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橋本コレクション RINGSー指輪展を観てきました [アート]

18日の金曜日、この日は上野の国立西洋美術館で開催中の『 THE RINGS ー 指輪 』展を観てきました。

看板です〜

橋本貫志氏(1924-)が収集した、指輪を中心とする宝飾品約870点からなる「橋本コレクション」が国立西洋美術館に寄贈されたことを記念する企画展で、2012年に本コレクションを収蔵して以来、初のお披露目の場となるんだそうな。

4000年前の古代エジプトの指輪に始まり、現代の指輪まで年代や素材に偏りがなく、極めて広範な内容を持っているということなので興味がわいたのでした^^

目の保養〜〜

美術館の敷地内に入ると蝉の鳴き声が!
今年初めて聞いたよ〜。いよいよ夏が始まるねえ^^

白くて綺麗な花があったのでパチリ。

ふにゃふにゃ花びら

なんだろうね?

さてさて展覧会。
まだ始まったばかりだからか、それともテレビで放送されていないからか?
ガラガラだったので、小さな指輪ひとつひとつをじっくり見ることが出来ました。結局2時間くらい会場内をウロウロしてましたよ(笑)

古代エジプトのスカラベリングに始まり、エトルリアの美しい金の指輪。ギリシャ、ローマの指輪と次から次へ溜息が出るほどの指輪が勢揃い。
西洋美術館での展示だけあって、神話をモチーフにした指輪の隣にはその神話の絵画も展示されていて面白く観ることが出来ました。

こんなふうにね

1960年代のティファニーのリング!
ダイヤモンド&プラチナ。眩しすぎました(笑) これほしいーー!ww

凄すぎます

2cm程度の指輪の中に象牙で細工された庭先の風景。
指輪の中で生き生きと物語が展開していて惚れ惚れ。

中に入りたい

故人の毛髪が入れられた指輪もあり、ギメル・リングと言われる一つに重なり合う指輪あり。これは、この世のはかなさを想起させる骸骨が仕込まれていました。

面白いね〜

結婚の誓いが厳粛なものであるということを説いてるんだそうな。
今回の展覧会では、指輪に関する用語もかなり勉強になりました^^

古代の指輪を現代になって模倣した指輪も。どんな風に作られていたか分かりそれを再現する技法が確立してこそ出来る模倣。なるほどなーと感心です。

綺麗でしょーー

戦争中。捕虜になった際に自害するための毒を仕込んだポイズン・リングもあって考えさせられます。近代に入ると時計が付いた指輪や、カメラが仕込まれた指輪も。

いかにもロシア

カメラが隠された指輪は、1950年頃のロシアで作られた指輪だそうです(笑)
なんか、いかにもって感じ?ww

ココ・シャネルが愛した、ふたつの「バーグ・ココ(ココの指輪)」の一方も展示されてましたよ。
ダイヤモンドの指輪がずらーーーーりと並んだフロアもあり。ブリリアントカットの輝きはほんっと美しいな〜〜♪

かなり満足した展覧会でした。
石&アクセ好きにはオススメです!!

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橋本コレクション
指輪 神々の時代から現代まで ― 時を超える輝き

2014年7月8日(火)~9月15日(月・祝)
国立西洋美術館
午前9時30分~午後5時30分         
毎週金曜日:午前9時30分~午後8時
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展覧会後はつけ麺(^-^*)

コチラも満足

秋には、森アーツセンターギャラリーで、ティム・バートンの世界展が!
これは楽しみだーーー!

ちらしです

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