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中国 王朝の至宝展 [アート]

東京国立博物館で開催中の 『中国 王朝の至宝展』 に行ってきました。
今回は手荷物検査がありました。この検査の実施も貸し出しの条件に入っているんだとか。
現在の日中関係物語ってますか??(@_@;;

かなり見応えがありました

中国文化は、黄河流域に源を発し、夏・殷・周・・・と一元的に発展したと言われていたけど、最近の発掘調査で、いくつかの地域で独自の文化圏があり、地域ごと多元的に展開してきたことが分かったんだそうな。

この展覧会は時代・地域ごとの特徴がわかりやすく展示されていたと思います。
夏・殷と並行して存在した古代の蜀。ここの遺物が金をふんだんに使っていて好みでした(^皿^

迫力があったのは秦の始皇帝の時代、跪射俑きしゃよう(兵士俑)です。
ものすごくリアルで、眼力がある!(笑)

かっこいいでしょー!

戦車や兵士・戦馬など1372体の陶製の兵士俑。どんだけの迫力だ!!と想像してしまいます。
しかも彩色されていたんだから、ますます本物っぽく見えていただろうなあ。

西安の兵馬俑坑も観に行きたいけど、行く機会があるのかは分かりません^^;

この展覧会を観ていて、大陸というのは交易も盛んだけど、それ以上に他民族との戦いがあって、日々自分たちの国土・民族を守るという意識があったんだなと実感しました。

ど迫力の大きな作品もありますが、小さな作品もわりとあったので、
混雑しないうちに観るのがオススメですよ(^^)
見応えのある展覧会です。

さて。常設展の仏像さんも見ていこうかな。撮影 OK なものを撮ってきました。
大日如来さま、お久しぶりでございます。

優しいお顔です

常設展も期間で入れ替えているので、この大日如来さんは久しぶりの対面でした。
それから今回は十二神将立像がありました。

凛とした姿が美しい

京都の浄瑠璃寺にあった十二神将立像。
この生き生きとした動きが、なんとも言えず美しいです。

コミカルな感じもするよね

戌神です。生きているみたいだよね~。

浄瑠璃寺はもうかれこれ何年?行きたいと願いつつ、まだ願い叶わぬお寺。
去年の秘仏(吉祥天立像)公開のとき行きそびれてしまったのですが、次回京都に行く機会があったら絶対に行こうと思います♪

ちなみに吉祥天立像は11月30日まで公開してるはずです。
見たいなーー。

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日中国交正常化40周年 中国 王朝の至宝展
東京国立博物館
2012年10月10日(水) ~ 2012年12月24日(月)
9:30~17:00 金曜日は20:00まで開館 / 10月20日(土)は21:00まで開館

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