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東京藝術大学でもアフガニスタン特別企画展をやってます。 [アート]

東京国立博物館で開催している 「黄金のアフガニスタン展」 を観た後、てくてく歩いて東京藝術大学大学美術館に行きました。

桜は終わった
【 桜はおわりました 】

黄金のアフガニスタン展の開催にあわせて、こっちの美術館でもアフガニスタン内戦の混乱下で、海外に流出し日本で保護された文化財の展示がおこなわれているのです。

到着ー

それから、タリバンによって破壊されたバーミヤン東大仏の天崖を飾っていた 「太陽神と飛天」 を原寸大で 3 次元に復元して公開してるんだって。

これです

日本に流れて保護された、いわゆる 「流出文化財」 は 102 点。
そのうち国立博物館の展覧会で 15 点展示されていて、東京藝術大学大学美術館では 87 点展示されてました。15 点はアフガニスタンに返るので、日本で保護された文化財すべてが観られる機会は今だけです。

これです

展覧会場では内戦やタリバンによって破壊された博物館、文化遺産の映像も流れていて、観ていて悲しくなりました。もっともっと救うことが出来たら良かったね。

おもしろい姿

バーミヤン東大仏の天崖を飾っていた 「太陽神と飛天」 は、洞窟の空間が再現されていて、その天井に復元された壁画が展示されていました。こういう復元作業は、藝術大学は得意だもんね!
法隆寺の金堂壁画の復元もしていたもんね^^

じゃじゃーん

太陽神は優しい優しい顔立ちをしていました。
しばし見上げてボーーーーー。

寄付します!

流出文化財保護のための寄付を 1,000 円以上してくれた人には報告書(図録)をお渡ししますとのことだったので、寄付して図録をゲットしてきました。

ほしいもん

時間がとれたら、ゆっくり読もうと思います (^-^)

このあとは藝術大学大学美術館の他の展覧会も堪能し帰宅。上野駅に行く途中にシャガが咲いていました。

きれい

こんなふうに花を見て綺麗だなって思えたり、安心して博物館や美術館で文化遺産を観ることが出来る、こういう平和な国がもっともっと増えたら良いなって思った一日でした。

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東京藝術大学 アフガニスタン特別企画展
「素心 バーミヤン大仏天井壁画」 ~流出文化財とともに~
2016年4月12日〜6月19日
9:30〜17:00
東京藝術大学大学美術館 陳列館1階、2階
入場無料
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2016/afghanistan/afghanistan_ja.htm
http://www.bamiyan-hekiga.com/

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