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「三井家が伝えた名品・優品」第2部に行ってきました [アート]

あお&うみのブラッシングで出た毛を丸めて作った毛玉ボール。
何年も前のものだけど、あおはいまだにお気に入り。転がして遊ぶよw

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公園に咲いているサルスベリの花は鮮やかな色です。

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大きな蜂が蜜を集めてた^^
写真には写ってないけど(笑)

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最近はカブトムシのケースを掃除したあと、5時半少し前に散歩に出掛けて、買い物があるときは6時開店のスーパーでお買い物。太陽がじりじりする前に帰宅して、洗濯。そのあとは家に引きこもりというスタイルです(笑)

でもこの日は日中に出掛けました。あおくんのシニア健診の結果を聞きに行った日、そのあとは三井記念美術館に行ってきたの。「三井家が伝えた名品・優品」の第2部だよ。

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第1部は東洋の古美術だったけど、第2部は日本の古美術です。三井記念美術館が所蔵している選りすぐりの作品を展示してます。本来は東京オリンピック開催にあわせて「おもてなし」を目的にした展覧会だったのでした。

最初のフロアは茶道具。国宝の志野茶碗・銘卯花墻(うのはながき)にもまた会えました^^
国宝の和物茶碗は、この銘卯花墻と、本阿弥光悦の白楽茶碗・銘不二山(サンリツ服部美術館蔵)の2椀しかないんだよ。

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本阿弥光悦の黒楽茶碗・銘雨雲も惹かれる作品でした。ほんとうにね、黒い雲から雨が降っているかのような模様だったの。

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絵画のフロアでは、円山応挙の作品が6品ほどずらり^^
国宝の雪松図屏風もいつもはお正月に見ることができる作品だけど、この夏に見られた!

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書跡・工芸のフロアでは、月宮殿蒔絵水晶台に惹かれましたよー。
水晶を飾るためだけに創案された台なんだよ。天板に置いた水晶を月に見立てるんだそうな。天板には雲が描かれ、下段には月宮殿が描かれているの。三井鉱山で採れた鉱石をあしらった装飾が施されていて、溜息が出る美しさ。なんて贅沢な水晶台!!

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そのほか、藤原定家が書いた国宝・熊野御幸記も興味深かったです。
後鳥羽上皇の熊野参詣に随行した藤原定家が書いた記録巻物。途中で紙が足りなくなって、巻物の裏にも書いているみたい。天気までちゃんと記載していて、なんだかその日の情景が浮かぶようでリアルだったわ^^ (いや、文字は読めないけどww)

明治時代に活躍した安藤緑山の超絶技巧の置物や能面、太刀なども展示されていて、もし東京オリンピックが開催されていて、外国人が多く来日していたら絶対喜ぶ展覧会になっただろうなーって、しみじみ思いましたわ。残念だったよね。

さて。展覧会後のランチ。
暑かったのであまりウロウロしたくないから、美術館内のカフェで食べちゃう。お客さんは誰も居なくて貸し切り状態だった^^;

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穴子めし御膳をいただきました^^
美味しかった!
食後はそのまま地下鉄に乗って帰ってきたよ〜〜〜

【覚書】
古筆手鑑・・・古筆切を集めてアルバムのように貼ったもの。
古人の能書きを楽しんで手本とするもの。大名家の婚礼道具として作られた。
(小野道風筆や本阿弥切)


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『三井家が伝えた名品・優品』
三井記念美術館
第一部:2020年7月1日〜7月29日
第二部:2020年8月1日〜8月31日
11:00〜16:00
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html



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