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東京都美術館で開催中のマティス展に行ってきた [アート]

あおくん、胸を張って寝てます(笑)

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胸を張って、足を投げ出して寝ております。
胴体からまっすぐに伸びる足……手は見えなくて、なんか猫以外の生き物に見えてきた(笑)

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さて、この日は東京都美術館で開催中の『マティス展』に行ってきました。
大回顧展は約20年ぶりだって。多分そのときのマティス展にも行ってるんだけど、20年も経っていたか〜。



今回の目玉はマティス初期の傑作《豪奢、静寂、逸楽》です!
日本初公開なんだって^^

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この作品を描いたあと、筆触を荒々しく変化させ「フォーヴィスム(野獣派)」と呼ばれる様式に進むことになったんだそうな。

今回の展覧会、第4章から第6章のフロア(1F)は写真撮影 OK でした。気に入った作品をパチリしてきたよー。

さてさて、アンリ・マティス(1869–1954年)。
もとは法律家を目指して法律事務所で働いていたのです。でも虫垂炎で入院してるとき、母から勧められて絵を描き始めて、絵画に目覚めたんだって。

【自画像】

マティスというと鮮やかな色彩や切り紙絵の印象が強いんだけど、彫刻もいろいろ作っていたんだね。その作品は撮影 NG だったので写真はないけれど、絵画のための試行錯誤が垣間見えました。
第一次世界大戦の頃の作品は、窓を真っ黒に塗りつぶした絵なんかも描いていたんだね。

《赤いキュロットのオダリスク》は好きな作品^^



イスラムのスルタンに仕える女性「オダリスク」は、マティスにとって重要な主題だったみたい。

こちらの《夢》は、最晩年までマティスの特別なモデルとなるリディア・デレクトルスカヤを描いた作品。



このポーズがマティスは気に入ったみたいで、似たポーズの作品がありました。
こちらは《夢》のための習作。



《眠る女性》も似たポーズ。



第二次世界大戦が始まり、マティス自身も病気に。
寝たきりの時期でもドローイングや本の挿絵の制作は続けていたんだって。その後切り紙絵を制作するようになった流れが良く分かる展覧会だったわ。

最終章では、ヴァンスのロザリオ礼拝堂のデザインに携わったマティスの作品が紹介されていました。内部の映像も公開されていて、マディスがデザインしたステンドグラスに日の光が差し込んで美しい空間になっているのが分かったよ〜。

見応えのある展覧会で面白かったです。さすが大回顧展!^^



お腹も空いたので、まずはランチ。この日は魯肉飯。
お腹が満たされた後、ちょっとだけ上野公園でポケ活をして帰りました^^
キャンデラの「情熱のヒーロー」をやったのさw


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マティス展
東京都美術館
2023年4月27日〜8月20日
https://matisse2023.exhibit.jp/


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