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もうすぐ終了のデュフィ展に行ってきました [アート]

昨日は蒸し暑かった東京です。うだるような暑さ!
こんなのが続くのかと思うとオソロシイです(@_@;;

さて。今月の27日で終わってしまうデュフィ展に行ってきました。
渋谷の Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中です。

看板をパチリ

本当は時間の都合で行けないなって思っていたのですが、いろんな人のブログで記事を読んでいるうちに、やっぱりこの目で見たい!って思っちゃって^^

入口ですー

ラウル・デュフィ。
ピカソやマティスなどとともに、20世紀前半にフランスで活躍した画家です。

1938年に開かれたパリ万国博覧会のための装飾壁画《電気の精》は何かで見たことはあったけど、他の作品を観るのは私は初めてでした。
今回はリトグラフでの縮小版《電気の精》が展示されていましたが、まるで時代を映す走馬燈。観ていて楽しかったです。

個人的に気に入ったのは木版画です。なんてリズミカルな線なんだろう!

美しい

ギヨーム・アポリネールの動物詩集の挿絵なのですが、装飾品としても見事な感じ!って思っちゃいました。

ラクダです

命の力強さを感じて、こういう作品は大好きです(^^)

こちらは観ていて本当に幸せそうな絵だなーって思った作品。
《馬に乗ったケスラー一家》です。

明るい雰囲気

自然に溶け込んでいて、馬の表情もとっても穏やか。
観ていてこちらまで幸せな時間を共有しているような気分になりました。

《ニースの窓辺》も青が基調で心惹かれる作品。

こんな部屋いいね

ゴッホの《アルルのゴッホの寝室》も好きだけど、この部屋も好き!
こんな部屋から開放的な海を眺めたいわ。絵の前にたたずむと、この部屋に居る気分になれるのが良かったです♪
波の音、海の香りまで色で表現されていそうだよ。

デュフィが作った陶器製の「室内庭園」を観ているときに、デュフィの作品って何となくポンペイのレリーフやモザイク画を思い出させるなって思いました。
美しい、幸せの空間。

綺麗でしょ

「私の眼は醜いものを消し去るようにできている」というデュフィの言葉が浮かびましたわ(笑)

音楽を題材にした作品もあって、音を絵画で表現出来る才能。やっぱりすごいって思いました。オーケストラの演奏者は、本当に絵の中で演奏をしているみたいな動きを感じましたよ。

デュフィデザインのテキスタイルも気に入っちゃった。
こちらはインターネットミュージアムで公開している動画です(^^)


※テキスタイル:植物や動物、パリの都市生活をモチーフにしたもの


スルーしようと思っていた展覧会ですが、やっぱり観に行って良かったです。

展覧会後のラーメンは、久しぶりに桂花ラーメンにしました。
ごちそうさまでした〜(^^)

センター街ですよ

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デュフィ展
2014/6/7(土)-7/27(日)
10:00-19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
渋谷 Bunkamuraザ・ミュージアム

巡回:
大阪 あべのハルカス美術館 2014年8月5日(火)~9月28日(日)
名古屋 愛知県美術館 2014年10月9日(木)~12月7日(日)