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源氏絵と伊勢絵 ~ 描かれた恋物語 [アート]

出光美術館で開催されている 『源氏絵と伊勢絵』 を観に行きました。

チケットです~

源氏物語も伊勢物語も教科書に出てくるパートくらいしか読んだことが無いので、内容は殆ど知りません(笑)
日本画の展覧会に行くと、こういう絵巻が展示されてますが、もともと話を知らないので、絵が綺麗だなって見る程度です。

これはチラシですよー

今回は、もうちょっと前もって勉強していこうと思ったので源氏物語特集の雑誌を買っていました。あおくんも一緒にお勉強(?)ですw

あおも負けずにイケメンですよー

あおは、多くの女性に愛された光源氏にライバル心を燃やしたかな?w

紫式部の半生を少し学び、それから源氏物語が誕生したいきさつを知り、(紫式部は多くの大切な人を亡くしているんだねえ)そして源氏物語の登場人物紹介を読んでいきました。
多くの登場人物を書き分けて、内面のどろどろしたものまで描く、紫式部の洞察力のなせる技だったのかもしれないなぁ。誰の現代語訳を読むかによって面白さも変わるだろうけど、少しだけ興味が湧きました。

こんな雑誌でした~~

そんな源氏物語の場面を描いた源氏絵を深く鑑賞するには、詞書( ことばがき ) と和歌も楽しみましょうという特集もあったのですが、ちょっと難しくて分かりませんでした^^;

結局しっかり頭にたたき込めないまま展覧会に行ってしまったので、いつも通り「綺麗な絵」を
鑑賞するだけで終わってしまいましたが、それでも宇治十帖の絵を見たときに、「あ、薫の君が美しい姉妹と出会ってしまうお話ね!」と思えただけ上々かな。

狩野探幽の 『源氏物語 賢木・澪標図屏風』 は引き込まれました。
伝土佐光吉の 『源氏物語図屏風』 なども、綺麗で良かったです。着物や人物の線が美しい。

源氏物語や伊勢物語を読破する元気はないけど、やっぱりこういう展覧会があったらこれからも行ってしまうだろうなぁと思いました(^^)

キリスト教が分からなくても、やっぱり宗教画を見てしまうのも同じよね^^;
綺麗なものは深く分からなくても綺麗なのです!(笑)

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源氏絵と伊勢絵 ~ 描かれた恋物語
出光美術館
2013年4月6日(土)~5月19日(日)

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