東京国立近代美術館で開催中の「安田靫彦展」を観てきました

東京国立近代美術館で開催している 「安田靫彦展」 に行ってきました。



安田靫彦（ゆきひこ） は、歴史画家と言っていいかな？
明治から昭和にかけて生きた人物で、歴史上の人物や出来事、場面を多く描きました。



岡倉天心に認められて日本美術院に招かれ、奈良の法隆寺壁画の模写にも携わった人物です。展覧会では15歳の頃の作品から晩年まで、100点以上の作品が展示されてました。



靫彦の作品は線なんかが、一見とてもシンプルに見えるんだけど
すっごい細かく丁寧に描かれているんだよね。そして見ていてとても気持ちが良いです。

最近忙しくて心にゆとりも無かったから、こういうホっと出来る作品を見られて良かったなーって思いました。



源頼朝のところにはせ参じた義経。
ほどよい緊張感と、後の義経の運命を思わせるようなちょっと陰りのある雰囲気。
装束も惚れ惚れするくらい丁寧に描き込まれてます。



靫彦は、生涯品格の高さを作画の第一として歴史画を描き続けたそうです。
それがとっても伝わってくる作風。観ていて本当に上品だと思う！！



清々しい気分で展覧会をあとにして、桜を観て家に帰りました^^
もちろんラーメンを食べてネｗｗ



私が出かけている間、ぐっすり寝ていたあおくんでした(^^)



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安田靫彦展
東京国立近代美術館
2016年3月23日 〜 2016年5月15日
10:00 〜 17:00 ※ 金曜は20:00まで
月曜休館
http://yukihiko2016.jp/

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