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インターメディアテクで元気チャージ [アート]

ブログ訪問 & コメントのお返事をしていないにも関わらず
訪問してくれる皆さま、ありがとうございます。
連休中は外出してます。ポケGOのギフトを見てる人はどのへんに行ってるのか分かるかもww

足の裏は痛いけど、昨日靴のインソールを買ってきたので、今日はそれを靴に入れて歩いてみるつもり^^

明日はブログ巡回しますね^^



最近加入した Disney+ で、ナショジオ番組を観るあおくん。
テレビから離れて観ております。私は別の日に『アナと雪の女王2』を観ました^^
続編があったこと知らなかったよww

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さて、昨日の記事の続きです。
丸善・丸の内本店4階ギャラリーで慶應義塾図書館の貴重書展示会を観た後は KITTE へ移動。東京駅丸の内北口から南口方面に歩くだけ(笑)

東京駅丸の内駅舎を眺めながらのんびり歩いていると、「このへんで通行終了しますー」と警察官が誘導してました。ん? なんかあるのか?



駅前広場が通行止めになりました。
どうやら外国の偉い人が到着するみたいでした。誰かは知らないw



「フラッシュ撮影はご遠慮くださいー」っていうアナウンスが流れていたから、もうまもなくその偉い人が到着なんだろうけど、私は先を急ぐのだ。KITTE のラーメン激戦区がオープンしちゃうから!

担担麺の阿吽。浅草店が休業中なので、現在食べられる場所は湯島の本店と、ここ東京駅のお隣にある KITTE だけなのだ。
KITTE に入っている阿吽、前回食べたときは茹で加減が気に入らなかったんだけど、もう一回だけ食べてみようと思ったの。これでやっぱり好きじゃなければ湯島本店に通う〜。



OPEN とほぼ同時に入れました。いつもの 4 辛 5 痺。
今回はね、茹で加減も大丈夫だった! おいしくいただきました。前回がたまたまだったのか、それとも今回がたまたまなのか?(笑)

またそのうち此処で食べてみようと思います。

満足したので KITTE 2 階のインターメディアテクへ。
ブログには書いてないけど、東京駅界隈に来たときはフラリと立ち寄ってます。入場無料だし^^

東京大学総合研究博物館の所蔵品や研究資料なんかを見ることができるんだよね。



骨好きは、この空間でたっぷり骨を堪能して元気チャージをするのです!!(笑)



まじでこの空間好き。棲みたいww
大きな骨、小さな骨を観てニマニマする^^



フロア内にさりげなく飾られているアフリカ仮面コレクションもそそる。
インディ・ジョーンズ博士のお部屋か研究室に居るような気分になって楽しい。



大好きな魚の骨骨!!
これはカレイ科の一種。醤油を振りかけてレンチンしたら、美味しい骨煎餅になりそう。



魚の小さな歯を眺めるのがとっても好き。
めっちゃ可愛い^^

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9 月 26 日から『魚学コトハジメ』という特別展示が開催されてました。
明治から昭和初期の東京大学で用いられていた魚学の描画教材を公開していたよ。めちゃめちゃリアルに描かれていてビックリです。

この魚、頭の下にまるでもう1匹魚の頭があるみたいに見える!(頭と背骨の付け根あたりです)
肝心の魚の名前をパチリしてくるのを忘れたー(泣)

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昔、居酒屋さんで魚を注文したときに、大将がこういう骨を見せてくれた記憶があるのですよ。もしかしたら同じ種類の魚なのかなー。来年の 2 月まで展示されてるっぽいから、また行って名前をちゃんと確認してこよう^^

鉱石のエリアでは、色がお気に入りの孔雀石をパチリ。
これくらい大きいのは良いなあ〜^^ (あおの顔より大きいです)

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私が持っている孔雀石は、こんなに小さいのだ(笑)

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好きなものを観て元気チャージ完了!
満たされた気分で家に帰りました^^


*** おまけ ***

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孔雀石を頭の上に乗せてみたけど、目立たなかった(笑)


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「へびをかぶったお姫さま」展は楽しかった! [アート]

天袋から羽毛布団を出した日。
当然のように寛ぐあおくんw

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溺愛さんのブログで紹介されていた展覧会『へびをかぶったお姫さま ―奈良絵本・絵巻の中の異類・異形―』展を観に行きました。



慶應義塾図書館貴重書展示会で、丸善・丸の内本店4階ギャラリーで 10 日まで開催されてます。

室町時代後期から江戸時代中期にかけて制作された絵本や絵巻を「奈良絵本・絵巻」って言うんだって。
動物や鳥、虫たちが多く描かれているけど、なかには擬人化していたり鬼や天狗たちも居るのだ。この展覧会は面白い絵を数多く公開して、いつ誰によって作られたかを明らかにしていこう!という主旨。

慶應義塾大学のコレクションを見るのは初めて。
毎年丸善で展示会を開催しているとは知らなかったなー。しかも嬉しいことに写真撮影 OK だったのだ。図録は買ってきたけど、やっぱり作品をパチリ出来るのは嬉しい。自分好みのものをズームで残せるし、会場の雰囲気もあとから思い出せるからw

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入口を入ってすぐのところにあった豆本。目を奪われました!
めっちゃ綺麗!!



江戸時代前期に写されたものらしいんだけど、保存状態もすごく良いの。今回展示された品々は全体的にとても状態が良くて本当に綺麗でした。

鳥歌合絵巻『雀の発心』 室町末〜江戸初期のものみたい。
子雀を食べてしまった蛇に、雀の夫婦が蛇に説教したあと出家して各地を巡るお話しだって。



擬人化されたネズミの絵巻は他の美術館でもいろいろ見てるんだけど、この絵巻も本当に綺麗でした。『弥兵衛鼠』という作品で一家繁盛の物語。着物も素敵に描かれていたよー。



好きになった僧侶を焼き殺しちゃう『道成寺』
僧侶が隠れている鐘に、蛇になった娘が巻きついて焼いてる場面はいろんな人が描いているんだけど……



黒焦げの僧侶のシーンは観たことがなかったので新鮮(笑)



江戸時代前期の『竹取物語』の屏風。
ケースに入ってないので、めっちゃ間近で見られて嬉しい!!
ひとつひとつの絵をじっくりガン見できました^^



同じく屏風の『俵藤太』は藤原秀郷の武勇譚。これまたうっとりするくらい美しい。
波の描き方もお見事!



さてさて、このあとは「頭になにかが乗っている」のコーナー。
擬人化を示す方法としてとられる手法が、人の頭の上に生物を乗せること。こういう擬人化の描き方は一般的だったみたい。

IMG_0237.JPG 『浦島太郎:江戸前期 写』

『虫の歌合』では、いろんな虫が擬人化されてます。人の頭の上にいろんな虫が乗ってるよ^^



ほら!(笑)



今回の展覧会ポスターに載っていたのはこの御姫様だったのね。
蛇を擬人化した姿でした。蛙や蛇は江戸時代までは虫に分類されていたのよ。



着物の模様も細かく描かれていて本当に美しい。惚れ惚れしました^^



奈良絵本・絵巻は筆者名や制作年代を示す奥付が記されていないんだって。
なので誰がいつ描いたのかというのを鑑定するのが難しいみたい。そんななか、今回の展覧会では「居初つな」という人物のものだろうという作品が紹介されていたのよ。

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署名が書かれた百人一首カルタなども展示されてました^^
狩野派や琳派の絵師なんかとは違って、こういう作品の作者ってあまり意識しなかったけど、ちゃんと誰かが描いているんだよねえ。そういうことを意識できた面白い企画でした^^


*****
へびをかぶったお姫さま ―奈良絵本・絵巻の中の異類・異形―
丸善・丸の内本店4階ギャラリー(入場無料)
2023 年 10 月 4 日~ 10 月 10 日
https://libguides.lib.keio.ac.jp/mit_annual_exhibition



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トーハクの特別展「京都・南山城の仏像」 [アート]

東京都美術館でローマ展を観た後、今度はトーハクへ。
現在、本館 特別5室で『京都・南山城の仏像』が開催されているのです。

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奈良・正暦寺に並んで私が大好きな京都の浄瑠璃寺。
こちらの九体阿弥陀修理完成記念として、南山城に伝わる数々の仏像がトーハクに出張してきてくれました。

南山城は京都府の最南部、木津川流域あたり。浄瑠璃寺をはじめ、海住山寺、阿弥陀寺、岩船寺、極楽寺、禅定寺などの寺院の仏像を堪能ですよ。撮影は NG だったので写真はないけど、十一面観音菩薩立像もそれぞれのお寺で表情が違って素敵。

今回、松尾神社からは牛頭天王坐像が来てました。
牛頭天王の像を見たのは初めてだわ。四面のお顔の上に可愛い牛さんの顔が乗っていました。こういうお姿だったのねーと、まじまじ見ちゃったわ^^

この界隈、また訪れたいな〜と思いながら楽しみました。

*****
京都・南山城の仏像
東京国立博物館 本館 特別5室
2023年9月16日 ~ 2023年11月12日
https://yamashiro-tokyo.exhn.jp/
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2601
*****


若干歩き疲れてしまったけど、常設展示も少し見ていこう〜。
10月11日から平成館で特別展『やまと絵』が開催されるんだけど、おそらくそれに合わせて『仏画のなかのやまと絵山水』として、常設展示も関連した物が展示されてました。



美しかったのが金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図(模本)!
色も鮮やかで単眼鏡で覗き込んで惚れ惚れしました。



出口に向かう途中、可愛い作品をパチリ。



寺崎広業『秋苑』(明治32)
編み物をしている女の子、そして足元に寝てる猫。



昨日の午後にコロナのワクチン(XBB.1.5)接種をしてきました。
副反応が酷かったらブログ訪問はお休みしますネ。どうなることやら?
この記事を書いている段階では、接種後 3.5 時間してやっと腕が少し重たくなってきたって感じ。
熱は 35℃ → 35.8℃( 28 日 18:36 現在)

今回は注射打たれた感覚もゼロだったんだよねw
チクっても感じなかったww


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永遠の都ローマ展に行ってきた [アート]

うみちゃんとのお風呂タイム。
まだ暑い日もあるので、あまり長居せず出て行ったうみちゃんでした(笑)

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この日は東京都美術館で開催している『永遠の都 ローマ展』に行ってきました。
土日祝日のみ日時指定予約制。私が行くのは平日なので予約は必要なしでした。



現在はローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘。古代には最高神をまつる神殿が置かれていたんだって。今はカピトリーノ美術館が建っていて、世界的にもっとも古い美術館の一つなんだそうな。

今回の展覧会はカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、建国から古代の栄光そして近代までのローマの歴史と芸術を紹介するものです。

注目の作品は、初来日となる《カピトリーノのヴィーナス》なのだ。門外不出と言われているこの彫刻が日本に来るということなので、観なくちゃだわ^^
あ、でもこのヴィーナスは東京展だけの展示なの。この展覧会は2024年に福岡市美術館に巡回するんだけど、そこでは展示されません。そのかわり福岡にはカラヴァッジョの作品が展示されるんだって(>_<  カラヴァッジョ観たかった〜!

会場に入ってすぐ出迎えてくれたのは《カピトリーノの牝狼》です。これは複製品。



ローマは神話の中で紀元前753年にロムルスによって作られたと伝えられているそうな。
ロムルスと、双子の兄弟レムスは川に捨てられて牝狼の乳で育てられたんだって。なのでこの作品はローマのシンボルともいえるものらしいです。このデザインはメダルにもなってました。

次のフロアは歴代ローマ皇帝の肖像がずらり。
《コンスタンティヌス帝の巨像》の一部が原寸大複製で展示されていたんだけど、大きさが半端ない(笑)
全体像を想像したら、地震の多い日本では危ない!
あ、でも大きな大仏もあるかーw



かなり迫力がありましたよ。会場内は撮影禁止だったので、鑑賞者との大きさ比較が出来ないのが残念だわ。

そして《カピトリーノのヴィーナス》も登場。
360度、どの角度からも堪能できます。たくさんの人に観られたら恥ずかしくなっちゃうよねえ。ヴィーナスさん(笑)



18世紀には絵画館も建てられたらしく、そこの所蔵品もずらりと展示されていました。
東京会場にはカラヴァッジョ派の画家(17世紀前半)の作品が来ていたけど、福岡市美術館にはカラヴァッジョの作品が展示されるんだよね?
羨ましいので、ポストカードだけ買ってきました。《洗礼者聖ヨハネ》という作品。



会場 2F の一部、2 作品だけ撮影 OK のものがあったよ。
《モエシアの艦隊(トラヤヌス帝記念柱からの石膏複製)》という作品で、軍旗を携えたローマ軍兵士達が描かれているのだ。



《デケバルスの自殺(トラヤヌス帝記念柱からの石膏複製)》は、戦いに勝利したローマ軍と、追い詰められたダキア人の王デケバルスが描かれていて、デケバルスが曲刀で喉を切って自殺しようとしている場面でした。



最後のフロアはカピトリーノ美術館と日本の繋がりが紹介されていたよ。
明治政府が欧米に派遣した岩倉使節団がカピトリーノ美術館を訪れて今年で 150 年。この派遣がきっかけで、日本の博物館政策や美術教育が整えられていったみたい。

でもね、日本人が最初にカピトリーノの丘を訪れたのは16世紀末の江戸時代。天正遣欧少年使節の一行だったんだって。展示されていた作品のなかに風神を思い浮かべるようなモチーフがあってねww
原田マハの小説『風神雷神』のように、もしも天正遣欧少年使節とともに、若い頃の俵屋宗達が訪れていたら……彼がローマ美術に影響を与えていたら面白いな〜なんて妄想しちゃいましたw

まだ展覧会も始まったばかりなので空いていたのが良かったわ^^


*****
永遠の都ローマ展
東京都美術館
2023年9月16日 〜 12月10日
https://roma2023-24.jp/

【巡回】福岡市美術館
2024年1月5日 ~ 3月10日




今日は午後から新型コロナウイルスワクチン接種してきますー。
えーっと 5 回目かな?
今日の夜に相方クンが出張から帰ってくるんだけど、そのとき私は寝込んでいるのかしら?(笑)
帯状疱疹ワクチンの副反応よりは軽いと思われるw


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『虫めづる日本の人々』展の後期展示 [アート]

ポケGO の大々的な(笑)イベント中につき、
今日のブログ活動はお休みです。

そして、千葉ドライブ日記も続きが書けていないのでお休みw
今日は自分の備忘録兼ねた記事なのでコメント欄は閉じます。

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サントリー美術館で開催中の『虫めづる日本の人々』展。後期展示を観てきました。目的は伊藤若冲の菜蟲譜(重要文化財)を観ること!
栃木県の佐野市立吉澤記念美術館所蔵のものなのです。

巻物に描かれた様々な虫たち。生き生きとしていて良かったなあ。
名前の分からない虫もいろいろ居たけど、じ〜っくり眺めてきました。

佐野市立吉澤記念美術館の『菜蟲譜』紹介はコチラ。
https://www.city.sano.lg.jp/sp/yoshizawakinembijutsukan/1/10876.html



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そして、いつもの茅乃舎さんのランチ(笑)


*****
虫めづる日本の人々
サントリー美術館
2023年7月22日〜9月18日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2023_3/index.html


月曜日も簡単記事の予定。
そのあと千葉ドライブの話を続けます。月曜にブログ書き頑張るww


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ソール・ライター展 [アート]

この日は渋谷までお出かけ。
渋谷ヒカリエホールで開催している『ソール・ライターの原点』を観てきました。

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ほんとは 7 月に行く予定だったんだけど、山手線が昼頃まで止まってしまった日でね。日時を変更したのでした。

ソール・ライターの展覧会は過去にも何度か開催されてるんだけど、観に行くのは今回が初めて。写真展はあまり観ないんだけど、この人はもともと画家を目指していたので、その目線で撮る写真はどんな感じなのかなって興味があったのです。

展覧会は写真撮影 OK だったので気に入ったものをパチリしてきたよー。
フロアに入って最初はモノクロの写真がずらりでした。1950〜60 年のニューヨークの写真。



ソール・ライターは 2013 年に 89 歳でこの世を去ったので、かなり最近の人。
ファッションカメラマンとしても働いていて、『ELLE』『英国版ヴォーグ』『Queen』など、ファッションに疎い私でも知っている雑誌の写真を撮っていたみたい。

車越しに見るワンちゃんと飼い主さん。こういうの好きだな^^



身近に居たアーティストたちの写真も撮っていたみたい。
ジョン・ケージという作曲家を撮った写真は足(笑)
こういう感性好きだわ。



画家のアンディ・ウォーホルの写真もありました。
彼の作品は有名だしいろいろ観ているけど、本人を意識して見るのは初めてかな。若い頃のお顔は繊細そうな雰囲気。



ダイアン・アーバスという写真家さんを撮った写真。
背景に写っているのは彼女が撮った作品なんだと思うんだけど、人間が四つん這い? それとものけぞってる? すごい気になる写真だったわww



1960 年代のファッション雑誌もずらりと公開されてましたよ。
ファッション雑誌は全くと言っていいほど買わなくて、読むのは美容室に行ったときくらい。しかも最近は美容師さんと喋ってばかりなので雑誌も観てない(笑)



なので現在のファッション雑誌がどんな雰囲気なのか知らないんだけど、ソール・ライターが撮った写真はオシャレ。惚れ惚れしながら眺めましたわw

次のフロアはソール・ライターが描いた作品が展示されてました。
写真家として成功したあとも、生涯絵筆を折ることはなかったそうな。世間から隠遁後も日記を綴るように絵を描き続けたんだって。

彼曰く、「絵画は創造であり、写真は発見だ」



こういう作品はカラー写真の雰囲気にとても似ていて、絵からもいろいろヒントを得ていたんだろうななんて思ったわ。ちなみにこの作品のタイトルは『パリ』
こんなふうに見えていたのかなあ(笑)

ソール・ライターが敬愛していたのはフランスのナビ派の画家(ピエール・ボナールなど)と、日本の浮世絵だったみたい。確かに写真を観ていると、浮世絵チックな大胆な構図がちらほら^^

無題のこの女性も素敵だったな。



カラースライド(日本で言うところのポジ?)もズラリと展示されていました。
ガン見してきちゃったよー。
コロナ禍で出歩けなかった頃、ソールライター財団がせっせとこのカラースライドをアーカイブ化していたそうな。





最後のフロアは、大規模プロジェクションで写真を堪能できます。
10 面の大型スクリーンに、最新の作品群約 250 点が投影。座ってじっくり眺めて楽しかった!!



わたし自身はカメラを持ってないし、写真はスマホでしか撮らないけど
構図など、とっても参考になりました。スマホで撮れるものは限られてるけど、ちょっと参考にしたいなって思ったのでした^^

*****
ソール・ライターの原点
渋谷ヒカリエホールA (渋谷ヒカリエ9F)
2023年7月8日~8月23日
11:00〜20:00
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/23_saulleiter/



展覧会のあと、9F から 8F に降りると、川本喜八郎の人形ギャラリー展示もありました。無料だったので観てきた^^
NHK の人形劇、観たことがあったなあ〜



そのあとは、SSブログ・ぶぅたんの所属している写真サークルの作品展も渋谷で開催されていたので行ってきました。渋谷区文化総合センターギャラリー大和田というところ。



14時からってことだったので時間まで建物内の喫茶店でアイスコーヒーを飲んで涼む。
写真を観るのも目的だったんだけど、ポケモン交換も目的www

Nintendo Switch を持ってる人じゃないとゲットできないコレクレーをぶぅたんから貰えたー!
ありがとうです^^

ちょろちゃんの写真、すごく素敵だったよ。
ぶぅたん、写真頑張っているんだね ^^
これからもちょろちゃんをモデルに素敵な写真撮ってね!

この会場で toro さんと、まこさんに初めてお会いしましたよー。
kiyotanさんとは会えずに残念!><


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『虫めづる日本の人々』展で涼んできたよ [アート]

一週間ほど時間を戻して……
この日はサントリー美術館で開催中の『虫めづる日本の人々』に行ってきました。

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日本美術が得意な花鳥風月。それとともに虫もまた重要なモチーフ。
小さな生き物たちも親しまれて、物語や和歌、絵巻・絵画に登場しているんだよね。

この展覧会は特に江戸時代に焦点をあてて、虫と人との親密な関係を改めて見つめ直すというのがテーマ。展覧会場に入ると涼しげな虫の声が流れていました。晩夏の夕涼みって感じで、なんかとっても和みましたわ。今回は写真撮影は NG です。チラシからパチリしたよ。

もともと草虫図は中国で成立した画題なんだそうな。
日本に伝来して、それが日本の風土や感性にあったものに変化していったんだろうね。四季折々の情緒溢れる作品になっていったんだろうなーと、作品を観ながら思いました。(今の日本はだんだん四季が崩れてきてるけどさ)



実際、嵯峨野周辺を散策して鳴く虫を捕まえて、宮中に献上する虫撰も行われるようになっていたみたい。江戸時代の虫売りさんが描かれた作品もあって、虫籠がねえ〜、素敵なんだよねえ^^

こちら ↓ の作品は、喜多川歌麿の「夏姿美人図」



蛍狩りに出掛ける女性が鏡を見て、身だしなみをチェックしてるところです。一緒に出掛けるのは男性なんだろうね。今なら花火大会に出掛ける前の女の子って感じ?(笑)
足元にはうちわと一緒に、蛍を入れる籠が置いてあります^^
このあとの話を想像しちゃう素敵な作品。

「きりぎりす絵巻」は、擬人化された虫たちが登場する物語。
玉虫姫をめぐって、キリギリスとヒグラシ、蝉が争う物語みたいだよ。面白そうだ。



江戸時代は本草学や、書物に登場する動植物の名前を同定する名物学が進展した時代。
第8代将軍・徳川吉宗が洋書の輸入制限を緩和して、全国的な動植物の調査をおこなった影響もあって、優れた博物図譜が制作されるようになったんだって。

よりリアルに描かれて特徴も記された「画本虫撰」は面白かったよー。

この展覧会で楽しみにしてるのは、伊藤若冲の『菜蟲譜』(重要文化財)なの。
でもこの作品が展示されるのは 8/9〜9/18 なのだ!!



そんなわけで、この期間中にまた展覧会に行こうと思っています^^
友の会に入ってるから、何度でも行けるww

派手さはないけど、じっくり楽しめる展覧会でした。
鑑賞後のランチは久しぶりの茅乃舎さん。十穀汁をいただいて満足満足♪




*****
虫めづる日本の人々
サントリー美術館
2023年7月22日〜9月18日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2023_3/index.html


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関東大震災と東京国立博物館 [アート]

連休中は天袋の襖も開けていたので、2ニャンは喜んでココに居ました。

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「うみの場所が狭くなったニャ!」



この季節は天袋に羽毛布団が片付けられるからねえ^^;
寒くなるまで我慢してw



今日もトーハク記事です。
本館特別 2 室での特集『関東大震災と東京国立博物館』も観てきました。2023年9月3日までの展示です。



大正12 年(1923)9月1日に発生した関東大震災。当時はまだ東京帝室博物館だったトーハクも被害を受けました。被害の実態を振り返りながら、復旧・復興の歩みについての一端を紹介しています。

地震があったとき、上野公園は比較的被害が少なかったらしく、避難者が大勢押し寄せたんだって。そこで博物館総長が宮内省の大臣に公園内にバラック(仮設住宅)建設&許可を求めたんだそうな。これはそのときの書類。バラック建設を希望する団体は、博物館総長に申請したようです。



震災の焼け跡を写生したもの。上野駅址だそうな。
当時レンガ造り2F建ての駅舎は地震発生翌日に消失してしまったんだって。これは壁だけが残った駅舎の様子。



博物館も被害を受け、一時閉館となりました。
レンガ造りの旧本館は、正面玄関が大きく崩落して取り壊し。敷地内の表慶館は唯一無事だったようで、収蔵品がそっちに集められて展示されたんだって。収蔵品の殆どを失った科博(当時は東京博物館)に、自然史関係の資料を譲渡したので、トーハクは歴史&美術の博物館になったみたい。



当時被害を受けた展示品と、そのときの様子が分かる写真も同時に展示されてました。
重要文化財の如来立像。



こういう像は重心が高いので倒れやすい。
今はちゃんと固定されてるよ^^



野々村仁清の水指しも、今は綺麗に修復されてるけど……



こんなめちゃめちゃに壊れてたんだね (>_<



被災関係の写真もたくさん展示されてました。



あああ、仏像さん、頭が痛そうだ;;



関東大震災の 5 年後、本館の復興が具体化されて、科学的・工学的調査がおこなわれたんだって。そして公募審査で選ばれた建築家・渡辺仁さんの計画案に基づいて、耐震耐火性能を備えた博物館になったとのこと。それが現在の本館でございます。
昭和13年開館だそうな。

いつも行く博物館の歴史が分かって興味深かったです。
そして収蔵している展示品を修復していった人たちに感謝だね。

東京国立近代美術館(竹橋)でも関東大震災があった日は、横山大観の『生々流転』公開初日。スタッフさんがそれを持って逃げてくれたから、今も私たちはその名品を観ることが出来る。
ありがたい^^


*** お知らせ ***

画像が表示されたりされなかったり、ご迷惑をおかけしてます。
この件は Microsoft のサポートに伝わり、担当してくれる人と、やりとりを開始したところです。
解決するかはまだ分かりませんが、もうしばらくご不便おかけすることお許し下さい m(_ _)m

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【これは Mac の画面】

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もちろん画像表示しないでスルーしてくれても OK ですよ^^


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隕石と土偶 [アート]

風の通る場所で眠そうなうみちゃんです。

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さてさて、時間を戻して……
連休前に行った国立科学博物館。アンデス文明展の回顧展示を観た後は隕石を楽しむのです。8/21 まで展示されている越谷隕石です。



1902年(明治35年)、埼玉県越谷市に落下した隕石。
発見者の自宅に長年保管されていて、2021年に科博に分析依頼がきたんだって。そして 2023年2月、国際隕石学会に「越谷隕石 (Koshigaya) 」として登録されたんだって。

実物標本と隕石薄片が展示されてました。
この顕微鏡で覗くと……



このパネル写真のようなキラキラが見えたよ〜〜!
めちゃめちゃ綺麗な輝き^^



実物標本、こうやってみると普通の石に見えるんだけどね。
隕石なんだねー。



日本は、国の面積に比べて確認されている隕石の数が多いんだって。
人々の隕石に対する関心が高くて、古くから神社仏閣に保管されてきたのがその理由ではないか? とのこと。

科博にはその他の石も展示されてます。
石って眺めてるだけで、けっこう幸せww



この日、じつは科博の前にトーハクにも行っておりました。
目的は土偶!!(笑)



東洋館のミュージアムシアターで上映されている『DOGU 美のはじまり』を観たのでした。
国宝に指定されている 5 体の土偶の紹介^^
VR なので、普段展示されている状態では観ることが出来ない土偶の裏側や、細かい部分まで楽しめます。

縄文時代の土偶。私たちが展覧会などで目にするものは縄文中期からのものが多いのだ。
最初の土偶は、縄文草創期後半。このときの土偶は普段見慣れているものとは違うフォルム。そして初期の土偶が発見されている場所は関東地方が圧倒的に多い。西日本はゼロ。

縄文人が日本にやってきたルートは、舟も多かったのかなあ。アフリカを出発したホモ・サピエンスが日本に来て、縄文人になって各地に広がっていった流れをいつも知りたいって思うのよね。縄文時代の頃の地図が欲しいよー!(笑)

ロマン溢れる VR でございました^^

上映会場入口には土偶のレプリカも置いてあって、それは実際に触ることができるよ。
重さなども再現されているので、比較出来て面白かったな^^

上映後、アンケートに答えてゲットしたポストカード。
風神様のドアップww



誰に送ろうかな〜(笑)
梅吉くんかなw


*** おまけ ***
国宝に指定されている土偶 5 体は以下の通り。

・縄文のビーナス(長野県茅野市)
・縄文の女神(山形県最上郡)
・仮面の女神(長野県茅野市)
・合掌土偶(青森県八戸市)
・中空土偶(北海道函館市)


*** お知らせ ***

このお知らせは、しばらく毎回載せるつもりです。
しつこくてゴメンネ。ちょっと落ち着いたら、画像の保存場所もちゃんと考えます。その前に調子の悪い Mac のクリアインストールをしなくちゃ ^^;

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もちろん画像表示しないでスルーしてくれても OK ですよ^^


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懐かしい!「アンデス文明展の歩み」 [アート]

13 日は上野の科博へお出掛けです。

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現在開催中の特別展『海』は 15 日からスタートだったので、この日はまだやってなかったのだ。今回の目的はコチラ。
『国立科学博物館 アンデス文明展の歩み』です。



科博では、1994 年から 2017 年まで、TBS と共同で古代アンデス文明に関する特別展を開催していたのよ。今年はペルーと日本が外交関係を結んで 150 年なんだって。それを記念して古代アンデス文明に関する特別展を回顧するミニスペースが設けられてました。



1994 年のシカン発掘展から 2017 年の古代アンデス文明展まで、もちろん全部展覧会は観てるよ。このあたりの文明好きだから毎回ワクワクしてたなあ(笑)

今回は本場ペルーからお宝は来てないので、ペルー大使館所蔵のレプリカ展示です^^
当時の展覧会のことを思い出しながら眺めました。
モチェ文化(A.D. 100 頃 - A.D. 700 頃)の土器。デザインが好きですw
昔昔、ネットゲームのキャラ名、モチェにしてたw



シカン文化(A.D. 800 頃 - A.D. 1100 頃)の土器。人型壺の肩に乗っているのは犬のように見えたんだけど、家に帰ってから当時の図録を確認したら、これはシカン神で、肩に乗っているのは猫科の動物みたい。



ナスカ文化(A.D. 1 頃 - A.D. 600 頃)の土器はこんな感じ。
展覧会では地上絵が会場に作られていて、その上を歩いた記憶があるんだけど記憶違いかなあ?



今回、モチェの装飾品を観て、「あ!!」って思ったのがコチラ。



この一番左の装飾品をモチーフにしたペンダントヘッドを持ってるのだ。
科博の展覧会のミュージアムショップで買ったのかな? って思ったんだけど、当時のブログ記事を読み返すと違うものを買っている(笑)



ということは、このペンダントヘッドは、1999 年に当時存在していた伊勢丹美術館で開催された『古代アンデス シパン王墓の奇跡 黄金王国モチェ発掘展』で買ったものだ!
図録を確認したら、この展覧会に同じ装飾品が展示されてました。
いや〜、今までに買った図録も、ブログ記事(ブログ開始は 2006年だけど)も役に立つなあww

帰宅してから過去の図録を眺めて、当時の記憶を思い出して楽しみました。
現在もペルーでは発掘調査が進められているので、この先どんな発見があるのか楽しみだな。


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国立科学博物館 アンデス文明展の歩み
2023年7月11日〜8月20日
常設展の料金で観られます。
https://www.kahaku.go.jp/event/2023/07peru150/


*** おまけ ***

酷暑でも食べた味噌ラーメン。
汗だくだったけど、美味しかった^^

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