「大阪の日本画展」を観てきたよ。東京駅でネw [アート]
東京ステーションギャラリーで開催中の『大阪の日本画』展に行ってきました。
この展覧会は、大阪中之島美術館で開館1周年記念特別展として開催されたものの巡回展です。
商工業都市として発展してきた大阪は、東京や京都とは異なる独自の文化圏を形成し、個性的で優れた美術作品を生み出してきたんだって。今回の展覧会は、東京や京都の画壇の陰に隠れて、その独自性が見えづらかった大阪の日本画に関する史上初めての大規模展覧会なんだって。
まじでね、全然知らない画家たちのオンパレードだったんだけど、個性的な作品が多いなって印象をホントに受けたわ^^
北野恒富(つねとみ)は、当時「悪魔派」と揶揄された妖艶かつ頽廃的な雰囲気をもつ人物を描いたんだって。京都画壇のような、顔を綺麗に描いた美人画とは異なるよ。この作品も流し目に色気があって惹かれました^^
《風》大正6年(1917)
北野恒富の指導を受けた中村貞以(ていい)の作品。
自己をしっかり持った女性って感じがするよね。しぐさ、身体の丸みに色気があります。
《失題》大正10年(1921)
大阪の文化を描いたものもいろいろあったよ。生田花朝(かちょう)が描いた『住吉大社御田植』は、田植えをしてる人たちが生き生きと描かれていたし、この『天神祭』の他にも浪速天神祭の様子を描いた作品もあって楽しかった^^
《天神祭》1935年(昭和10)頃
それから、森琴石(きんせき)が描いた『月瀬真景図』もあって、興味深く眺めたよ。
ちぃさんからは月ヶ瀬のお茶をもらってるし、yamatonosuke さんのブログで月ヶ瀬の景色を見ているので、親近感がめっちゃ湧いたのだ^^
明治時代以降は、富裕層を中心に子女に教養として絵画を習わせる傾向が強く、多くの女性画家が登場したんだって。そんな女性画家の展覧会を、大阪中之島美術館では開催予定って書いてました。
コチラの作品は島成園(せいえん)という女性画家が描いた作品。
左3人の女の子は明らかにおめかしをしてるのが分かるの。右に居る子は仲間に入りたいけど躊躇してる表情でした。草履を見ると素足だし、他の子達よりもシンプル。貧富の差があったのかなあ?
《祭りのよそおい》大正2年(1913)
島成園って何処かで聞いた名前だな〜って思って、帰宅してから自分のブログ内検索をしたら出てきた!(笑)
東京国立近代美術館で開催した『あやしい絵』展に出ていたんだ。あざのある女性が印象的な作品だったわ。
中村貞以のこちらの作品も素敵でした。
女性の肌の白さが美しかったです。
《朝》1932年
のんびり作品を楽しんでいたら、けっこうな時間が過ぎてました。
見応えのある展覧会で面白かったな。たくさんの画家を知ることが出来て良かった!
出口に向かう途中の館内のレンガをパチリ。
東京ステーションギャラリー内は戦前のレンガが残ってるのでね。
黒い部分は「木レンガ(もくれんが)」って呼ばれるもの。第二次世界大戦中の東京大空襲で駅舎が爆撃されて、そのときの火災で木が炭化しちゃったので黒くなってるのだ。
美術館を出ると 12 時近くになってました。
今からランチだと東京駅だからねぇ。混雑してるよね。そんなときは此処から徒歩 0 分の常陸野ブルーイング丸の内へ!
JR 丸の内北口改札からすぐで、八重洲方面への通路の入口にあるのだ。穴場だから空いてる♪
ランチセットを注文だよ。本日のビールはジャパニーズクラシックエール。ホップ多めで苦みが美味い。
常陸さばサンドをもらいました。
さばが肉厚で美味しかった。まるかじりは口に入らないので、ナイフとフォークで食べました(笑)
お腹も膨れて満足じゃ^^
*****
大阪の日本画
東京ステーションギャラリー
2023年4月15日〜6月11日
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202304_oosaka.html
*** 覚書 ***
矢野鉄山『秋意幽遠』1931年 愛知県美術館蔵
秋の景色にポツンと立つ女性。自然の大きさと人物の小ささの対比がすごく印象的な作品。
この展覧会は、大阪中之島美術館で開館1周年記念特別展として開催されたものの巡回展です。
商工業都市として発展してきた大阪は、東京や京都とは異なる独自の文化圏を形成し、個性的で優れた美術作品を生み出してきたんだって。今回の展覧会は、東京や京都の画壇の陰に隠れて、その独自性が見えづらかった大阪の日本画に関する史上初めての大規模展覧会なんだって。
まじでね、全然知らない画家たちのオンパレードだったんだけど、個性的な作品が多いなって印象をホントに受けたわ^^
北野恒富(つねとみ)は、当時「悪魔派」と揶揄された妖艶かつ頽廃的な雰囲気をもつ人物を描いたんだって。京都画壇のような、顔を綺麗に描いた美人画とは異なるよ。この作品も流し目に色気があって惹かれました^^
《風》大正6年(1917)
北野恒富の指導を受けた中村貞以(ていい)の作品。
自己をしっかり持った女性って感じがするよね。しぐさ、身体の丸みに色気があります。
《失題》大正10年(1921)
大阪の文化を描いたものもいろいろあったよ。生田花朝(かちょう)が描いた『住吉大社御田植』は、田植えをしてる人たちが生き生きと描かれていたし、この『天神祭』の他にも浪速天神祭の様子を描いた作品もあって楽しかった^^
《天神祭》1935年(昭和10)頃
それから、森琴石(きんせき)が描いた『月瀬真景図』もあって、興味深く眺めたよ。
ちぃさんからは月ヶ瀬のお茶をもらってるし、yamatonosuke さんのブログで月ヶ瀬の景色を見ているので、親近感がめっちゃ湧いたのだ^^
明治時代以降は、富裕層を中心に子女に教養として絵画を習わせる傾向が強く、多くの女性画家が登場したんだって。そんな女性画家の展覧会を、大阪中之島美術館では開催予定って書いてました。
コチラの作品は島成園(せいえん)という女性画家が描いた作品。
左3人の女の子は明らかにおめかしをしてるのが分かるの。右に居る子は仲間に入りたいけど躊躇してる表情でした。草履を見ると素足だし、他の子達よりもシンプル。貧富の差があったのかなあ?
《祭りのよそおい》大正2年(1913)
島成園って何処かで聞いた名前だな〜って思って、帰宅してから自分のブログ内検索をしたら出てきた!(笑)
東京国立近代美術館で開催した『あやしい絵』展に出ていたんだ。あざのある女性が印象的な作品だったわ。
中村貞以のこちらの作品も素敵でした。
女性の肌の白さが美しかったです。
《朝》1932年
のんびり作品を楽しんでいたら、けっこうな時間が過ぎてました。
見応えのある展覧会で面白かったな。たくさんの画家を知ることが出来て良かった!
出口に向かう途中の館内のレンガをパチリ。
東京ステーションギャラリー内は戦前のレンガが残ってるのでね。
黒い部分は「木レンガ(もくれんが)」って呼ばれるもの。第二次世界大戦中の東京大空襲で駅舎が爆撃されて、そのときの火災で木が炭化しちゃったので黒くなってるのだ。
美術館を出ると 12 時近くになってました。
今からランチだと東京駅だからねぇ。混雑してるよね。そんなときは此処から徒歩 0 分の常陸野ブルーイング丸の内へ!
JR 丸の内北口改札からすぐで、八重洲方面への通路の入口にあるのだ。穴場だから空いてる♪
ランチセットを注文だよ。本日のビールはジャパニーズクラシックエール。ホップ多めで苦みが美味い。
常陸さばサンドをもらいました。
さばが肉厚で美味しかった。まるかじりは口に入らないので、ナイフとフォークで食べました(笑)
お腹も膨れて満足じゃ^^
*****
大阪の日本画
東京ステーションギャラリー
2023年4月15日〜6月11日
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202304_oosaka.html
*** 覚書 ***
矢野鉄山『秋意幽遠』1931年 愛知県美術館蔵
秋の景色にポツンと立つ女性。自然の大きさと人物の小ささの対比がすごく印象的な作品。
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