着いちゃった(笑)
雨の中をうろうろするのも面倒臭いな〜って思ったので、新宿で食べるのは止めにして乗り換え駅で食べました。

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いつも電車の中でポケGO を起動してるときに回すポケストップのお店(笑)
気になっていたので探して行ってみたら鶏そば(ラーメン)のお店でしたー。寒かったので余計に美味しく感じたわw

帰宅すると、甘えモードのあおが添い寝を要求したのでソファーで添い寝のお昼寝^^

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ぬくぬく暖かかったです。

***
北欧の神秘
SOMPO美術館
2024年3月23日〜6月9日
https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2023/magic-north/

【鑑賞ガイドのリンク先】
https://www.sompo-museum.org/wp-content/uploads/2024/03/magic-north_Appreciationguide.pdf



展覧会を観たら、また北欧神話が読みたくなったので
高校生の頃に買った本を引っ張り出してきました(笑)

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あの頃は夢中で何度も読んだけど、すっかり内容を忘れてます。読み返すわ^^


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皇室のみやび ー受け継ぐ美ー を観てきたよ [アート]

この日は皇居、大手門にやってきました。

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手荷物検査を受けて門をくぐりますよー。
外国人観光客がめちゃめちゃ多かったです。でも私の目的はコチラ。

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皇居三の丸尚蔵館で開催中の『皇室のみやび 〜受け継ぐ美』を観に来たのです^^

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この展覧会は去年の 11 月から今年の 6 月 23 日まで開催。
第一期から第四期に分けられて多種多彩な収蔵品を展示してるのだ。今回は第三期「近世の御所を飾った品々」がテーマです。

この皇居三の丸尚蔵館は開館 30 年。収蔵品の増加などで施設拡充の新館建設をしているの。
その一部が完成したのでそこで展覧会を開催してるのです。訪れた日もその隣ではまだまだ建物を建設中でした^^

昭和天皇まで代々皇室に受け継がれてきた品々。
遡れば聖武天皇、宇多法皇、鳥羽法皇、後白河法皇などなど歴代の天皇による貴重なコレクション。それが現代にもちゃんと継承されてるんだからすごい。
教科書に名を連ねる天皇たちの時代のものを実際に観ることが出来ちゃうんだから♪

館内は殆どの作品が撮影 OK でした。
気に入ったものをパチリしてきたよー。

こちらは室町時代の箏(そう)。
箏はウコンで染めた 13 本の絹糸を絃とした楽器。螺鈿の装飾が美しくてうっとりです。

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京都御所伝来の菊花散蒔絵十種香箱。この写真は箱の中に入っていた香包だよ。
ガラス越しだから香りはしなかったけど、もしかしたらこの袋から良い香りがしてるのかもーってガン見してきたわ。江戸時代のものです。

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こちらも同じく江戸時代の鏡を置く台座。梨子地螺鈿蒔絵八稜鏡・台です。

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京都御所清涼殿における儀式の場を飾ったものと考えられているそうな。本当に美しい螺鈿なの。まるで蝶が生きているかのように輝いていたわ^^

八条宮智仁親王を祖とする桂宮家伝来の源氏物語図屏風。狩野永徳作と言われている桃山時代の作品。
現在は屏風になっているけど、もともとは襖絵だったと考えられているんだって。

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保存状態が本当に良くて、雅な世界を満喫出来たよ。今回の大河ドラマは紫式部だしww
藤原公任や藤原行成など、大河ドラマに出てきている人物たちの名前がお目見えする雲紙本和漢朗詠集(平安時代)。

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美しい字。かな文字も流れるような美しさだけど、流れているが故に読めない(笑)

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こちらは国宝の更級日記。鎌倉時代に藤原定家が書写したものなんだって。
奥書に、定家が持っていたものを紛失したので再度書写したと書かれているそうな(笑)

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もともと更級日記は菅原孝標女(たかすえのむすめ)の回想録。この冊子は本文を伝える最古写本でとても貴重なものなんだって。

このほかにも絵巻や壺などを楽しんで鑑賞してきたわ^^
第四期は 5 月 21 日から。狩野永徳の唐獅子図屏風や、酒井抱一の花鳥十二ヶ月図、伊藤若冲の動植綵絵の一部も登場だから楽しみだ。


*****
皇室のみやび ー受け継ぐ美ー
第三期 近世の御所を飾った品々
皇居三の丸尚蔵館
2024 年 3 月 12 日 〜 5 月 12 日
https://pr-shozokan.nich.go.jp/miyabi/


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『美は国境を越えて 2024』はとっても楽しい気分になりました [アート]

先週記事にした、サントリー美術館で『織田有楽斎』の展覧会を観たあと、腹ごしらえして向かったのは同じ界隈にある国立新美術館。

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国際公募展の『美は国境を越えて 2024』に行ってきたのです。SSブロガーの曉烏英さんが出展してると記事にしていたので、有楽斎展のあとに観ようかなって思って軽い気持ちで行ってみた^^
【写真撮影OK / 展覧会は本日2月5日終了】

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国籍を問わず、墨を使ったアート作品が集まる展覧会なんだって。入場料は 70 歳以下の一般人は 500 円でした。会場に入ってびっくり。本当にいろんな国の人が墨絵を描いてる!

水墨画は東洋のものっていう固定観念があったことに気づいたわ。印象派の絵画と同じで、世界の色んな国の人が水墨画に惹かれ楽しんでもイイじゃない。そんなことに気づかせてもらえた展覧会。

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左はスペインの人の水墨画。忍者っていうのがベタでいいなあw
右は日本人の方。海中ダイビングの墨絵なんて斬新で、めっちゃ気に入りました^^

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ついついニヤニヤ眺めてしまうのは猫を描いた作品(笑)

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左上はアメリカ。このお尻メインのアングルは愛すべき猫変態さん(SSブロガーに多くいる私たちの同類)に違いない。
右上は日本。めっちゃほのぼのしていて「Kawaii」文化の猫ね^^
下の 2 作品はどちらもロシア。凜々しい猫と可愛い猫。どちらも猫への愛を感じるわ。

色の付いた墨絵シリーズで惹かれた作品。
左から、日本、ウクライナ、ロシア、日本。

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私は曉烏英さんの本名を知らないから違っているかもしれないけど、右の赤いカラスウリを描いた作品が曉烏英さんの作品かな?って思いました。ご本人のブログに「カラスウリと百舌鳥のハヤニエを描きました」と書かれていたので。
画面では小さくて分からないけど、枝に昆虫やカエルも刺さってたし(笑)

赤いカラスウリがアクセントになっていて、ずらりと並んだ作品の中でパっと目を引きました。モズの視線の先には、しっかり獲物になった昆虫(バッタかな)が。その視線もお見事でしたよー。可愛い顔して肉食の目!(笑)

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会場には中央アジアの子供たちの絵画も展示されていました。

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子供たちが気兼ねなく伸び伸びと絵を描ける、そんな世界になるといいのにね。
戦争や紛争はもううんざりよ。
全部は紹介しきれないけど、この会場内は本当にいろんな国の人たちの作品がありました。ほんと、美は国境を越えるね。

明るい気分になれる展覧会。観に行って良かったです。

帰宅後のうみちゃん。

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「おかーちゃんがもし水墨画を始めたら、うみを描いてあげるね〜」いや、やらないけどww


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サントリー美術館で有楽斎を観る [アート]

ぱっかーんな大股開きのあおくん。

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うみちゃんは床に転がっております。
フランスパンちっくなケリケリがお気に入りなのよね。行方不明だったものがソファーの下から出てきたのよ^^

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このケリケリを枕のようにして寝ることもあるうみちゃん。
この豊満ボディ、なんとかならないかしら……最近はあおのゴハンも奪ってます^^;

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さて。この日はサントリー美術館へ。
織田有楽斎の展覧会に行ってきました。

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この展覧会は 2023 年 4 月から 6 月まで京都で開催されていて、巡回で東京に来たのです。

織田有楽斎(うらくさい)は、織田信長の 13 歳年下の弟。
有楽斎は茶人としての名前で、武将としては織田長益(ながます)。

織田家の中でも重要な武将。でも激動の時代のなか本能寺の変がおこり、兄の信長は自害。そして信長の長男、信忠も自害。信忠と一緒にいた有楽斎こと長益は脱出して生き延びたの。
世間は長益を「逃げた男」と揶揄したんだそうな。

この展覧会は、当時の日記や書状などをもとに、そんな長益を別の視点から見るもの。
生き延びたからこそ織田の名は絶えることなく今に継がれた。
茶人・織田有楽斎と交流した様々な茶人、武将、高僧などの書状から垣間見える有楽斎の人となりを見ていく展覧会。

派手な展示品はないけど、有楽斎のことをもっと知りたくなる展覧会でした。
有楽斎ゆかりの寺、正伝永源院の寺宝が来てます^^

こんなふうに剃髪して「有楽斎」と名乗るようになったのは、秀吉に仕えていた頃からみたい。

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私はマンガ『へうげもの』の有楽斎の印象が強すぎて(ターバン巻いて、アクセサリーをじゃらじゃらつけてる色男(笑?)、この像になかなか馴染めずw

マンガでもわりと魅力的な人物で、惹かれるところが多いかなー。
そんなわけで、愛知県犬山市にある日本庭園有楽苑で、有楽斎が建てた茶室(国宝茶室「如庵」)を観に行ったこともあるw

この茶室「如庵」は移築されたもので、もともとは京都建仁寺の正伝院に建てられていたの。
展覧会会場では「如庵」&「書院」の 3 次元計測データを使って、ジオラマのように立体表示する 3D 展示マシン(?)も設置されてました。装置を覗き込んだとき 3D 酔いしちゃう人も居るかもしれないけど、なかなかリアルで面白かったわ。

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大坂夏の陣で壊れてしまった茶入れ。漆を使って見事に修理していて驚き。
こーゆーのを観ると、歴史で習った出来事がより身近に感じられるから好き。焼け落ちた本能寺から出土した焦げた瓦もありました。

欠けてしまった茶器を、別の素材の茶器と接ぎ合わせるその斬新さも、有楽斎のセンスなのかなーって思ったわ。

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織部焼の古田織部宛の書状では「古織様」ってあだ名で書いているあたりも、交流の深さが垣間見えて楽しかったな。

あとはこの時代の遺言状の長いこと!! 巻物になっていて、あれこれしてほしいことが書かれているんだけど、こんなにたくさんあったのねって驚き。あ、でもそれは私が庶民だからの感覚か?
お金持ちの家の遺言状なら相続争いも凄そうだから、ボリュームがあるのかもしれないねw

「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」が信長を表すことわざになっているけど、有楽斎は「鳴かぬなら生きよそのままホトトギス」なんだそうな。

自害せず、生き抜いた有楽斎にふさわしいことわざだって感じましたわ。



ランチはいつもの茅乃舎サン!
豚汁(とんじる じゃなくて、ぶたじるだよ)セット^^

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このあとは同じく六本木にある国立新美術館へ。
展覧会のハシゴをしたんだけど、その記事は週明けにしますね。

土日はブログ活動おやすみ気味なので、簡単な記事にする予定です〜。
きっとそういう記事の方が読みやすいと思っている人は多いだろうなw


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大名茶人 織田有楽斎
サントリー美術館
2024 年 1 月 31 日 ~ 3 月 24 日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2024_1/index.html


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印象派展2024!東京都美術館にて [アート]

朝、目が覚めるとうみちゃんが居ました^^

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この日は上野の東京都美術館へ。
印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』を観に行ったよ。

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今年は第 1 回印象派展から 150 周年を迎える年なんだそうな。
今回の展覧会はパリで印象派に触れた各国の画家が、その技法を自国に持ち帰り展開していった、その国々の『印象派』を見ていくというもの。

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アメリカのボストン近郊にあるウスター美術館の所蔵品が日本に来てくれました。
ウスター美術館は 1898 年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきたんだって。アメリカ印象派の画家って全然知らない! って思うだけあって、日本初公開の作品が多数来てます。私はウスター美術館そのものを知らなかったわ。

今ではあちこちの美術館で観られるモネの連作『睡蓮』を、初めて購入した美術館がウスター美術館なんだって。その当時の美術館とフランスの画廊とのやりとりの手紙も展示されていて、めちゃめちゃ興味深かったです。

見知っている『睡蓮』とはまた違った雰囲気の作品。左下の睡蓮が若干盛り上がって描かれていて目を引きました。とっても綺麗な作品だったー!

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展覧会では、アメリカの印象派画家・チャイルド・ハッサムの作品が数多くありました。
もちろん全然知らない画家さんだったんだけど、素敵な色調の作品や、ボストンの町並みを描いた作品は惹かれました。美術館とハッサムの作品購入についてのやりとり手紙も面白かったw

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同じくアメリカの画家、ジョン・シンガー・サージェントの作品。美術館関係者(誰だったかは忘れた)の依頼でその人の娘さんを描いた作品。背景に紫陽花ってのが気に入られなかったらしく未完に終わった作品なんだとか。私は素敵な作品だと思うんだけど……もしかしたら紫陽花の花言葉が気に入らなかったとか?(笑) なーんて思っちゃったw

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リンゴ園を描いた作品もとっても綺麗でした。ジョゼフ・H・グリーンウッドっていう画家さん。このリンゴの景色は現在でも観られるって、最後のフロアのビデオ上映で紹介してました^^

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他にも日本人画家の印象主義作品も多数あったのよ。
もちろん日本における西洋画の父、黒田清輝の作品も。(個人的にはこの人はあまり人柄が好きじゃない(笑))

面白いな〜って思ったのは、日本人の描く印象派チックな作品は、色彩がやっぱりどこか日本を思わせる色使いなんだよね。カラっとした空気じゃなく、湿気を含んだ日本の空気 & 四季を描いているからなのかもしれない。
そういう色彩の違いが国によってなんとなく表れるのかもしれないなーって感じながら楽しみました。

久米桂一郎や斎藤豊作の作品が良かったな。名前だけ備忘録のために書き留めておく^^

展覧会を観た後は、上野公園内でポケ活(笑)
ロケット団とのバトルをたくさんやって、リーダーから卵を回収! 時間がなくなってしまったので、外ランチはしないで駅構内でまい泉のエビかつサンドを買って帰りました。(母にビデオ電話をする約束をしてたのだ)

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夜は宅配生協のカタログを見ながら、あおと長風呂(笑)

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この展覧会は巡回します。興味があったら是非!
普段観られない作品がたくさんでしたよー^^

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵
東京都美術館
2024 年 1 月 27 日 ~ 4 月 7 日
https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_worcester.html

【巡回】
郡山市立美術館(福島) 2024 年 4 月 20 日 ~ 6 月 23 日
東京富士美術館(八王子) 2024 年 7 月 6 日 ~ 9 月 29 日
あべのハルカス美術館(大阪) 2024 年 10 月 12 日 ~ 2025 年 1 月 5 日



秋には都美に田中一村が来る〜!
めっちゃ嬉しい!!! 『アダンの海辺』にも再会できるんだわ!

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