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サントリー美術館の木米展。後期展示を楽しみました。 [アート]

16日、この日はサントリー美術館へ。
現在開催されている『木米展』の後期展示を観てきました。

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前期展示は2月に行って記事にしてます。
覚えてる人は居るかなあ?(笑)

【サントリー美術館の CM 動画 39 秒】


本名は青木八十八で、木米と名乗り、江戸時代後期の京都で活躍した人物です。
陶工にして画家である文人。

前期展示では、その作品の細かさを単眼鏡でガン見して筋肉痛になったのです。
(スクワット状態で、細かい作品を観ていたからw)
そのときの記事はコチラ → https://rongo-rongo.blog.ss-blog.jp/2023-02-11

今回は、展示替えされた書状や絵画を中心に楽しんできたので、そこまでスクワットはしないで済んだわ(笑)
文人って、ギスギスしてなくて飄々としたイメージもあるかなあ〜。
絵画も筆遣いが伸びやかで自由で、楽しんで描いたんだろうなって思える。見ているこちらまでなんだか楽しい気分になるものが多かったです。

詳しい(?)展覧会記事は、前回のを見てくださいなw
一時間くらい作品を楽しんで、お昼を食べて帰宅。茅乃舎の豚汁です。

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最寄り駅に到着して、チャリで家の周りの公園へ。
14日に東京ではソメイヨシノの開花宣言。
うちの界隈はどうかなー?

15日にパチリしたソメイヨシノ。

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16日にパチリしたソメイヨシノ。すこし膨らんできた?

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咲いているところもあったけど、まだ一分咲くらいかな。
でも桜の木の下に立つと、ふんわりと桜の香り(桜餅の香りw)がしてます。まだ満開じゃないのに香るんだね。鼻は良いのよ、私w

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週末にはもうちょっと咲いて、近所のソメイヨシノの桜並木は綺麗になるかもしれないな。
それよりも、今盛りなのはコチラ!!

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これらの花は、どっちもユキヤナギなんだろうか?
ちょっと形が違う気がするのよね。

これらの花も前を通るとフンワリと香ります。どっちの花が香ってるのかなあ?
柔らかい香りで癒されるわ^^


*****
没後 190 年 木米
サントリー美術館
2023 年 2 月 8 日〜 3 月 26 日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2023_1/



今日は2ニャンのワクチン接種に行く予定だったんだけど、雨の予報。
来週に延期しようかな〜。


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#恐竜博2023 にワクワク!安定の面白さ^^ [アート]

3 月 14 日から上野の科博で始まった恐竜博2023!!
https://dino2023.exhibit.jp/

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初日に行って参りました。
9 時の OPEN と同時に行ったんだけど、やっぱり恐竜展は人気だね。子供はもちろんのこと、10代〜20代の若者、そして働き盛りの年代は居なかったけど、年配の方も来ておりました!(笑)

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今回の目玉は「ズール・クルリヴァスタトル」という恐竜です。
1個体で頭骨から尾の棍棒まで発見された初めてのアンキロサウルス類で、後期白亜紀を生きたんだって。日本初上陸のトゲトゲ恐竜なのです。

今回のブログは写真多め・文章長めです。お時間のあるときにでもどうぞ。

まずは初期の頃の恐竜から見ていこう〜。
今から約2億3000万年前。後期三畳紀。
全長1mくらいの肉食の爬虫類が二足歩行でつま先立ちになったのが恐竜の始まり。

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初期の恐竜は肉食からスタートしたんだね。みんなするどい歯があるわ^^
そののち、竜脚類と鳥盤類が植物食になっていったことによって、恐竜のなかで「食うモノ」「食われるモノ」「攻めるモノ」「守るモノ」って関係が誕生したんだそうな。

守り側の鳥盤類、スケリドサウルス。前期ジュラ紀の化石。
なかなか優しそうなお顔をしていたわ^^

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他の守りの鎧をまとった恐竜を見て行き、現代のアルマジロの構造を楽しみ……そして主役のトゲトゲ恐竜、ズールの登場です!
頭骨からしてめっちゃ硬そう!!

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ちなみに頭骨は実物。体の内部(腹側)を下から見上げたものはレプリカ。鎧のある外側(体骨格)が実物展示となっていました。
こっちが実物!

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縮小しちゃったので、体骨格のトゲトゲが分かりづらいね。ゴメンナサイ(ブログの容量の都合です)。実際の会場で楽しんでほしい^^
尾には強力な腱の束があるのが分かったよ。これだけの腱があれば棍棒のような尾をブンブン振っても大丈夫だね。

こちらの頭骨は復元。ゴツゴツ具合が良く分かる。
そして目の部分がなんだか優しそうだなあ。爬虫類チックなお顔立ち^^

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こんな姿をしていたと想像されてます。

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このトゲトゲ鎧のズールと、ゴルゴサウルスの戦いの様子を骨格展示していましたよー。
かなりの迫力でした!後期白亜紀の生き物たちの一場面。

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襲いかかるゴルゴサウルス、防御のズール!

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トゲトゲがあって噛みつけないゴルゴサウルス!

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そこにズールの棍棒のような尻尾攻撃っ!!

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ズールの名前「ズール・クルリヴァスタトル」の、クルリヴァスタトルって言うのは「脛の破壊者」っていう意味なんだって。実際に脛を骨折したゴルゴサウルスの化石も発見されているそうな。
この棍棒で殴られたら骨折するよね^^;



さてさて。恐竜博ですので、ちゃんと王者ティラノサウルスも展示されてます!
会場に居た子供たちも「ティラノサウルスだー! でかーーーい!」と大喜び。

北半球における生態系の頂点に君臨したティラノサウルス。今回の展示では、実物を含む全身組立骨格(愛称:タイソン)が展示されてました。

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NHKの某番組で見たんだけど、実物の骨を使った骨格標本はワイヤーが骨の中を通ってなくて、外に剥き出し状態なんだよ。大事な骨の化石を守るためにね^^
このティラノサウルスも、ちょっと分かりづらいだろうけど黒くて太いワイヤーがたくさん見えてるのだ。

この隣にレプリカも展示されていたんだけど、そっちはワイヤーが中を通っているので見た目はすごく綺麗な恐竜骨格でしたよー。

このあとは南半球で生きた獣脚類の展示を観たよ。
(ティラノサウルスは南半球には進出しなかったのだ。南半球の生態系の頂点はメガラプトル類の可能性大というのが最新の研究情報)

最後に恐竜の絶滅を見て……あれ? カワセミが出てきてるよ。
なんで?
知らなかったんだけどカワセミって地中に巣穴を作るんだね。

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大量絶滅を招いた隕石衝突。それによって森林が地球上で激減して、樹の上で暮らす生き物たちは生きづらくなったわけだ。

「地中に営巣する鳥類が絶滅を免れるのに有利になったことは想像出来るが、鳥類の地中の巣穴化石はまだ発見されていない」んだそうな。カワセミも遡れば大量絶滅を逃れることができた種のひとつなんだねえ。

恐竜たちが絶滅したのは、約6600万年前の「第5の大量絶滅」
そして今は人間によって他の生物がどんどん絶滅していく「第6の大量絶滅」時代。

地球は人間だけのものじゃない。
戦争していろんなところ破壊したり、弾道ミサイル発射して海に落下させて、ますます他の生物を生きづらくしている場合じゃないのよ。
地球の生態系が崩れたら人間は生きていけないんだから。

たっぷり楽しんだ恐竜博、面白かったです!
これは春休みは混雑するだろうなあ ^m^



お楽しみのショップグッズ!
図録はもちろん買ってきて、狙っていた恐竜人物戯画ハンカチもゲット出来ました!
あとね、豆皿もあったから全種類買って来ちゃったよww

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おまけ画像は、常設展から。
kontenten さんオススメ(?)の、日本で初めてのファックスも見てきたよ^^
ランチはビビンバ丼!

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******
恐竜博2023
国立科学博物館
2023年3月14日〜6月18日
https://dino2023.exhibit.jp/


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トーハク:コレクションの探求 はにわ展から50年 [アート]

昨日の記事の続きです。
トーハクでの特別展、東福寺展を観たあとはランチタイム。東洋館のレストランで食べた海鮮丼。

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食後はまた平成館に戻ります。
企画展示室で『創立150年記念特集 コレクションの探求 はにわ展から50年』という企画展示があったのだ。

1973 年に『はにわ展』が開催されて 50 年。
この 50 年で、はにわに関する調査研究は格段に進んだみたい。埴輪というと考古学ってイメージだけど、最近は美術史の観点からも高い評価を得ているんだね。分かる気がする!

猪形埴輪。
地名表記を改めて、犬の埴輪とセットになって展示されていました。

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隣に展示されていた犬形埴輪。

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見比べると、猪は確かに鼻が上を向いてる。
そして犬は口に……おお、舌が出ているじゃない!(笑)
芸が細かいぞ、埴輪を作った6世紀の職人さん!! 確かにワンコは舌出すもんね^^

それから猪の尻尾はこんな感じ。

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一方、犬の埴輪の尻尾はクルリンと巻き尾。

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縄文時代の頃の犬は尻尾が巻いてなかったんだけど、人間に飼い慣らされるようになって巻き尾になったって聞いたことがあるよ。(日本犬の場合です)
古墳時代は既に丸まってるんだね。人間とスッカリ仲良しだったのか!^^

この埴輪を観ていて思ったこと。犬と猫の祖先はもともと同じで「ミアキス」っていう生き物。
森林で生きたミアキスは猫に、草原に移動したミアキスは犬になったのよね。西表島に居る山猫は別として、本土にもともと猫は居なかったでしょ。でも犬はこんな昔から居たのね。なんで本土に猫は居なかったのかなーって疑問に思っちゃった。生息しづらい環境だったんだろうか? 日本本土にも森林はいっぱいあるのにね。

猫科の生き物にとって、大陸続きだった頃に日本(その頃は日本列島じゃないけどw)に移動するのは無理があったのかな?
考えてみれば平原(and 雪原)移動ってイメージだもんなww



日本画コーナーでは下村観山の「春雨」が展示されてました。
顔が隠れてるところがポイント高い!^^
美人さんに見えますよ(笑)

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小林永濯の「美人愛猫」
うーん、正直美人には見えないww 個人的見解です。
人間の顔を隠して猫の顔が出ていたら良かったか?(笑)

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でもとっても微笑ましい作品でパチリしてきちゃった♪

この日は東福寺展で張り切りすぎたので、本館2Fの作品を観てくることを忘れちゃったよw
まあ、年パスがあるのでまた遊びに行きます^^


*** おまけ ***

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上野公園で見つけた紫色の実。
なんの実なのかなー。可愛かったよ^^


※ 本日、科博の恐竜博に出掛けるのでブログ活動はお休みします^^


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面白かった東福寺展。虎関サンに惚れた。 [アート]

3月9日は、トーハクで開催されている『東福寺展』へ。

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今回の展覧会は予約制じゃないです。
9時半に入りました。混雑してなくてゆったり鑑賞できましたわ^^

京都の東福寺、まだ訪れたことはないのです。
行きたいお寺リストには入っているんだけど、まだ縁がなかったので今回でご縁が結ばれたかな?
ちょうど行った日は、入場時に「五百羅漢図」のホログラムステッカーがもらえたよ。ラッキー^^

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さてさて、東福寺。
日本から中国に渡って禅を学んだ「円爾(えんに)」さんが創建した禅寺。
東福寺の名前は、奈良の東大寺と興福寺になぞらえて一字ずつとったことに由来するそうな。
肖像画は晩年の姿が多いけど、若い頃のもあって、私の勝手なイメージは「若い頃の小林薫」だったw

今回の展覧会では、応仁の乱による戦火を免がれた貴重なお宝がどどーんと展示されてます。
東福寺の歴史も分かるし、修理後初公開となる「五百羅漢図」を楽しむことが出来るよ。

撮影 OK コーナーは、秋の紅葉シーズンの通天橋。
こんな風景なんだねえ^^

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それから東福寺の旧本尊の一部が写真撮影 OK でした。
鎌倉時代の釈迦如来坐像。7.5m の高さがあったみたい。明治14年の火災で焼失してしまったんだって。手の大きさ、人が写り込むように撮ったので巨大だったことが分かるかな?

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今回の展覧会で惚れた人物が二人居ます。
一人は、東福寺を創建した円爾さんの孫弟子にあたる「虎関師錬(こかん しれん)」さん。
肖像画があったんだけど、なかなかスッキリ顔の知的なお方♪♪

漢詩文や書にも優れた当代きっての学僧だったみたい。
そんな彼が書いたコチラの作品が私の心を鷲づかみよ!

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ポストカードとスタンプを買ってきちゃったww
解説には、『これは何かと問いかけているようだ。文字や絵か、座した虎か怪物か、はたまた座禅する虎関自身の肖像か』と書かれています。

みなさんは何に見えますか?
私はね、今週恐竜博に行くので、恐竜の頭(しかも骨)に見えちゃった(笑)
恐竜の頭と猿の体と虎の尻尾を持った新種!ww



そして、惚れた人物二人目は「五百羅漢図」を描いた伝説の絵仏師「吉山明兆(みんちょう)」さん!
東福寺を拠点に活躍した絵仏師なんだって。
全然知らない人だったけど、江戸時代までは雪舟と並び称される人物だったそうな。

涅槃図に初めて猫を描いた人って言われてるみたいだけど、実際は違うらしいw
ポストカードを買ってきたのでパチリ。(この作品自体は明兆さん筆では無いよ)
猫を観ながら涅槃図に描き込んでいる明兆が居ます^^

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明兆の描く作品は、筆遣いに優美さも感じて引き込まれました。

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ダイナミックに描かれた作品もたくさんあったよ。

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そしてなんと言っても素晴らしかったのが、明兆さんの描いた「五百羅漢図」です。
羅漢さんたちが地獄巡り(?)をしている作品もめちゃめちゃ楽しかったです。
その作品の横に、漫画による解説が付いてるものがあったんだけど、それを読むとどういう場面を描いたものなのかが分かって面白かったな。

水墨と極彩色の世界に引き込まれました。
修復(なんと14年の歳月!)後の初公開。ホントに綺麗だったよー。
この「五百羅漢図」は、東福寺に45幅、東京の根津美術館に2幅が現存してるんだって。

仏像ももちろんいろいろ来ておりました。
運慶派の人が作った像はすぐに分かるねw

釈迦のお弟子さんの迦葉・阿難像。迦葉はお爺ちゃん姿で、阿難は若々しい姿。
阿難の爪が伸びていて、かなり細かいところまで彫り込んでるなぁ〜って感心しちゃいました。羅漢図でもみんな爪はけっこう伸びてるんだよね。

見応えのある展覧会。
一巡した時点ですでに2時間経過してました (笑)
そのあと気に入った作品のところに戻って堪能したので、かなりの時間楽しんじゃったw

お昼を敷地内で食べてから、今度は常設展を楽しんで
それから上野公園でちょっとだけポケ活^^

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9日時点のソメイヨシノはこんな感じ。
まだ咲いてなかったわ^^

明日は常設展の写真をいくつか UP します。

*****
特別展『東福寺』
東京国立博物館
2023年3月7日〜5月7日
https://tofukuji2023.jp/index.html

【巡回】
京都国立博物館
2023年10月7日〜12月3日



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はしもとみお木彫展〜時をかけるケモノたち、可愛かった! [アート]

昨日の記事の続きです。
三菱一号館美術館で展覧会を観たあとは、お昼ご飯を食べてから別の展覧会へ。
この日は食べるものは決めていたからね。東京駅丸の内側にある KITTE 地下 1F へ GO!!

出光美術館に来たとき見つけた阿吽。いつもは浅草の阿吽で食べるけど
今日は KITTE で食べるよ〜。これまたいつも通り 4 辛 5 痺でお願いしたよ。

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……う〜ん、浅草阿吽のほうが美味しいぞ。
ここの方がお客さんが多いから? 麺の湯切りが甘い気がする。たまたまなのか、いつもなのか知らないけど、いつもなんだとしたら此処ではもう食べないぞぃ。

ちょっと残念な気分になったけど気を取り直して銀座を目指します^^
溺愛さんがブログで紹介していた『はしもとみお 木彫展〜時をかけるケモノたち』を観るのだ。
スマホの Google Map で自分の歩いている方向を確認しながらテクテク歩く。

あ、あれだな!
ギンザタナカ 銀座本店!

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入口を見てビビる。
田中貴金属なのは知っていたけど、思いっきり店舗なんだもん。キラキラ貴金属で入るのに躊躇して、違う入口がないかビルを一周しちゃった(笑)

結局入口は此処しかないことが分かったので勇気を出して店内に。
「木彫展を見に来たんですけど」って言うと、エレベーターまで案内してくれました。場違いなところに来ちゃった〜^^; まだ足の小指の打撲が完治してないからスニーカーだしww

5F の展示フロアは癒やしの空間でした^^

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動物木彫り作家のはしもとみおさん。
三重県北部の古民家がアトリエなんだって。そこで作品を作っているのか〜。
ここでは写真撮影OK、動画もOK、そして作品に触れるのもOK!

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そっと触れて木のぬくもりを楽しむ。
猫の背中、猫のお尻、ニマニマして写真を撮る(笑)

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うみちゃんみたいなお腹をした子を見て和む。

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シャー!

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じぃぃぃーーー

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観察中。脳内ではいろんな考えが渦巻いてるに違いない!

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それはなんにゃ?
次の瞬間、手が出るねw

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いやー、ほんっと表情豊か。
傍に居て飽きませんw

ワンちゃんとは暮らしたことがないので……こういうポーズの時はどんな気持ちなのかな。
でも楽しそう^^

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ワオキツネザル。
ぴょんぴょん跳ねて移動中の場面かしら?

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ミニチュアもありました。
これがまた素敵なの。アトリエを忠実に再現したものなんだって!!

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すっかり癒されましたわ^^
帰りはまたテクテク東京駅まで戻ってきて、そこから JR で帰りました。

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*****
はしもとみお 木彫展〜時をかけるケモノたち
ギンザタナカ 銀座本店
2023年2月3日 〜 2023年3月19日
https://www.ginzatanaka.co.jp/news/1875
https://miohashimoto.com/exhibition/2011/



そして今日も展覧会に出掛けてきます!
上野のトーハク、東福寺展^^


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三菱一号館美術館 の 芳幾・芳年展、これはオススメ! [アート]

3月7日は三菱一号館美術館で開催中の『芳幾・芳年 ―国芳門下の2大ライバル』展を観に行ってきました。

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幕末を代表する浮世絵師、歌川国芳のもとで共に腕を磨いた二人の絵師。
歌川(落合)芳幾と、月岡(大蘇)芳年。
今回の展覧会は、幕末という浮世絵衰退の時代にあらがうべく、彼らがどのように闘ったのかを見て行く展覧会です。ふたりのお師匠さん、歌川国芳の作品もたくさん展示されてました (^ω^*

そして三菱一号館美術館はこの展覧会をもって長期休館(設備入替および建物メンテナンス)になってしまうので、今の美術館を観る最後の機会になるよ〜!



さてさて。この二人の絵師、公式サイトでの見解はこんな感じになっております。

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判定は引き分け。
私も月岡芳年は「最後の浮世絵師」として知っていて、展覧会も何度か観に行ったことがある。でもね、落合芳幾は全然知らなかったよ(笑)

今回、写真撮影OKのフロアがいくつかあって、気に入った作品をパチリしてきたんだけど、家に帰って見てみたら、殆どが月岡芳年だったww
というわけで、私の判定では月岡芳年の勝利になるのかな?

人生半ばの30歳前後で明治維新を迎えた二人。
各人の特徴としては、芳幾は発起人として関わった「東京日々新聞」(毎日新聞の前身)の新聞錦絵を描くようになるんだって。
一方、芳年は国芳から継承した武者絵を展開し、歴史的主題の浮世絵を開拓していったそうな。
浮世絵にこだわったのは月岡芳年なんだね。

以下、パチリしてきた写真を載せていきます。
月岡芳年のこの緻密で繊細な線がお気に入り。今まで見て来た月岡芳年の展覧会だと、血みどろ系が多かったんだけど、今回は血みどろはそこまで多くなかったよ。

笛の名手・藤原保昌が月夜に笛を奏でるシーン。
盗賊が狙うけどあまりにも隙の無い保昌に、とうとう襲うことが出来なかったというオハナシ。めちゃめちゃ澄んだ笛の音が響いていそうで大好きな作品。

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【藤原保昌月下弄笛図:月岡芳年】

こちらは、源頼朝の家臣に親を殺された曽我十郎・五郎兄弟が頼朝の寝屋まで近づくシーン。
「鎌倉殿の13人」でもそんなエピソードがあったので覚えてる人も多いかな?
暗殺は失敗に終わるんだけど、寝屋に踏み込んで失敗を悟った二人の様子が雨の効果もあって臨場感たっぷりだな〜って思いました。

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【曽我五郎時宗 五所五郎丸:月岡芳年】

平将門を描いたこの作品は、馬上から敵を斬りつけた将門が今まさに伐たれようとしているシーン。
写真ではよく見えないんだけど、将門の顔に飛んできている矢が無情過ぎる!!
この次の瞬間、将門は命を落とすんだね。

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【相模次郎平将門:月岡芳年】


こちらは落合芳幾が描いた虎の見世物札。
描かれたのが慶応2年(1866)なので、この頃に生きた虎が日本に来たのかなあ? ちゃんと姿が虎だね!w

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明治に入って「東京日々新聞」の錦絵を描いた芳幾の作品もパチリ出来ました。
二人の子どもを亡くして死んでしまった母が幽霊になって現れたという記事。文明開化の今日、あり得ない話だとして、虚説を伝える戒めの記事なんだそうな。

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【東京日々新聞101号:落合芳幾】

明治になったとたん幽霊を否定されて寂しいわ(笑)(笑)
芳年が描いた全生庵所蔵の幽霊画は、何度も見てるのですぐに分かったw



それから、山田風太郎原作の【警視庁草紙】、知らなかったんだけど漫画になっていたんだね。この展覧会と漫画がコラボして、同時代に生きた芳幾と芳年を絡めた異聞が週刊モーニングで連載になったんだって。

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東直輝さんの生原稿!
こういうの見ると興奮するww

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漫画は 2/22 発売分から 3 週にわたっての連載とのこと。
Kindle 版が販売されてたから、3 週だけ買おうかしらww

他にもたくさん写真は撮ってきたのですが、記事も長くなったのでこのへんで^^
気になる人は是非是非、実物を見てください。
見応えタップリです。まじで!!

そしてしばらくお別れの三菱一号館美術館。館内の様子もたっぷり堪能してほしいです。

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*****
芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル
三菱一号館美術館
2023年2023年2月25日 〜 4月9日
https://mimt.jp/ex/yoshiyoshi/


この日は展覧会ハシゴにつき、ランチ写真は次回です!



モーニング 2023年13号 [2023年2月22日発売] [雑誌]

モーニング 2023年13号 [2023年2月22日発売] [雑誌]

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2023/02/22
  • メディア: Kindle版



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恐竜博のグッズ [アート]

3 月 14 日から上野の科博で始まる恐竜博2023!!
https://dino2023.exhibit.jp/

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日時指定なのでチケットを買おうと公式サイトに行って、ついでにグッズはどんなのがあるのかな〜って見てみたら……

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うわーーー!!
これは絶対買っちゃうよ!

京都・高山寺に伝わる国宝絵巻「鳥獣人物戯画」をモチーフに創作した「恐竜人物戯画」のオリジナルグッズだって(笑)
こういうのに弱いww



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出光美術館:江戸絵画の華の第二部に行ってきた [アート]

『江戸絵画の華』展の第二部が始まったので、出光美術館に行ってきました。

第一部は伊藤若冲を楽しみましたが、今回は『京都画壇と江戸琳派』ということで、円山応挙やそのお弟子さんたち、それから江戸琳派の酒井抱一 & 鈴木其一とそのお弟子さんの作品を楽しむよ。

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円山応挙は江戸時代中期〜後期に活躍した絵師です。
幽霊画で足の無い幽霊を描き始めたのはこの人(笑)

写生にもとづいた画風によって日本絵画の歴史に革命を起こした人でもあるんだけど、可愛いワンちゃんの絵なんかもあるのよね^^
風景画はとても緻密ながらも、余白の美もあって引き込まれる。

虎さんは、なかなか凜々しいんだよ。ポストカードをパチリです。

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実物を是非観てほしいくらい、本当に毛の一本一本まで細かく描いていて溜息ものよ!

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むにゃ毛から足にかけてはこんな感じ。
毛もあちこちを向いていて、その細かさに唸る!

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このフロアにはいろいろな絵師が描いた虎図が展示されてました。
岸駒の描いた『双虎図』は、虎の顔がホントに虎っぽくてビックリでした。この当時、日本に虎は居ないのでモデルは猫(笑)
そんななか、ここまでリアルな虎の顔が描けるのは凄いなって思ったら、どうやら虎の頭蓋骨を手に入れて、そこに毛皮をかぶせて描いたんだって。そりゃすごい!

山口素絢の『美人狗児図』は、ワンコが着物の裾にじゃれついて、着物がはだけている女性を描いた作品。この写真はロビーにあったパネルをパチリしたので構図は変だけど気にしないでね(笑)

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女性の「もぅ、しょうがないわねー。いたずらっこ!」なんてワンコに言っていそうな、それでいて色気がある表情が素敵でしたわ。

さてさて、お次は江戸琳派。
酒井抱一の『十二か月花鳥図』が展示されてます。この作品はもともと出光美術館が持っていたよね? って思ったら、別の『十二か月花鳥図』を今回プライスコレクションから購入したみたい。
というわけで、展示されていたのは新所蔵品の『十二か月花鳥図』でした^^
たらしこみ技法で描かれた幹や石にうっとり♪

鈴木其一の作品で今回印象に残ったのは『月下時鳥図』かな。
鳥が何の鳥なのかは分からなかったんだけど、月夜の中黒い雲から出てきたような構図の一羽の鳥。目がぎょろりと大きくて、どっちかというと怖い印象。不穏な世界からやってきたのか、この世を不穏にするのか、そんな印象があって惹かれたわww
(鬼滅の刃で、なんとかカラスが鬼殺隊員に伝令しに来たようにも見えたw)

お気に入りの1枚はポストカードを買ってきました。
鈴木其一の『狐の嫁入り図』

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とても幻想的で、霧の中を歩いていたらふらりとこんな世界に入り込んじゃいそう〜って思える作品。全体を観たり、単眼鏡で細かいところを観たりして楽しみました^^

第一部の伊藤若冲作品のインパクトには負けちゃうけど、第二部もかなり素敵な展覧会だったわ!
今回出光美術館のものになったこれらの作品。これからは何度も観る機会が出来るだろうし、全国の美術館に貸し出してほしいな〜って思いました♪

展覧会後は一風堂の「白丸元味」の野菜ラーメン。

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ホントは地上を歩いてお店を探そうと思ったんだけど、花粉が酷くて無理!
地下に潜り込んで見つけたお店に入りました。

地下街を通って東京駅方面に向かったら…… KITTE に阿吽が入ってる〜〜!
ぎゃ〜!こっちを食べれば良かった〜!

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来週は三菱一号館美術館で展覧会を観るので、そのときは阿吽の担担麵を食べようと決めました(笑)

****
江戸絵画の華
〈第1部〉若冲と江戸絵画 2023年1月7日〜2月12日
〈第2部〉京都画壇と江戸琳派 2023年2月21日〜3月26日
出光美術館
http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/

****

昨日は歯のインプラントかブリッジか、いろいろなコメントありがとうございました。
相方クンもお礼を言っておりました。
もう少し考えてみるそうです^^


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作品点数が半端なかったヒグチユウコ展 [アート]

東京ロビンで昼飲みをする日、午前中は六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の『ヒグチユウコ』展に行ってきました。

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画家であり絵本作家のヒグチユウコ。
猫ちゃんのイラストがインスタ猫仲間では有名かなあ。いろんな雑貨にもなってるので目にはしてるんだけど、実際の作品を観るのは今回が初めて。人気作家さんなので混雑してるのは覚悟!

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予約制で 10 時の回をゲットしました。
エレベーターで 52 階に上がったのが 10 時 10 分頃。入口混雑のためちょっと規制が入っていて、会場内に入れたのは 10 時半近く。

入口が混雑するのはどの展覧会でも普通のこと。所狭しと飾られた作品前に行列が出来てます。
せっかく早い時間に来たんだから、このエリアは軽く流す程度にして、人がまばらな奥の方のエリアから堪能しないとね♪

ルネサンス期の画家でヒエロニムス・ボスって人が居るの。
https://www.artpedia.asia/hieronymus-bosch/ (こんな作品を描く人)
この人の描く風変わりな作品が好きなんだけど、そんな感じの作品をモチーフに登場人物を猫にした作品が展示されていて釘付け!(笑)
うわーーーー!好きな世界だ〜〜〜!って単眼鏡でマジマジ眺めて楽しむ(笑)

緻密で繊細なタッチと、少しグロい世界。
大好物です!ww
そしてヒグチユウコ流ブイズ(ポケモンに出てくるキャラたちです)作品には笑ったw



一部写真撮影が OK と入口で説明されたので、数点をパチリ出来るんだと思っていたら、後半のエリアはずっと撮影 OK でした。(ただし、スマホや携帯などでの簡易撮影のみ。一眼レフのようなカメラは著作権の都合で NG)

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この人の線は好きだな〜。
あ、写真は 1 点撮りは NG で、必ず数点作品が写るように撮影してくださいとのことだったので、こんなアングルになってます^^;

猫などのイラストで、100% 可愛らしいだけのものは惹かれないの。
ちょっと何処かに「グロさ」や「毒」を持ってるのが好き^^
次の画像 ↓ 左上の、タコの足、蛇の手を持った猫。ギュスターヴくんという名前らしい。この子が可愛くて惚れました(笑)

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絵本もあったので、後日図書館で予約しちゃったわw

こっちの左側の子はアノマロカリスを抱えてるー!
かーわーいーいー!

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こういうシュールな作品も素敵でマジマジ見ちゃう。

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伊藤若冲の鶏さんとコラボ(?)したギュスターヴくんも可愛かったの。
この掛け軸欲しいよ〜ww

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風神雷神も猫!

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怪しげで美しいトルソーも並んでました。一番右のトルソーの肩にはギュスターヴくんが乗っていてニヤニヤww

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グッチとのコラボ、鞄と子供服。

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十二星座それぞれをモチーフにした作品も美しかったです。
私は乙女座なので Virgo をパチリ。

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一通り観たあと、スルーしていた入口付近に戻りました。
そしたら案外空いていてちゃんと作品を観ることができたわ^^

とにかく細かい作品も多いので単眼鏡はあったほうがイイかな。
展示数 1,500 点と半端ないので、まじで堪能したい人は早めの回を予約して時間をたっぷり取って楽しんで下さいな♪

会場を出たのが 12 時過ぎ。
ショップでギュスターヴくんのマスコットがあったら欲しい!って思ったんだけど売ってませんでした。。。ポストカードと今回の図録を兼ねた作品集を買って美術館を出ました。

そして日比谷線に乗って恵比寿へ。
東京ロビンで昼飲みだよー!
その記事は週明けにしますね^^

この土日はポケモンGOのイベント参加でブログ活動はお休み予定です。


*****
ヒグチユウコ展
森アーツセンターギャラリー
2023年2月3日〜4月10日
https://higuchiyuko-circus.jp/


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サントリー美術館の「木米」面白かったし筋肉痛! [アート]

昨日は雪になった東京。
うちの界隈は可愛らしい程度の降り方だったかな? マンション前のツツジの葉っぱがこんな感じ^^

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15時頃にはもう雨になってました。ベランダから家の前の公園を見たけど積雪はなし。ちょっと残念(笑)



昨日の記事の続きです。
都美でシーレ展を観たあとは六本木のサントリー美術館へ。
現在開催中の『没後190年 木米』展へ行きました。

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木米という人物、全く知らなかったです。
「もくべい」と言って、江戸時代後期の京都を代表する陶工なんだって。そして画家でもあるんだそうな。絵画は 50 代後半から精力的に取り組んだみたい。

この絵は田能村竹田という人が描いた木米だって。
文人らしい雰囲気が出ているなあ。(文人=江戸から明治時代にかけて中国の詩書画などの教養を身につけた人)

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煎茶を飲むのが好きだったみたいで、きっと目の前にあるのは自分で作った炉と急須に違いない。

サントリー美術館は年パスを持ってるので観に行ったけど、もしそうじゃなかったら知らない人だし……って思って行かなかったかもしれない。でも行って良かったです。まじで凄い!!
後期展示も行くぞって思ったもんww

10 代の頃に近所に住んでいた儒学者 & 画家のところに出入りして篆刻を習ったり古器物の鑑賞をしてたみたい。そして陶業も始めるんだけど、窯が爆発するという事故にあって耳を悪くしちゃったそうな。聴力を補うかのように読書をしていくなかで、陶磁器の専門書に出逢い、やっぱりこれが自分の進む道だと 30 代に心に決めたんだそうな。

とにかくね、物作りに対するこだわりが半端ないって思いました。
今回の展覧会は個人蔵が大半を占めてる印象で、撮影は NG だったから写真がないんだけど、茶碗もいつまでも眺めていたくなるくらい色彩が綺麗で模様が細かいの。菊の花をあしらった茶碗や七宝文茶碗はうっとり。

チラシの写真をパチリしてみた。
この茶碗も赤色がとっても綺麗だったんだよー。

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今回の展覧会、単眼鏡は必須です。
細かいところまで見ると、溜息が出るくらいすごいことが分かります。他のお客さんも「はー」「すげー」って感心してる人が多かったww

そしてより細かいところを見ようとすると屈む姿勢が増える。
前傾になるよりもスクワット状態で真正面から作品を観たかったので、足をぷるぷるさせながら頑張ったわ。この展覧会場では殆どスクワットをしながら鑑賞してた気がする(笑)
翌日足とお尻が筋肉痛でしたww まさか美術館で筋肉痛とはw

私だったら日本酒を飲むお猪口だなって思うようなサイズの茶碗の表面に、びっちり漢詩を書いていてこれにはビックリ。どうやってこんな文字を書けたんだって思っちゃう。
耳なし芳一に書かれたお経を思い出しちゃったよ。(実際に見たことはないけどw)

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炉にも詩文が刻まれていて、単眼鏡でまじまじ見て溜息ですわ。

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チラシの写真なので色味が全く再現出来ていない。。。これらの炉のいくつかは本当はとっても柔らかい風合いで、優しい炎の色のグラデーションがついてるの。中に火をともしたら、炉全体がほっこりあたたかい気分にさせてくれるんだろうなって想像しました。

50 代からの絵画も凄かった。気持ち良く描いているなーっていうのが伝わってきます。これも単眼鏡があるとより楽しめると思う^^

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木米は為書き(誰かのために作成したもの)が多かったみたい。
お礼の書にさらりと絵を描き添えてるものもあって、こういうのいいなーって思ったわ。昔は私もお手紙に必ずイラストを描いていたなーって思い出しました。

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今回の展覧会は絵画もかなりあって、出品リストを見ると後期展示にもいろいろ出てくるようなのでもう一回行こう!
なにせ個人蔵が多いから、このチャンスは逃さないわ^^


展覧会場の最後のほうに撮影コーナーがありました。
美術館の円柱に、木米の作品を再現したものが貼られて(?)いたよ。

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これも確か炉か何かの彫りで、ほんとはすごく小さかったので単眼鏡でガン見したのよ。ここまで大きくなってると見やすい(笑)

木米、いい人を知ることが出来ました。
木米亡き後、息子さんが木米の友人達に充てたお手紙もね、ほろりとしたよ。


*****
没後 190 年 木米
サントリー美術館
2023 年 2 月 8 日〜 3 月 26 日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2023_1/



サントリー美術館の動画も貼り付けておきます。CM 39 秒。
興味があったら観てね^^


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