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箱根、岡田美術館で『若冲と一村〜時を越えてつながる』展を観る [アート]

日帰り箱根記の続きだにゃ〜。

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箱根に来た目的は岡田美術館で開催中の『若冲と一村〜時を越えてつながる』展!



この展覧会では、岡田美術館が持っている伊藤若冲と田中一村の作品を全部観ることが出来るの。各 7 点ずつ^^
開館と同時に入ったので、もちろんガラガラだよww



なにせ岡田美術館は器の収蔵が半端ないの。そして展示室も 1F〜5F まで。屏風絵や絵画が展示されている 3F と 4F に行くまでに、たっぷりの焼き物を観ていくのです(笑)

今回は生誕 360 年記念ってことで尾形乾山の特集展示もあって、収蔵作品を惜しげもなくずらりと展示してくれていました。乾山の作品って出光美術館でもたくさん観るけど、そちらのコレクションとは趣向が違うものもあって新鮮でした。乾山の絵画も観られて満足。

さて、若冲と一村のフロアに到着!
江戸時代の伊藤若冲と、昭和時代の田中一村。そんな二人の作品を楽しむ展覧会。岡田美術館の館長・小林忠サンは、一村を「昭和の若冲」と称しているんだって^^

最近は若冲の作品はちょくちょく観る機会があるけど、田中一村の作品は観ることが出来ないからね〜。若冲も好きだけど、一村も好き! 奄美大島まで作品を観に行ったもんww(一村は奄美大島に移住して絵を描いていたから)

若冲のこのリアルな『孔雀鳳凰図』は、東京で開催した展覧会にも来てくれた作品。
2016年に発見されたものなのだ。若冲が42歳頃に描かれたもので、若冲画業の早い時期の作品みたい。単眼鏡で観ると、ほんっと細かいところまで描かれていてうっとり。



緻密な絵を描く若冲だけど、こんな大胆な墨絵も得意。
『月に叭々鳥図』です。急降下している叭々鳥(ははちょう) の勢いが凄いんだよね^^



一村も彩色画はリアル。
奄美大島の魚たちを観察して描いてます。吸い込まれるくらい綺麗な色ですわ。



色紙絵もいろいろ描いた一村。
墨絵の描き方も、かなりこだわっていて解説を読みながらガン見(笑)



若冲や一村のほかにも、二人に関連した絵師 & 画家や影響を受けた人物の作品も展示されていて面白かったです^^
サントリー美術館で覚えた木米さんの作品もあった!(笑)

満足して展示室を出ました。
さて、お昼をどうしようかね。美術館にある開化亭でゴハンにしようかと思ったんだけど、この日はメニューが限られていてあまり惹かれなかったので、別の場所で食べることにします。

んじゃ足湯を楽しみますか〜!
足湯カフェに行って、私は和紅茶をもらう。



相方くんはソフトクリーム。



足湯を楽しみながらのんびり紅茶を飲みましたわ〜。
気持ちの良い天気だったので、足湯ものんびり楽しんじゃった。



足湯の前にある大壁画は、福井江太郎の『風・刻(かぜ・とき)』です。
縦12m、横30mの大壁画なんだよ。平成の風神雷神図^^



足がポカポカ茹で蛸になったので、そろそろ出発しますか。(タオルは持参した)
今回の目的は岡田美術館だったので、他にまわるところはあまり考えていなかったんだけど、ひとつ訪れてみたいところがあったので、相方くんに場所を伝えたよ。

次回につづきます^^


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