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『ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展』 を観ました [アート]

現在、世田谷美術館で開催している 『ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展』 を観るために、用賀駅に降り立ちました。

世田谷美術館・・・かなり久しぶり。
調べてみたら、まだブログも始めていない 2000年に来たのが最後です(笑)
さすがに家から遠いのよね~・・・また当分来ないと思われるので、この駅でラーメンを食べておこう!

来ました~

「柳屋」さんという豚骨ラーメンのお店に行こうと思い、交番で道を聞いたにも関わらず、案の定辿りつけない私。。。なんで徒歩2分の距離すら迷子になるかなぁ^^;

それでもなんとか辿りついて OPEN と同時に入れました。
黒ラーメンというのを頼んでみました。メンマ大盛りのトッピング^^

美味しそう~

醤油ベースを選んでみたのですが、かなりニンニクがきいてました。
今日は一人で行動するから良いけど、誰かと一緒だと喋ったときにニンニク臭い女だわw

スープもうまい

美味しかったです(^^)
私はお腹いっぱいになったので注文しなかったけど、替え玉は無料だそうです。

さて、食べ終わって向かったのは世田谷美術館。
用賀駅からバスが出てます^^

レッツゴー

緑に囲まれた砧公園の一角にある美術館です。

暑かったのよぉー

こんな建物だったかしら?
前回来たのが 14 年も前だと、もう全く覚えてないね(笑)

おじゃましますw

古代から現代まで45万点以上のコレクションを誇るボストン美術館。
日本でもたくさ~んボストン美術館展は開催されてますが、今回は 『ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展』 なのです。

ちらしです

開国した日本。西洋では日本美術が大流行。
浮世絵の構図って、やっぱり日本人には見慣れたものなんだけど
そういうものが海外の画家たちに影響を与えることが出来たというのは素直に嬉しい^^

チラシにもなっているモネの << ラ・ジャポネーズ >> は額装すると 3m にもなる大きな作品でした。私、こんなに大きいものだとは思ってなかったので、かなりビックリ。
打ち掛けの武者絵がリアルで見入っちゃいました^^
今回の展覧会にあわせて約1年かけてクリーニングされ、本来の色がよみがえっているらしいですよ。

この打ち掛けに描かれた武者。謡曲 「紅葉狩」 で、平惟茂が鬼女を切り伏せようと刀を抜く場面ではないかというのが最近の研究成果なんだそうな。

平惟茂

こちら ↓ の作品は、女性が子供の世話をしている場面。
この時代、西洋では女性の日常が描かれることはなかったそうで、これも浮世絵の影響なんだとか。

なるほどー

構図、色彩。さまざまな要素が西洋画に影響を与えたんだねえ~。
それはまた、日本にも言えることで文化交流面白いです。

ムンクも影響を受けました

ボストン美術館展があるたびに思うのですが、やっぱりここの美術館の所蔵品は保存状態が良いなぁ。そして、どんだけ日本から美術品が流出しちゃったのっても思う(笑)

浮世絵&日本工芸と、その影響を受けたと思われる海外の作品が比べられていて、なかなか面白い展覧会でした(^-^)

覚え書きとして・・・気に入った作品。
海洋国日本は、やっぱり水の色と波の表現が魅力。その影響を受けた作品たち。

ウィリアム・エドワード・ノートン << 夜 >>
ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー << ノクターン >>
ヤコビュス・ヘラルデュス・フェルデール << 波 >>

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『ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展』
世田谷美術館
2014年6月28日~9月15日
http://www.boston-japonisme.jp/taccess/

巡回:京都市美術館
2014年9月30日~11月30日
http://www.boston-japonisme.jp/kaccess/

巡回:名古屋ボストン美術館
2015年1月2日~5月10日
http://www.boston-japonisme.jp/naccess/

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お土産は、三代歌川広重の 「百猫画譜」 をモチーフにした手ぬぐいです。
さっそく部屋に飾ってみました。

かわいい

可愛いでしょ?(^-^)

忘れないように載せておくw

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