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「人間国宝展―生み出された美、伝えゆくわざ―」面白かった! [アート]

クリーブランド美術館展を観た後は、トーハク平成館第3室・4室で開催している
「人間国宝展―生み出された美、伝えゆくわざ―」を観ました。

ちらしですー

どちらかと言えば、こっちのほうが面白かった!
この日はこのあと浜松町まで行く用事があったので、図録は買わなかったのですが、会期中にもう一回行って、ミュージアムショップで図録を買うつもり^^

「人間国宝」(重要無形文化財の保持者)は、現代にも続く伝統の「わざ」の継承者であると同時に、日本が誇る工芸の発展に尽くし、日本工芸史に残る作品を生み出してきた功労者!

この展覧会では、国宝・重要文化財など歴史的に評価されてきた古典的な工芸と、現代の人間国宝の作品がズラリと勢ぞろい。日本が誇る工芸の「わざ」の美を満喫できるのです(@o@

一言で語るとしたら、「おなかいっぱい」 です。
ほんっとにどれもこれも目を奪われ、心を奪われる作品ばかりで、目の保養どころか保養しすぎて満腹状態です(笑)
まるでコース料理の最初から最後までメイン料理だったみたいww

だって、人間国宝の全104名(※ 刀剣研磨、手漉和紙を除く) の作品が展示されてるんですよ!
そして、国宝 vs 人間国宝の作品というコーナーも面白かったです。
古典の名品と人間国宝の作品を比べて、伝統がどのように受け継がれたかを観ることができました。

それにしても・・・国宝の火焰型土器は、やっぱり凄いね。
紀元前3300~前2800年の縄文時代(中期)の作品。

燃えてます!

生命に満ち溢れてる動き。炎の動きをこんな風に表すおおらかさを感じるわぁ~。
そしてね、見ているうちにコレがお菓子に見えてきて美味しそうって思っちゃった(笑)
クッキーにありそうじゃないですか?(笑)

平田郷陽作の抱擁は、「美の巨人たち」で以前見たことがあって、実物を見たいなって思ってました。見る角度によって表情が変わるの。でもどの角度からも、母の愛情を感じるすごく優しい作品でした。

愛情たっぷり

この展覧会は一見の価値ありです!

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「人間国宝展―生み出された美、伝えゆくわざ―」
2014年1月15日(水)~2月23日(日)
トーハク 平成館 特別展示室第3・4室(上野公園)
9:30~17:00 ※金曜の夜間開館はナシ


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そしてこの特別展で、年間パスポートの年 6 回の特別展鑑賞枠は全部使い切ってしまいました。

スタンプ全部押されたー

次に観たい特別展は3月25日から5月18日まで開催の「栄西と建仁寺」展だから良いかな^^
それまでは常設展をウロウロ鑑賞しようと思います^^



明日は、九州旅行記のコロルくんバージョンを UP します。
じつはまだまだ続く九州ネタ・・・ww


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