トーハクの常設展示をいくつか [アート]
今日はトーハクの常設展示の写真なんだそうにゃ〜。

下村観山が描いた「豊太閤(大正7年)」だよ。秀吉が息子の秀頼を抱いている絵。秀吉の表情も優しい感じ。

こちらは高橋由一の「長良川鵜飼(明治24年)」。陰影があって炎がリアルだったわー。

可愛いかったのは石川光明の「野猪(大正元年)」です。こういうフォルム可愛いなって思っちゃうw

鎌倉時代(13世紀)の如意輪観音菩薩坐像。

如意輪観音菩薩って好きなんだけど、めっちゃ美形の如意輪観音菩薩さまを観たのはどこのお寺だったろうなあ。いまだに思い出せないww
またお会いしたいんだけどねー。
「美形の猫ならココに居るのにゃ」

如意輪観音菩薩さまが思い出せないので、あおくんの顔を見ておくことにするよー。
下村観山が描いた「豊太閤(大正7年)」だよ。秀吉が息子の秀頼を抱いている絵。秀吉の表情も優しい感じ。
こちらは高橋由一の「長良川鵜飼(明治24年)」。陰影があって炎がリアルだったわー。
可愛いかったのは石川光明の「野猪(大正元年)」です。こういうフォルム可愛いなって思っちゃうw
鎌倉時代(13世紀)の如意輪観音菩薩坐像。
如意輪観音菩薩って好きなんだけど、めっちゃ美形の如意輪観音菩薩さまを観たのはどこのお寺だったろうなあ。いまだに思い出せないww
またお会いしたいんだけどねー。
「美形の猫ならココに居るのにゃ」

如意輪観音菩薩さまが思い出せないので、あおくんの顔を見ておくことにするよー。
カッコ良かった! 神護寺―空海と真言密教のはじまり展 [アート]
ちょっと前の話になってしまうけど、トーハクで開催中の特別展『神護寺―空海と真言密教のはじまり』に行ってきました。

唐から帰国した空海が活動の拠点とした神護寺。今年は創建 1200 年 & 空海生誕 1250 年なんだって。それを記念して空海の生きた時代に制作された彫刻・絵画、国宝や重要文化財を含む約 100 件の名品を観ることが出来る展覧会です^^
子供たちは夏休みに入ったばかり。すぐに展覧会には来ないかな?って思って出掛けたの。上野公園内に家族連れは多かったけど、動物園や科博(昆虫展を開催中)に向かう人たちでした。
展覧会場内は 20 〜 30 代の中国人が多かったかな。かなり真剣に作品を観ていたので、空海さんは人気なのか? なんて思っちゃった。
今回、私が 1 番楽しみにしていたのは国宝の「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」です。
空海が生きていた時代に制作された現存最古の両界曼荼羅。江戸時代以来、およそ 230 年ぶりに修理された曼荼羅を公開しているのよ。
前期展示は胎蔵界曼荼羅。後期に金剛界曼荼羅が展示されます。
金泥と銀泥で描かれているの。金泥は線が残っているんだけど、銀泥は消えちゃっているんだよね。単眼鏡でじっくり眺めて消えてしまった線も想像(笑)
映像では銀泥を復元した状態のものを再現してました。
江戸時代に制作された両界曼荼羅も展示されていて、こちらは 18 世紀のものだけあってすごく見やすい! めちゃめちゃ大きな曼荼羅なので、上の方は単眼鏡でじっくり楽しみました。うっとりするくらい精緻な作品。いつまででも眺めていられるよぉー。
曼荼羅に描かれた仏さまたちの図像が描かれた巻物も展示されていて、それを見ていたら明らかに女性と思われる菩薩像の絵が。名前を見ると「孔雀王母菩薩」って書いてある。
孔雀王母菩薩って孔雀明王の別名でもあるんだよね。
豊かな乳房。この作品は思いっきり女性の姿で描かれているのね〜って眺めてきました^^
*
今回の展覧会は平成館での開催なので、第 1 会場と第 2 会場があるの。
第 2 会場を観ている途中で、めちゃめちゃ空腹になってきた私(笑)
じつは 9 時半の開館と同時に行くと、平成館に行く列に並んで外を歩かないと駄目なのでは? って思って、10 時過ぎに博物館に行ったのです。これなら本館に入ってそこから陽の光を浴びずに平成館まで行けるからさww

そんなわけで腹ぺこの時間帯に突入してしまったのだ。
空腹では楽しめないなーって思ったので、いったん会場を出てゴハンを食べに行きました。当日なら再入場が出来るからね ^m^
外はめちゃめちゃ暑いので博物館の敷地からは出たくない。ダッシュで東洋館のレストランに行ってゴハンゴハン。京都・神護寺展特別メニューがありました。
ハモですよハモ!!

ハモと季節野菜の天ぷら御膳を漫喫して、お腹も満たされたので展覧会場に戻りました^^
第 2 会場の後半は仏像です^^
もうね、カッコ良すぎ!!!
ライティングが秀逸で、十二神将たちの影すらカッコいい!!
現存最古の「五大虚空蔵菩薩坐像」も楽しみました。
写真撮影が OK だったのは、持国天と増長天の二天王立像 ^^

何時間居たかしら?
満足して展覧会場を出て、そのあとは本館の常設展示をチラっと観て帰ります。
あああ、暑そうだ(笑)

日焼け止めをタップリ塗って、帽子を目深にかぶってサングラスをして外に出たわ。
かな〜〜〜り見応えのある展覧会で、とっても楽しかったです♪
***
神護寺―空海と真言密教のはじまり
東京国立博物館 平成館
2024年7月17日〜9月8日
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/jingoji/
唐から帰国した空海が活動の拠点とした神護寺。今年は創建 1200 年 & 空海生誕 1250 年なんだって。それを記念して空海の生きた時代に制作された彫刻・絵画、国宝や重要文化財を含む約 100 件の名品を観ることが出来る展覧会です^^
子供たちは夏休みに入ったばかり。すぐに展覧会には来ないかな?って思って出掛けたの。上野公園内に家族連れは多かったけど、動物園や科博(昆虫展を開催中)に向かう人たちでした。
展覧会場内は 20 〜 30 代の中国人が多かったかな。かなり真剣に作品を観ていたので、空海さんは人気なのか? なんて思っちゃった。
今回、私が 1 番楽しみにしていたのは国宝の「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」です。
空海が生きていた時代に制作された現存最古の両界曼荼羅。江戸時代以来、およそ 230 年ぶりに修理された曼荼羅を公開しているのよ。
前期展示は胎蔵界曼荼羅。後期に金剛界曼荼羅が展示されます。
金泥と銀泥で描かれているの。金泥は線が残っているんだけど、銀泥は消えちゃっているんだよね。単眼鏡でじっくり眺めて消えてしまった線も想像(笑)
映像では銀泥を復元した状態のものを再現してました。
江戸時代に制作された両界曼荼羅も展示されていて、こちらは 18 世紀のものだけあってすごく見やすい! めちゃめちゃ大きな曼荼羅なので、上の方は単眼鏡でじっくり楽しみました。うっとりするくらい精緻な作品。いつまででも眺めていられるよぉー。
曼荼羅に描かれた仏さまたちの図像が描かれた巻物も展示されていて、それを見ていたら明らかに女性と思われる菩薩像の絵が。名前を見ると「孔雀王母菩薩」って書いてある。
孔雀王母菩薩って孔雀明王の別名でもあるんだよね。
豊かな乳房。この作品は思いっきり女性の姿で描かれているのね〜って眺めてきました^^
*
今回の展覧会は平成館での開催なので、第 1 会場と第 2 会場があるの。
第 2 会場を観ている途中で、めちゃめちゃ空腹になってきた私(笑)
じつは 9 時半の開館と同時に行くと、平成館に行く列に並んで外を歩かないと駄目なのでは? って思って、10 時過ぎに博物館に行ったのです。これなら本館に入ってそこから陽の光を浴びずに平成館まで行けるからさww
そんなわけで腹ぺこの時間帯に突入してしまったのだ。
空腹では楽しめないなーって思ったので、いったん会場を出てゴハンを食べに行きました。当日なら再入場が出来るからね ^m^
外はめちゃめちゃ暑いので博物館の敷地からは出たくない。ダッシュで東洋館のレストランに行ってゴハンゴハン。京都・神護寺展特別メニューがありました。
ハモですよハモ!!
ハモと季節野菜の天ぷら御膳を漫喫して、お腹も満たされたので展覧会場に戻りました^^
第 2 会場の後半は仏像です^^
もうね、カッコ良すぎ!!!
ライティングが秀逸で、十二神将たちの影すらカッコいい!!
現存最古の「五大虚空蔵菩薩坐像」も楽しみました。
写真撮影が OK だったのは、持国天と増長天の二天王立像 ^^
何時間居たかしら?
満足して展覧会場を出て、そのあとは本館の常設展示をチラっと観て帰ります。
あああ、暑そうだ(笑)
日焼け止めをタップリ塗って、帽子を目深にかぶってサングラスをして外に出たわ。
かな〜〜〜り見応えのある展覧会で、とっても楽しかったです♪
***
神護寺―空海と真言密教のはじまり
東京国立博物館 平成館
2024年7月17日〜9月8日
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/jingoji/
国宝の源氏物語絵巻、横笛を観てきたよ [アート]
昨日は消防点検がありました。
うみちゃんは押し入れで寛いでいたので、作業員さんたちが部屋に入ってきても此処でじっとしていたわ。

あおは逃げ遅れてキャットタワーの下で固まっている(笑)

作業員さんが帰ったあとはパトロールをしていたあおくん。
うみも押し入れから出てきて様子を窺っていたよw

このあと 2 ニャンは寝モードに入ったので、私はお出掛け。
サントリー美術館に行ってきました。
現在、国宝の源氏物語絵巻が期間ごとに場面を変えて展示されているのよ。
展覧会の詳細は以前の記事に書いてます。
https://rongo-rongo.blog.ss-blog.jp/2024-07-10
展示替え一覧:
・柏木(三):2024年7月3日~7月15日
・横笛 :2024年7月17日~7月29日
・橋姫:2024年7月31日~8月15日
・宿木(二):2024年8月16日~9月1日
暑そうだったので悩んだけど「横笛」を観に行ってまいりました。
どんな作品なのかは徳川美術館のサイトをリンクしておくので興味がある方は見てね。
https://www.tokugawa-art-museum.jp/exhibits/planned/2018/1103-1toku/post-08/
家で昼食を済ませてから出掛けたので、ランチ写真はナシ^^
ついでにサントリー美術館が入っている東京ミッドタウンでポケ活をして帰って来たわw
*
京都文化博物館で 9 月 14 日から開催される展覧会、すごく良さそう!
東京には来てくれないのかなぁ。

19世紀〜20世紀の日本画家、石崎光瑤の大規模回顧展だそうな。
若冲のことを紹介した人でもあるみたい。
そして晩年の光瑤が描いた高野山 金剛峯寺の奥殿襖絵も寺外初公開なんだってー。いいなあ^^

お近くの方は是非是非^^
観てきてレポしてほしい!
うみちゃんは押し入れで寛いでいたので、作業員さんたちが部屋に入ってきても此処でじっとしていたわ。
あおは逃げ遅れてキャットタワーの下で固まっている(笑)
作業員さんが帰ったあとはパトロールをしていたあおくん。
うみも押し入れから出てきて様子を窺っていたよw
このあと 2 ニャンは寝モードに入ったので、私はお出掛け。
サントリー美術館に行ってきました。
現在、国宝の源氏物語絵巻が期間ごとに場面を変えて展示されているのよ。
展覧会の詳細は以前の記事に書いてます。
https://rongo-rongo.blog.ss-blog.jp/2024-07-10
展示替え一覧:
・柏木(三):2024年7月3日~7月15日
・横笛 :2024年7月17日~7月29日
・橋姫:2024年7月31日~8月15日
・宿木(二):2024年8月16日~9月1日
暑そうだったので悩んだけど「横笛」を観に行ってまいりました。
どんな作品なのかは徳川美術館のサイトをリンクしておくので興味がある方は見てね。
https://www.tokugawa-art-museum.jp/exhibits/planned/2018/1103-1toku/post-08/
家で昼食を済ませてから出掛けたので、ランチ写真はナシ^^
ついでにサントリー美術館が入っている東京ミッドタウンでポケ活をして帰って来たわw
*
京都文化博物館で 9 月 14 日から開催される展覧会、すごく良さそう!
東京には来てくれないのかなぁ。

19世紀〜20世紀の日本画家、石崎光瑤の大規模回顧展だそうな。
若冲のことを紹介した人でもあるみたい。
そして晩年の光瑤が描いた高野山 金剛峯寺の奥殿襖絵も寺外初公開なんだってー。いいなあ^^

お近くの方は是非是非^^
観てきてレポしてほしい!
尾張徳川家の至宝を楽しむ [アート]
朝から異常な暑さの月曜日。外出は控えてとニュースで言っていたけど、おかーちゃんは出掛ける支度をしてました。あおが呆れてる(笑)

鞄に入り込んで邪魔をしてます。大丈夫。昼頃には帰ってくるから!

というわけで、地下鉄に乗ってず〜っと地下を歩いてやってきたのは六本木。サントリー美術館です。現在開催中の『徳川美術館展〜尾張徳川家の至宝』を観るのだ。

名古屋にある徳川美術館。今回の展覧会は、この美術館が所有する御三家・尾張徳川家に受け継がれてきたお宝の数々を楽しむものでございます^^
徳川美術館は 2019 年の夏に訪れたことがあります。
台風 10 号が来ていたにもかかわらず、晴れ女パワーを発揮してめちゃめちゃ暑い日でバテたのを覚えてるわ。この頃は貧血が酷かったんだけど、結局この年の冬に子宮筋腫の摘出手術をして、貧血ともバイバイし、元気に復活したので非常に印象に残っている徳川美術館なのだ(笑)
今回の展覧会、お楽しみはなんと言っても国宝・源氏物語絵巻!!
現存している中では最古の源氏絵なのよ。紫式部が源氏物語を著した約 100 年後(12世紀前半)に制作されたとみられているそうな。

展示替えをしながら四場面を見せてくれるらしいのですよ。
全部を観たいなーって思っているけど……メンバーズ会員なので展覧会は何度も観られるんだけど……暑さ次第なのよねぇww
展示替えの覚書:
・柏木(三):2024年7月3日~7月15日
・横笛 :2024年7月17日~7月29日
・橋姫:2024年7月31日~8月15日
・宿木(二):2024年8月16日~9月1日
他の場面も観にくる気力があるか否か!?(笑)
婚礼調度の最高傑作。三代将軍家光の長女・千代姫の初音の調度。
千代姫は尾張徳川家の二代光友に数え 3 歳で嫁いだのよ。

私が観に行った日は国宝の旅眉作箱が展示されていました。本当に美しい作りでうっとりですよ。7/31 からは国宝の胡蝶蒔絵将棋盤・駒箱が展示されるんだって。これはまた美術館に来なければならないわ。
他にも刀剣や茶道具、能の道具や香合などなど、装飾が見事なお宝がたくさんでした。
かな〜り優雅な気持ちになれましたよ。でもやっぱり源氏物語絵巻が良かった^^
展覧会後のランチはいつもの茅乃舎さんで十穀汁です。

美術館から六本木駅までは地下なので平気だったんだけど、最寄り駅に着いたら暑すぎる!!
じつはずーっと愛用していたサングラスが壊れてしまっていてねぇ。しかも名古屋で買ったものなので簡単に直しに行けない(笑)
最寄り駅の眼鏡屋さんに入って新しいサングラスを買いました。
UV400 ってのを選んでみた。

ネジが緩くなったり鼻当てが曲がったらいつでも直してもらえます? って聞いたらもちろん OK ですって言ってくれたので、これからはすぐにメンテしてもらえるね。
ついでに展覧会のときに活躍してるメガネもネジを調整してもらって帰宅しました。(この眼鏡屋で買ったものだからw)
*****
徳川美術館 尾張徳川家の至宝
サントリー美術館
2024 年 7 月 3 日〜 9 月 1 日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2024_3/index.html
鞄に入り込んで邪魔をしてます。大丈夫。昼頃には帰ってくるから!
というわけで、地下鉄に乗ってず〜っと地下を歩いてやってきたのは六本木。サントリー美術館です。現在開催中の『徳川美術館展〜尾張徳川家の至宝』を観るのだ。
名古屋にある徳川美術館。今回の展覧会は、この美術館が所有する御三家・尾張徳川家に受け継がれてきたお宝の数々を楽しむものでございます^^
徳川美術館は 2019 年の夏に訪れたことがあります。
台風 10 号が来ていたにもかかわらず、晴れ女パワーを発揮してめちゃめちゃ暑い日でバテたのを覚えてるわ。この頃は貧血が酷かったんだけど、結局この年の冬に子宮筋腫の摘出手術をして、貧血ともバイバイし、元気に復活したので非常に印象に残っている徳川美術館なのだ(笑)
今回の展覧会、お楽しみはなんと言っても国宝・源氏物語絵巻!!
現存している中では最古の源氏絵なのよ。紫式部が源氏物語を著した約 100 年後(12世紀前半)に制作されたとみられているそうな。
展示替えをしながら四場面を見せてくれるらしいのですよ。
全部を観たいなーって思っているけど……メンバーズ会員なので展覧会は何度も観られるんだけど……暑さ次第なのよねぇww
展示替えの覚書:
・柏木(三):2024年7月3日~7月15日
・横笛 :2024年7月17日~7月29日
・橋姫:2024年7月31日~8月15日
・宿木(二):2024年8月16日~9月1日
他の場面も観にくる気力があるか否か!?(笑)
婚礼調度の最高傑作。三代将軍家光の長女・千代姫の初音の調度。
千代姫は尾張徳川家の二代光友に数え 3 歳で嫁いだのよ。
私が観に行った日は国宝の旅眉作箱が展示されていました。本当に美しい作りでうっとりですよ。7/31 からは国宝の胡蝶蒔絵将棋盤・駒箱が展示されるんだって。これはまた美術館に来なければならないわ。
他にも刀剣や茶道具、能の道具や香合などなど、装飾が見事なお宝がたくさんでした。
かな〜り優雅な気持ちになれましたよ。でもやっぱり源氏物語絵巻が良かった^^
展覧会後のランチはいつもの茅乃舎さんで十穀汁です。
美術館から六本木駅までは地下なので平気だったんだけど、最寄り駅に着いたら暑すぎる!!
じつはずーっと愛用していたサングラスが壊れてしまっていてねぇ。しかも名古屋で買ったものなので簡単に直しに行けない(笑)
最寄り駅の眼鏡屋さんに入って新しいサングラスを買いました。
UV400 ってのを選んでみた。
ネジが緩くなったり鼻当てが曲がったらいつでも直してもらえます? って聞いたらもちろん OK ですって言ってくれたので、これからはすぐにメンテしてもらえるね。
ついでに展覧会のときに活躍してるメガネもネジを調整してもらって帰宅しました。(この眼鏡屋で買ったものだからw)
*****
徳川美術館 尾張徳川家の至宝
サントリー美術館
2024 年 7 月 3 日〜 9 月 1 日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2024_3/index.html
トリオ展は面白かった! [アート]
この日は久しぶりの展覧会。
カブトムシのお世話、ムラ食いになっているあおの機嫌をとりながらゴハンを食べさせたらお昼時になっちゃいました。先に食べてから絵を鑑賞することにします。

トムヤムクン麺。咳が完全におさまっているわけではないので、外食で喉を刺激しないように辛さを控えめにしてもらいました。なのでちょっと甘い感じのトムヤムクン麺だったわw
今回の展覧会は国立近代美術館で開催中の『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』展です。

パリ、東京、大阪 3 都市の美術館がタッグを組んだ展覧会。
パリ市立近代美術館・東京国立近代美術館・大阪中之島美術館のコレクションを観ることができるの。しかも、モチーフやテーマごとに 3 館の作品を見比べるという面白い試みです。

この展覧会、一部の作品を除いて殆どが撮影 OK でした。
各都市の人々、町並み、近代化していく時代の変化などなど、それぞれの場所での違いも面白かったですよ。

都市と人々というテーマでは、河合新蔵の『道頓堀』をパチリしてきた^^

今回展覧会を観ていて、大阪で活躍した画家って知らない人が多いんだなーってしみじみ感じました。なかなか東京では作品を観る機会がないから、余計にこの展覧会は面白いなって感じたよ。
個人的に好きだったのは「夢と無意識」をテーマにした作品の数々。シュルレアリストの作品が多めです。
パリ市立近代美術から来ていたヴィクトル・ブローネルの『ベレル通り2番地2の出会い』は、アンリ・ルソーの『蛇使いの女』っていう作品とのコラボちっくな作品。女の奏でる笛の音に惹かれて寄ってきたのは怪しげな生き物でした^m^

この画家は知らなかったんだけど、お父さんが心霊学の愛好家だったみたいなのでいろいろ影響受けてそうだよね。
マルク・シャガールの『夢』も引き込まれるなぁ^^

モディリアーニやピカソ、マティス、マグリット、岸田劉生、草間彌生などお馴染みの画家の作品も楽しめたよ。
こちらは東京国立近代美術館のコレクションなので、過去に何度も観ていて好きな作品。湯のゆらめきがすごく好きなのだ。小倉遊亀の『浴女 その一』です。

藤田嗣治の『五人の裸婦』は、いつもベッドの上に居る猫に目がいっちゃってるんだけど……(裸婦にももちろん目はいくよw)

今回は犬をまじまじ眺めた(笑)
このちょっと不満そうな顔がツボww

現在活躍しているアーティストたちの作品もありました。
奈良美智の作品も久しぶりに観たわ〜。

本当にいろんな芸術家の作品がきていたので、作品そのものを楽しめるのはもちろんなんだけど、コンセプトが面白くて大満足の展覧会でした。
この展覧会はこの秋、大阪にも巡回するので、関西地区の方で興味があればぜひぜひ。
***
TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション
東京国立近代美術館
2024年5月21日〜8月25日
【巡回】
大阪中之島美術館 4階展示室
2024年9月14日〜12月8日
https://art.nikkei.com/trio/
カブトムシのお世話、ムラ食いになっているあおの機嫌をとりながらゴハンを食べさせたらお昼時になっちゃいました。先に食べてから絵を鑑賞することにします。
トムヤムクン麺。咳が完全におさまっているわけではないので、外食で喉を刺激しないように辛さを控えめにしてもらいました。なのでちょっと甘い感じのトムヤムクン麺だったわw
今回の展覧会は国立近代美術館で開催中の『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』展です。
パリ、東京、大阪 3 都市の美術館がタッグを組んだ展覧会。
パリ市立近代美術館・東京国立近代美術館・大阪中之島美術館のコレクションを観ることができるの。しかも、モチーフやテーマごとに 3 館の作品を見比べるという面白い試みです。
この展覧会、一部の作品を除いて殆どが撮影 OK でした。
各都市の人々、町並み、近代化していく時代の変化などなど、それぞれの場所での違いも面白かったですよ。
都市と人々というテーマでは、河合新蔵の『道頓堀』をパチリしてきた^^
今回展覧会を観ていて、大阪で活躍した画家って知らない人が多いんだなーってしみじみ感じました。なかなか東京では作品を観る機会がないから、余計にこの展覧会は面白いなって感じたよ。
個人的に好きだったのは「夢と無意識」をテーマにした作品の数々。シュルレアリストの作品が多めです。
パリ市立近代美術から来ていたヴィクトル・ブローネルの『ベレル通り2番地2の出会い』は、アンリ・ルソーの『蛇使いの女』っていう作品とのコラボちっくな作品。女の奏でる笛の音に惹かれて寄ってきたのは怪しげな生き物でした^m^
この画家は知らなかったんだけど、お父さんが心霊学の愛好家だったみたいなのでいろいろ影響受けてそうだよね。
マルク・シャガールの『夢』も引き込まれるなぁ^^
モディリアーニやピカソ、マティス、マグリット、岸田劉生、草間彌生などお馴染みの画家の作品も楽しめたよ。
こちらは東京国立近代美術館のコレクションなので、過去に何度も観ていて好きな作品。湯のゆらめきがすごく好きなのだ。小倉遊亀の『浴女 その一』です。
藤田嗣治の『五人の裸婦』は、いつもベッドの上に居る猫に目がいっちゃってるんだけど……(裸婦にももちろん目はいくよw)
今回は犬をまじまじ眺めた(笑)
このちょっと不満そうな顔がツボww
現在活躍しているアーティストたちの作品もありました。
奈良美智の作品も久しぶりに観たわ〜。
本当にいろんな芸術家の作品がきていたので、作品そのものを楽しめるのはもちろんなんだけど、コンセプトが面白くて大満足の展覧会でした。
この展覧会はこの秋、大阪にも巡回するので、関西地区の方で興味があればぜひぜひ。
***
TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション
東京国立近代美術館
2024年5月21日〜8月25日
【巡回】
大阪中之島美術館 4階展示室
2024年9月14日〜12月8日
https://art.nikkei.com/trio/
東京都美術館のデ・キリコ展に行ってきた [アート]
4 日は、ちょっと元気も出ていたので東京都美術館に行きました〜。

現在開催中の展覧会は『デ・キリコ』展です!

イタリア人の両親を持つデ・キリコはギリシャ生まれ。
19世紀〜20世紀を生きた画家。日本での大回顧展は久しぶりなんじゃないかなー。
調べたら私は約 10 年ぶりだった。
https://rongo-rongo.blog.ss-blog.jp/2014-11-04
デ・キリコの描く作品は形而上絵画と言われ、歪んだ遠近法や脈絡のないモチーフが心をざわざわさせるんだよね。
病み上がりに観る作品がデ・キリコで良かったのかは謎だけど、彼の影の描き方は大好き。日常でありながらどこか非日常。ホラーやミステリー小説で言うなら序盤の主人公が感じるいろんな違和感、ハッキリと言えない違和感があるざわざわな感じに似ていて惹かれる(笑)

展覧会は自画像や肖像画に始まり、デ・キリコの代表作とも言える形而上絵画。それから新しい主題のちぐはぐで不穏なイメージを作り出した 1920 年代の作品、伝統的な絵画に回帰した作品、最後に新形而上絵画という構成。
いろんな作風のデ・キリコ作品が観られて楽しかったわ。
20世紀の古典主義の先駆者、ルノワールの作風を取り入れた作品もあって、このマヌカンに伏し目がちな目を描いたら、色彩とタッチがまさにルノワールだわ!って思った(笑)

デ・キリコの作品で、屋外に家具がドンと置かれている絵を観るんだけど、すごい不思議な感じがしていたのね。でも幼い頃暮らしたアテネでは、地震があるたび家具を屋外に運び出していたんだって。なるほど、そういう幼少の体験も影響してるのねーって思ったわ。

その他、舞台美術作品もありました。このあたりは殆ど観たことがなかったので新鮮だった^^
【今回の展覧会覚書】
マヌカン:理性的な意識を奪われた人間として表れている
彫刻:1940年『彫刻に関する小論』彫刻は柔らかく温かくなければならない
久しぶりにガッツリとデ・キリコの幻想的で不可思議な世界を楽しめた展覧会でした。
この展覧会は神戸に巡回するよー。
展覧会後のランチは上野駅で蕎麦でした。
せっかく喉ごしのよい蕎麦だったので、海苔はいらなかったなあw

あとで HC さんのブログで美味しそうなラーメン屋さんの記事を見て、そっちに行けば良かったと思ったw
*****
デ・キリコ展
東京都美術館
2024年4月27日〜8月29日
https://dechirico.exhibit.jp
【巡回】
神戸市立博物館
2024年9月14日〜12月8日

現在開催中の展覧会は『デ・キリコ』展です!
イタリア人の両親を持つデ・キリコはギリシャ生まれ。
19世紀〜20世紀を生きた画家。日本での大回顧展は久しぶりなんじゃないかなー。
調べたら私は約 10 年ぶりだった。
https://rongo-rongo.blog.ss-blog.jp/2014-11-04
デ・キリコの描く作品は形而上絵画と言われ、歪んだ遠近法や脈絡のないモチーフが心をざわざわさせるんだよね。
病み上がりに観る作品がデ・キリコで良かったのかは謎だけど、彼の影の描き方は大好き。日常でありながらどこか非日常。ホラーやミステリー小説で言うなら序盤の主人公が感じるいろんな違和感、ハッキリと言えない違和感があるざわざわな感じに似ていて惹かれる(笑)

展覧会は自画像や肖像画に始まり、デ・キリコの代表作とも言える形而上絵画。それから新しい主題のちぐはぐで不穏なイメージを作り出した 1920 年代の作品、伝統的な絵画に回帰した作品、最後に新形而上絵画という構成。
いろんな作風のデ・キリコ作品が観られて楽しかったわ。
20世紀の古典主義の先駆者、ルノワールの作風を取り入れた作品もあって、このマヌカンに伏し目がちな目を描いたら、色彩とタッチがまさにルノワールだわ!って思った(笑)

デ・キリコの作品で、屋外に家具がドンと置かれている絵を観るんだけど、すごい不思議な感じがしていたのね。でも幼い頃暮らしたアテネでは、地震があるたび家具を屋外に運び出していたんだって。なるほど、そういう幼少の体験も影響してるのねーって思ったわ。
その他、舞台美術作品もありました。このあたりは殆ど観たことがなかったので新鮮だった^^
【今回の展覧会覚書】
マヌカン:理性的な意識を奪われた人間として表れている
彫刻:1940年『彫刻に関する小論』彫刻は柔らかく温かくなければならない
久しぶりにガッツリとデ・キリコの幻想的で不可思議な世界を楽しめた展覧会でした。
この展覧会は神戸に巡回するよー。
展覧会後のランチは上野駅で蕎麦でした。
せっかく喉ごしのよい蕎麦だったので、海苔はいらなかったなあw
あとで HC さんのブログで美味しそうなラーメン屋さんの記事を見て、そっちに行けば良かったと思ったw
*****
デ・キリコ展
東京都美術館
2024年4月27日〜8月29日
https://dechirico.exhibit.jp
【巡回】
神戸市立博物館
2024年9月14日〜12月8日
「法然と極楽浄土」展に癒されました [アート]
この日はトーハクへ。やっと展覧会に行けました〜!
特別展「法然と極楽浄土」を観に来たのです。混雑してると思ったらそうでもなかったので、のんびりじっくり楽しみました。

法然といえば、「南無阿弥陀仏」ととなえれば誰でも極楽往生できると説いた人物。浄土宗を開いた人でございます。2024 年は浄土宗開宗 850 年なんだって。展覧会ではその歴史を紹介しつつ、全国の浄土宗諸寺院が所蔵する名宝を紹介してます。
展示室に入ると、平安時代の源信さんがまとめた『往生要集』がお出迎え。大学生の頃、現代語訳をちょっとだけ読んで面白かった記憶があります。もちろん全部は読んでないけど(笑)
素晴らしかったのは国宝の『法然上人絵伝』です。
法然の生涯、浄土宗に帰依した公家・武家や弟子たちの事績をおさめたものなんだけど、絵が美しい!人物も生き生きと描かれていて見飽きない^^
鎌倉時代の阿弥陀如来立像はとても端正な顔立ちで上品でした。快慶の作風に似てるらしくて、慶派の有力な仏師によるものだと考えられてるそうな。
像内から大量の史料が見つかって、それも展示されていたよー。作品が気になる方はコチラのリンクを見てね。
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/feature/shuri-shin-hakken-202404-3/
東京タワーのすぐ傍にある増上寺。ここも浄土宗。
増上寺のお宝『五百羅漢図』も展示されていました。これはね、何度も観ても面白いんだよねー。狩野派の絵師・狩野一信の作品。100 幅のうち 24 幅が前期と後期に分けられて展示されてます。
70 幅の羅漢図は唐獅子が羅漢さんの服にじゃれついている作品でお気に入りだ(笑)
さて。展示会場のラストには香川・法然寺の三仏堂(涅槃堂)をちょっとだけ再現した展示がありました。此処は写真撮影 OK だったよ。

お釈迦さまの涅槃像。そしてそれを取り囲んで嘆く羅漢、天龍八部衆、動物たちが配置されてます。涅槃図の立体展示だぁ〜!

亀やカタツムリもお釈迦様の入滅を悲しんでいるよ。でもね、猿は違う方を向いているww

ということは、もしかしたら……と思って反対側をチェックすると、やっぱり!!!
猫も違う方を向いていた(笑)

シッポを巻き付けてイカ耳になってる猫さん。きみはいったい何処を見ているんだい?
みんなの嘆き悲しむ姿は見たくないのかな?(笑)
「おれは悲しくないぜ、ちくしょぉー」って強がっているのかは知らないw

何処かが所蔵してる涅槃図でも、猫は違う方を向いていた気がするw
展覧会を楽しんで、ひとまずはランチ。
東洋館のレストランで海鮮丼を食べて〜……グラスビールも飲んじゃった^^

そのあとは本館をうろうろ。久しぶりのトーハクだったのであちこち見たけど、本館は外国人観光客だらけでした^^
仏像コーナーで初めて見る作品。ひらひらのスカートみたい!誰?って思って近づいちゃった。

京都の平等院鳳凰堂に伝わる『雲中供養菩薩像』でした。現在は文化庁が管理しているっぽい。
平等院鳳凰堂の壁に掛けられて、阿弥陀如来像のいる堂内を極楽浄土として演出していた菩薩様のようです。なるほど、ひらひらスカートに見えたのは雲だったのか^^
たっぷり楽しんだトーハク。
やっぱりマメに来て癒やしをもらわないとだわね!ww
他にも見逃している展覧会がありそうなのでチェックしないとですっ
*****
法然と極楽浄土
東京国立博物館 平成館
2024年4月16日〜2024年6月9日
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/honen2024-25/
※ この展覧会は京都と九州に巡回します!
【京都】京都国立博物館 2024年10月8日〜12月1日
【九州】九州国立博物館 2025年10月7日〜11月30日
3会場の出品目録:
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/honen2024-25/img/list_3venues.pdf
特別展「法然と極楽浄土」を観に来たのです。混雑してると思ったらそうでもなかったので、のんびりじっくり楽しみました。
法然といえば、「南無阿弥陀仏」ととなえれば誰でも極楽往生できると説いた人物。浄土宗を開いた人でございます。2024 年は浄土宗開宗 850 年なんだって。展覧会ではその歴史を紹介しつつ、全国の浄土宗諸寺院が所蔵する名宝を紹介してます。
展示室に入ると、平安時代の源信さんがまとめた『往生要集』がお出迎え。大学生の頃、現代語訳をちょっとだけ読んで面白かった記憶があります。もちろん全部は読んでないけど(笑)
素晴らしかったのは国宝の『法然上人絵伝』です。
法然の生涯、浄土宗に帰依した公家・武家や弟子たちの事績をおさめたものなんだけど、絵が美しい!人物も生き生きと描かれていて見飽きない^^
鎌倉時代の阿弥陀如来立像はとても端正な顔立ちで上品でした。快慶の作風に似てるらしくて、慶派の有力な仏師によるものだと考えられてるそうな。
像内から大量の史料が見つかって、それも展示されていたよー。作品が気になる方はコチラのリンクを見てね。
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/feature/shuri-shin-hakken-202404-3/
東京タワーのすぐ傍にある増上寺。ここも浄土宗。
増上寺のお宝『五百羅漢図』も展示されていました。これはね、何度も観ても面白いんだよねー。狩野派の絵師・狩野一信の作品。100 幅のうち 24 幅が前期と後期に分けられて展示されてます。
70 幅の羅漢図は唐獅子が羅漢さんの服にじゃれついている作品でお気に入りだ(笑)
さて。展示会場のラストには香川・法然寺の三仏堂(涅槃堂)をちょっとだけ再現した展示がありました。此処は写真撮影 OK だったよ。
お釈迦さまの涅槃像。そしてそれを取り囲んで嘆く羅漢、天龍八部衆、動物たちが配置されてます。涅槃図の立体展示だぁ〜!
亀やカタツムリもお釈迦様の入滅を悲しんでいるよ。でもね、猿は違う方を向いているww
ということは、もしかしたら……と思って反対側をチェックすると、やっぱり!!!
猫も違う方を向いていた(笑)
シッポを巻き付けてイカ耳になってる猫さん。きみはいったい何処を見ているんだい?
みんなの嘆き悲しむ姿は見たくないのかな?(笑)
「おれは悲しくないぜ、ちくしょぉー」って強がっているのかは知らないw
何処かが所蔵してる涅槃図でも、猫は違う方を向いていた気がするw
展覧会を楽しんで、ひとまずはランチ。
東洋館のレストランで海鮮丼を食べて〜……グラスビールも飲んじゃった^^
そのあとは本館をうろうろ。久しぶりのトーハクだったのであちこち見たけど、本館は外国人観光客だらけでした^^
仏像コーナーで初めて見る作品。ひらひらのスカートみたい!誰?って思って近づいちゃった。
京都の平等院鳳凰堂に伝わる『雲中供養菩薩像』でした。現在は文化庁が管理しているっぽい。
平等院鳳凰堂の壁に掛けられて、阿弥陀如来像のいる堂内を極楽浄土として演出していた菩薩様のようです。なるほど、ひらひらスカートに見えたのは雲だったのか^^
たっぷり楽しんだトーハク。
やっぱりマメに来て癒やしをもらわないとだわね!ww
他にも見逃している展覧会がありそうなのでチェックしないとですっ
*****
法然と極楽浄土
東京国立博物館 平成館
2024年4月16日〜2024年6月9日
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/honen2024-25/
※ この展覧会は京都と九州に巡回します!
【京都】京都国立博物館 2024年10月8日〜12月1日
【九州】九州国立博物館 2025年10月7日〜11月30日
3会場の出品目録:
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/honen2024-25/img/list_3venues.pdf
タグ:今日はブログ訪問します!
サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品 [アート]
今日は有楽町〜日比谷界隈までバイクで遊びに行くのでブログ活動はお休みです。
コメント欄も閉じますネ^^
**********
サントリー美術館で開催中の『コレクション展 名品ときたま迷品』に行ってきました。

国宝や重要文化財に指定され、誰もが認めるような「名品」もあれば、展覧会にもあまり出品されてこなかった知られざる「迷品」もある。この展覧会ではサントリー美術館コレクションの「メイヒン」をいろいろ紹介。鑑賞者によって「名品」にも「迷品」にもなる作品を楽しむことが出来るというものでした。
コレクション展なのでね、過去に観たことのある作品が殆どだったけど、名品・迷品という観点では鑑賞してなかったので新鮮な目で観ることができたわ^^
いくつかは写真撮影が OK でした。
これは江戸時代の鞠と鞠挟。

会場に足を踏み入れて最初に出迎えてくれた迷品?(笑)
遠くから観たときは鏡かと思ってしまったよ。そのくらいまん丸で形が良い。非常に状態の良い物みたいです。鞠は鹿皮製なんだって。
こちらの手箱は国宝。鎌倉時代の浮線綾螺鈿蒔絵手箱です。
前に展覧会で観たときに、うっとり見惚れたものなのだ。

北条政子が愛蔵した手箱がこの世に 7 つあって、これはその 1 つと云われているよ。長い間、火災や虫害を受けずにいるのは政子が愛玩したことで霊力を宿しているからって伝説も生まれている逸品なのだ。
桃山時代の泰西王侯騎馬図屏風。初期洋風画で、右からペルシア王、エチオピア王、フランス王アンリ4世、イギリス王と云われているそうな。

それぞれ馬がにらみ合っているように見えているのが妙に面白いのですw
ヘタウマ画だな〜って思っちゃうのが室町時代の絵巻。おようのあま絵巻。

貧しく暮らす老法師に「御用の尼」という日用品を商う老女が訪れ、身の回りの世話をする若い女性を紹介しようとするんだけど、結局自分が老法師の妻になるという話なんだって。ヘタっぽい絵なんだけど、部屋に置いた茶道具が茶の湯の原型とみられているとか。意外なところで資料になる作品みたいです(笑)
江戸時代の色絵桜文透鉢。桜が青い釉薬で描かれているのだ。

京都で作られた古清水なんだけど、赤を基調とする備前の有田との競合を避けて青と緑を多用したんだって。とても落ち着いた雰囲気の鉢で好み^^
江戸時代。尾形乾山の白泥染付金彩薄文蓋物。乾山の作品もパチリ出来るのは嬉しい。

蓋は結構いびつな円形なのだ。この作品と似たような作品はどれも端正な姿をしているので、これは焼いているときに歪んだ? ってことかもしれないってw
江戸時代の飾枕もすごく丁寧な作りでした!

竹の網目がめちゃめちゃ細かくてうっとりだよ。
昔家にあった籠枕はもっと網目が大きかったです(笑)
派手さはないけど、自分にとってはこれは名品、これは迷品なんて考えながら観るのも面白い展覧会でした^^
****
サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品
2024年4月17日〜6月16日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2024_2/
コメント欄も閉じますネ^^
**********
サントリー美術館で開催中の『コレクション展 名品ときたま迷品』に行ってきました。

国宝や重要文化財に指定され、誰もが認めるような「名品」もあれば、展覧会にもあまり出品されてこなかった知られざる「迷品」もある。この展覧会ではサントリー美術館コレクションの「メイヒン」をいろいろ紹介。鑑賞者によって「名品」にも「迷品」にもなる作品を楽しむことが出来るというものでした。
コレクション展なのでね、過去に観たことのある作品が殆どだったけど、名品・迷品という観点では鑑賞してなかったので新鮮な目で観ることができたわ^^
いくつかは写真撮影が OK でした。
これは江戸時代の鞠と鞠挟。
会場に足を踏み入れて最初に出迎えてくれた迷品?(笑)
遠くから観たときは鏡かと思ってしまったよ。そのくらいまん丸で形が良い。非常に状態の良い物みたいです。鞠は鹿皮製なんだって。
こちらの手箱は国宝。鎌倉時代の浮線綾螺鈿蒔絵手箱です。
前に展覧会で観たときに、うっとり見惚れたものなのだ。
北条政子が愛蔵した手箱がこの世に 7 つあって、これはその 1 つと云われているよ。長い間、火災や虫害を受けずにいるのは政子が愛玩したことで霊力を宿しているからって伝説も生まれている逸品なのだ。
桃山時代の泰西王侯騎馬図屏風。初期洋風画で、右からペルシア王、エチオピア王、フランス王アンリ4世、イギリス王と云われているそうな。
それぞれ馬がにらみ合っているように見えているのが妙に面白いのですw
ヘタウマ画だな〜って思っちゃうのが室町時代の絵巻。おようのあま絵巻。
貧しく暮らす老法師に「御用の尼」という日用品を商う老女が訪れ、身の回りの世話をする若い女性を紹介しようとするんだけど、結局自分が老法師の妻になるという話なんだって。ヘタっぽい絵なんだけど、部屋に置いた茶道具が茶の湯の原型とみられているとか。意外なところで資料になる作品みたいです(笑)
江戸時代の色絵桜文透鉢。桜が青い釉薬で描かれているのだ。
京都で作られた古清水なんだけど、赤を基調とする備前の有田との競合を避けて青と緑を多用したんだって。とても落ち着いた雰囲気の鉢で好み^^
江戸時代。尾形乾山の白泥染付金彩薄文蓋物。乾山の作品もパチリ出来るのは嬉しい。
蓋は結構いびつな円形なのだ。この作品と似たような作品はどれも端正な姿をしているので、これは焼いているときに歪んだ? ってことかもしれないってw
江戸時代の飾枕もすごく丁寧な作りでした!
竹の網目がめちゃめちゃ細かくてうっとりだよ。
昔家にあった籠枕はもっと網目が大きかったです(笑)
派手さはないけど、自分にとってはこれは名品、これは迷品なんて考えながら観るのも面白い展覧会でした^^
****
サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品
2024年4月17日〜6月16日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2024_2/
オダイバ恐竜博覧会 2024 [アート]
本当はもっと早く観に来る予定だった恐竜!

予想以上に母の引っ越し案件で浦和通いをしてしまい、もたもたしていたら展覧会が終わってしまうってことで、この日はお台場へ。
フジテレビ本社屋で開催中の『オダイバ恐竜博覧会2024』を観に来ました。

福井県立恐竜博物館から恐竜たちがやってきたのです。
北陸新幹線福井・敦賀開業にあわせて新幹線で恐竜たちがやってきた(笑)
第 1 会場から第 3 会場まであって、第 2 会場に福井県で発見された恐竜たちが居るみたい。
福井県立恐竜博物館が協力しているけど、会場がフジテレビなので博物館とは違って詳しい解説などはないだろうなーと、正直あまり展示内容は期待していなかったのよw
子供たちは動く恐竜の姿を見て喜んでいましたよ^^
こちらはフクイベナートル・パラドクサスのロボット。

骨好きだけど、こんなふうに動く姿を見られるのも新鮮だったわ。モフモフの羽毛で覆われているよ。威嚇して口を開けたときは、小さい子は逃げて行ってましたw

フクイラプトル・キタダニエンシスの複製。
ラプトルらしいかぎ爪もカッコ良かったわ^^

フジテレビ球体展望室が第 3 会場になっていて、ここには全長約 15 メートルのスピノサウルスの新作ロボットが居ましたよ。世界初公開なんだとか。人と比べると巨大さが伝わるかな?

口を開けたときの大きさにビックリ。人間の子供はもちろん、私も丸呑みされるなって思いながら覗き込んだわww
展覧会場の最後に、福井県立大学に恐竜学部が新設!という案内が出ていました(笑)
もし私が高校生だったときにコレを知ったら、恐竜学部を目指したかもしれないww

平日だったので空いていたけど、ゴールデンウィークは家族連れが訪れるんだろうな。
科博などの展覧会には及ばないけど、精巧なロボットがいろいろ観られたのは新鮮だったかな。いつかはマジで福井に行ってガッツリ恐竜博物館を楽しみたい。
北陸新幹線に関連する展示やジオラマもいろいろありましたよー。
この日は強風でゆりかもめの運転が遅れ気味。運転見合わせになっても困るので寄り道せず、レインボーブリッジが見える風景をパチリして帰りました。

*****
オダイバ恐竜博覧会 2024
フジテレビ本社屋
2024年3月20日~5月6日
https://www.odaiba-dino2024.jp/index.html
*
今日は浦和に行ってきます。
網戸の張り替え作業があるのだ。ブログ活動はお休みすると思います m(_ _)m
予想以上に母の引っ越し案件で浦和通いをしてしまい、もたもたしていたら展覧会が終わってしまうってことで、この日はお台場へ。
フジテレビ本社屋で開催中の『オダイバ恐竜博覧会2024』を観に来ました。
福井県立恐竜博物館から恐竜たちがやってきたのです。
北陸新幹線福井・敦賀開業にあわせて新幹線で恐竜たちがやってきた(笑)
第 1 会場から第 3 会場まであって、第 2 会場に福井県で発見された恐竜たちが居るみたい。
福井県立恐竜博物館が協力しているけど、会場がフジテレビなので博物館とは違って詳しい解説などはないだろうなーと、正直あまり展示内容は期待していなかったのよw
子供たちは動く恐竜の姿を見て喜んでいましたよ^^
こちらはフクイベナートル・パラドクサスのロボット。
骨好きだけど、こんなふうに動く姿を見られるのも新鮮だったわ。モフモフの羽毛で覆われているよ。威嚇して口を開けたときは、小さい子は逃げて行ってましたw
フクイラプトル・キタダニエンシスの複製。
ラプトルらしいかぎ爪もカッコ良かったわ^^
フジテレビ球体展望室が第 3 会場になっていて、ここには全長約 15 メートルのスピノサウルスの新作ロボットが居ましたよ。世界初公開なんだとか。人と比べると巨大さが伝わるかな?
口を開けたときの大きさにビックリ。人間の子供はもちろん、私も丸呑みされるなって思いながら覗き込んだわww
展覧会場の最後に、福井県立大学に恐竜学部が新設!という案内が出ていました(笑)
もし私が高校生だったときにコレを知ったら、恐竜学部を目指したかもしれないww
平日だったので空いていたけど、ゴールデンウィークは家族連れが訪れるんだろうな。
科博などの展覧会には及ばないけど、精巧なロボットがいろいろ観られたのは新鮮だったかな。いつかはマジで福井に行ってガッツリ恐竜博物館を楽しみたい。
北陸新幹線に関連する展示やジオラマもいろいろありましたよー。
この日は強風でゆりかもめの運転が遅れ気味。運転見合わせになっても困るので寄り道せず、レインボーブリッジが見える風景をパチリして帰りました。

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オダイバ恐竜博覧会 2024
フジテレビ本社屋
2024年3月20日~5月6日
https://www.odaiba-dino2024.jp/index.html
*
今日は浦和に行ってきます。
網戸の張り替え作業があるのだ。ブログ活動はお休みすると思います m(_ _)m
タグ:電車混んでるかなあ?
『ライトアップ木島櫻谷』展を楽しんだよ [アート]
この日は六本木一丁目へお出かけ。南北線の駅を出ていくつものエスカレーターを上ると、桜が出迎えてくれます。

泉ガーデンレジデンスなどの高層ビルと桜。さすが都心の風景w

今日の目的は美術館。桜の季節に来ることが多いので、いつも癒されます^^

うちの下町界隈の桜よりも上品に見えるのは気のせい?(笑)

今回は泉屋博古館東京で開催中の『ライトアップ木島櫻谷』を観に来ました。
このしまおうこく、という日本画家です。このブログでは何度か紹介済み^^

明治から昭和初期に活躍した円山四条派の画家で京都を中心に活躍した人物。なので東京ではあまり馴染みはないんだけど、泉屋博古館ではよく展覧会を開いてくれるので観に来てます。
今回の展覧会では、大正中期に大阪天王寺の茶臼山に建築された住友家本邸を飾るために描かれた「四季連作屏風」全点が公開されているのだ。
他にも江戸時代中期(18世紀)に京都で生まれた円山四条派の代表的な画家たちの作品も来るっていうので楽しみでした^^
どんな作品があるのか興味を持った方はチラシのリンクを貼っておくので見てね。
https://sen-oku.or.jp/wp-content/uploads/2024/02/flyer_LIGHTUP.pdf
混雑していない空間で「四季連作屏風」を楽しみました。
雪中梅花は胡粉を惜しみなく使って雪の質感を出していて、溜息が出る美しさ。ベンチに腰掛けてたっぷり作品全体も楽しんだよ。
燕子花図は写真撮影 OK でした。
琳派を思わせる燕子花。

前回これらの作品を観たのは 2018 年だったかな。
久しぶりに堪能できて嬉しい^^

木島櫻谷が描く動物画がとっても好きなんだけど、「四季連作屏風」も本当に魅力的。
他にも円山応挙や円山四条派の画家たちが描いた作品を楽しんで美術館を出ました。
次回の展覧会は 6 月からの『歌と物語の絵 ― 雅やかなやまと絵の世界』で、こちらも楽しみ。
*****
企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」
泉屋博古館東京
2024年3月16日〜5月12日
https://sen-oku.or.jp/program/20240316_spotlightonokoku/
*****
このあとは東京ミッドタウンガレリアに行きたいので Google Map の出番です。
徒歩 20 分ほどで到着出来るみたい。時間は 12 時過ぎなのでお昼時だなぁ。何処か入れるお店があったらサクっと入ってミッドタウンに向かおう^^
というわけで記事は続く。
泉ガーデンレジデンスなどの高層ビルと桜。さすが都心の風景w
今日の目的は美術館。桜の季節に来ることが多いので、いつも癒されます^^
うちの下町界隈の桜よりも上品に見えるのは気のせい?(笑)
今回は泉屋博古館東京で開催中の『ライトアップ木島櫻谷』を観に来ました。
このしまおうこく、という日本画家です。このブログでは何度か紹介済み^^
明治から昭和初期に活躍した円山四条派の画家で京都を中心に活躍した人物。なので東京ではあまり馴染みはないんだけど、泉屋博古館ではよく展覧会を開いてくれるので観に来てます。
今回の展覧会では、大正中期に大阪天王寺の茶臼山に建築された住友家本邸を飾るために描かれた「四季連作屏風」全点が公開されているのだ。
他にも江戸時代中期(18世紀)に京都で生まれた円山四条派の代表的な画家たちの作品も来るっていうので楽しみでした^^
どんな作品があるのか興味を持った方はチラシのリンクを貼っておくので見てね。
https://sen-oku.or.jp/wp-content/uploads/2024/02/flyer_LIGHTUP.pdf
混雑していない空間で「四季連作屏風」を楽しみました。
雪中梅花は胡粉を惜しみなく使って雪の質感を出していて、溜息が出る美しさ。ベンチに腰掛けてたっぷり作品全体も楽しんだよ。
燕子花図は写真撮影 OK でした。
琳派を思わせる燕子花。
前回これらの作品を観たのは 2018 年だったかな。
久しぶりに堪能できて嬉しい^^
木島櫻谷が描く動物画がとっても好きなんだけど、「四季連作屏風」も本当に魅力的。
他にも円山応挙や円山四条派の画家たちが描いた作品を楽しんで美術館を出ました。
次回の展覧会は 6 月からの『歌と物語の絵 ― 雅やかなやまと絵の世界』で、こちらも楽しみ。
*****
企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」
泉屋博古館東京
2024年3月16日〜5月12日
https://sen-oku.or.jp/program/20240316_spotlightonokoku/
*****
このあとは東京ミッドタウンガレリアに行きたいので Google Map の出番です。
徒歩 20 分ほどで到着出来るみたい。時間は 12 時過ぎなのでお昼時だなぁ。何処か入れるお店があったらサクっと入ってミッドタウンに向かおう^^
というわけで記事は続く。