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『響きあう名宝 〜 曜変・琳派のかがやき』を観てきました [アート]

11 月最初の日は展覧会。
世田谷区にあった静嘉堂文庫美術館が丸の内に移転してきて初めての展覧会です。世田谷にあった頃はうちからだと行きづらくて 1 回しか訪れたことがないです。二子玉川駅からバスだったの。でもこれからは東京駅から徒歩なので、ちょくちょく観にいけるな^^

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明治生命館 1 階に OPEN なのだ。

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今回の展覧会は『響きあう名宝 〜 曜変・琳派のかがやき』というもの。
開館記念の展覧会ってことで、静嘉堂文庫美術館が所蔵する 7 件の国宝すべてを前・後期に分けて公開するんだって。

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館内に入ると、中央にロビーのようなラウンジがあってゆったりした空間。
それを取り囲むように 4 つの展示室(GALLERY 1〜4)がありました。面白い造りだったわ。

俵屋宗達の国宝《源氏物語関屋澪標図屛風》(展示期間 : 11/6 まで)も久しぶりのご対面だったのでガン見してきた^^
宗達の最晩年の作品。金雲は一切使われず、非常に見やすいんだよね。

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他にも尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一、尾形乾山の作品も楽しみました。
抱一の絵手鑑が良かったなあ^^

今回の目的、メインは国宝《曜変天目(稲葉天目)》でございます!!

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過去に何度か観ているんだけど、やっぱり見られるときに見ておきたい^^
静嘉堂所蔵の曜変天目は、もと徳川将軍家所蔵。その後、淀藩主となる稲葉家へ伝えられたので稲葉天目っても言われてるの。

12〜13世紀の南宋時代の作品。完形品で現存するのは世界に3つ(全部日本にあるよ)だけだからね。まだ京都の大徳寺が所有してるものは見てないのだ! いつか見ることが出来るんだろうかww

世田谷に美術館があったときは自然光のなかで見ることができたけど、今回はお部屋の中でライトに当てられておりました。これからはこんな感じでの展示になるのね〜って思いながら作品を楽しみましたわ。

静嘉堂は、三菱第二代社長の岩﨑彌之助が創設。岩﨑彌之助は、東京丸の内に美術館建設を願っていたんだって。130年の時を経て、念願の丸の内に OPEN 出来て良かったね^^

ミュージアムショップでは、曜変天目の手ぬぐいを買っちゃった(笑)

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展覧会後のランチ!
何処で食べようかな〜と、ぶらぶら歩いて入ったビルの地下。
北海道スープカレーの『Suage』を発見。あれ? これってたしか、札幌の母が家の近所に見つけたって言っていた店じゃないか? というわけで入ってみた^^

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生ラム野菜カレーにしたよ。スパイスは控えめな感じかな?
でもしっかりとした味わいで美味しいスープカレーでした。もしかしたら札幌の方が味は濃い目に作られてるんじゃないのかなー? っては思ったw


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響きあう名宝 〜 曜変・琳派のかがやき
静嘉堂@丸の内
2022年10月1日〜12月18日(後期展示:11月10日〜)
https://www.seikado.or.jp/


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