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東京国立博物館の鳥獣戯画展観てきました。絵巻を観るならこんな順序は如何? [アート]

東京国立博物館で昨日 (4/28) から始まった、鳥獣戯画展!
甲・乙・丙・丁の 4 巻ある「国宝・鳥獣人物戯画絵巻」が全巻観られます。そして展覧会の前期に絵巻の前半部分。後期に絵巻の後半部分が展示されるのです。

とうとう観ますよ!

それ以外にも国内外に散らばっていた鳥獣戯画の断簡も展示されるので、現存する鳥獣戯画全部を観ることが出来ちゃうの!
展覧会の前期2回、後期2回行くために、前売り3枚+年間パスポートを用意(笑)

チケットです〜

9時30分開館。15分前に着いたのですがやっぱり並んでます。

じゃじゃーん

今回の記事では、鳥獣戯画の絵巻を楽しむなら!っていう順序の1つを書きますネ。
絵巻が目的なら、可能であればやっぱり朝一番がいいのかな?って思います。

もし朝一番に行った場合、鳥獣戯画絵巻は、第二会場の後半にあるので、第一会場には行かずに真っ直ぐ第二会場へ GO! です。この図 ↓ で言う、右側ね。

地図1

そして、第二会場でも最初のエリア (祖師のおもかげ) はスルーして奥に行くと、いよいよ絵巻です。ここでも一番人気は甲巻なので、甲巻の列に先に行った方がいいかもしれません。

図のアップ

アトラクションを待つかのように、しばらく待つかもしれないけど、朝一番であればイケるのではないかしら。わたしは順路通りに、丁・丙・乙・甲という順番で観たんだけど、甲を先に見ればよかったと思いました。2回目のときは甲を先に見るわ。

朝一番なら絵巻を先に見てからでも、他のフロアの作品はじゅうぶん楽しめました。まあ初日だったからかもしれないけどね。
ゴールデンウィークは人も多いだろうから、こういうふうにはいかないかもしれません^^;
ちなみに 9:35 から展示を見始めて、見終わったのは 12:00 でした。

現在は前期なので、絵巻の後半部分は複製となりますが観ることは可能です♪
それにしても、ほんとうに見事なくらい綺麗に修復されていてビックリ!!とても絵が観やすくなってました。

絵巻以外の作品で気に入ったのは、白光神立像です。
高山寺の鎮守として勧請された神様。インド北方にそびえたつヒマラヤを神格化したものなんだって。白いお体。本当に神々しかったです。

綺麗よね

あとは、神鹿。

優しいお顔

雄雌一体の鹿なのですが、雌の鹿の口が・・・歯が細かくて
歯フェチとしてはガン見です。ちょっと切ない顔をしてるんだけどね。

こんな表情

鳥獣戯画以外の作品も、かなり良かったですよ。
図録は・・・やっぱり買ってしまいました。

じゃじゃーん

京都国立博物館で開催したときの図録も、取り寄せで購入してるから展示内容はかぶってるんだけど、やっぱり買っちゃうんだよねー。
2007年にサントリー美術館で開催された、修復される前の鳥獣戯画が載っている図録も大事な私のコレクションだわww

勢揃い

ちなみに本館では、鳥獣戯画の複製 (一部) が観られます。
特別展ではじっくり見られないと思うけど、こっちでじっくり観るのもいいかも。本館の鳥獣戯画は写真撮影も可です。

看板〜

これは ↓ 複製です。正直見た目は本物と変わらないww

甲巻♪

日中は日差しも強いと思うので、これからの季節は熱中症に気をつけて下さいね。水分補給は忘れずに!
閉館前に博物館に行くのもアリだと思います。
並んでしまえば、絶対に絵巻は見ることが出来ると思うので^^

やっぱりこの展覧会は混雑必至だと思うので、のんびり館内で過ごす心構えで臨んで下さい(^^)

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特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」
東京国立博物館 平成館
2015年4月28日(火) ~ 2015年6月7日(日)
http://chojugiga2015.jp/

※ 会期中、一部作品、および場面の展示替を行います。
「鳥獣戯画」については全4巻の前半部分が前期、後半部分が後期に展示されます。
前期=4月28日(火)~5月17日(日)
後期=5月19日(火)~6月7日(日)

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