見応えありの「聖徳太子と法隆寺」展 [アート]
関東梅雨明けの16日は東京国立博物館で開催中の『聖徳太子と法隆寺』展に行ってきました。
今年、令和3年(2021)は聖徳太子の1400年遠忌。
他の美術館でも聖徳太子の展覧会が予定されているけど、東京国立博物館でも開催なのだ^^
法隆寺で護り伝えられてきた寺宝を中心に、トーハク(法隆寺宝物館)所蔵のものや宮内庁や中宮寺のお宝も楽しめる展覧会です。
会場に入るとまずは法隆寺の如意輪観音菩薩半跏像がお出迎え。
ふくよかなお顔に涼しげな表情。美しいです。
最近仏像の足の指を見る癖が付いてるので、ついついそこに注目(笑)
右足は親指が短いのに、左足は親指と人差し指以降がほぼ同じ長さ。むむ、これはおかしいぞww
でも美しいから良いか(笑)
聖徳太子というとこの顔を浮かべるけど、今はこの肖像は聖徳太子じゃないってことになってるんだよね? でもやっぱり、この顔のお札を知っている時代の人間としては、これは聖徳太子だw
ちなみに、右に居るのが長男の山背大兄王なんだけど・・・その山背大兄王の像もあってね、コレ。
ええええww
とてもユーモラスな表情は和むけど、ちょっとブサイクすぎませんか!(笑)
山背大兄王は首をくくって自害してるのよ。。。
法隆寺東院舎利殿に伝来する七種宝物もありました。そのなかに御足印というのがあって、聖徳太子の足跡を留めた壁代(カーテン状の用具)と伝えられた品が展示されていたよ。
左足は確認できたけど、右足はよく分からなかったです。
それから六目鏑箭(ろくめかぶらや)は、物部守屋を射た矢と言われてるみたい。
ううう、これで守屋は射貫かれたのか(T^T)
法隆寺の観音菩薩たちもズラリと展示されてます。
足の指チェックをしたら、これらの像は人差し指が一番長かったw
わたしは孔雀明王が好きなのですが、なんと!
法隆寺にも孔雀明王像があるのね!!知らなかったよーーー!
鎌倉時代(13世紀)の絹本着色。斜めを向いている像は珍しいかも。
たいてい孔雀明王像は正面を向いているんだよね。顔つきがどことなくヒンドゥー教の美術品で見るものに似てるかなーなんて思いながら眺めてました。いや、もちろんこっちのほうが顔平ら族なんだけどねww
とても見応えのある展覧会。
会場を出て、1Fのロッカー前にあるビデオコーナーでは、百済観音と救世観音の8K映像が流れてました。百済観音の展覧会は『法隆寺金堂壁画と百済観音』として2020年に開催される予定だったんだけど、新型コロナウィルスの影響で中止になったんだよね。
その百済観音を8K映像で見せてくれていました。
それから救世観音。これは明治時代になるまでは絶対秘仏で布でぐるぐる巻きにされていた観音様。聖徳太子の姿を模したといわれていて、布をほどくと天変地異&タタリがあると云われていたのだ。
今はこんなふうに8K映像で見られるなんて。
アップで見たのは初めてだけど、目は充血してるんだね。聖徳太子の一族はことごとく皆、自害に追いやられたり、殺されているからね。やっぱりこの表情を見ると、いろいろ妄想しちゃいます。
さすが布でぐるぐる巻きだっただけあって、顔にはしっかり金箔が残ってます。
ちなみに、7月20日(火)[BSプレミアム] 午前10:44~11:13 で、「秘仏 救世観音」をやるよ。わたしは録画予約済み。
満足した展覧会。
お昼御飯は醤油ラーメン。でもしょっぱすぎたorz...
*****
聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」
2021年7月13日〜2021年9月5日
東京国立博物館 平成館
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/horyuji2021/
*****
本日と明日は、ポケGOの有料イベントをガッツリやるので、
ブログ巡回はお休みします。コメントのお返事も反応遅れます m(_ _)m
今年、令和3年(2021)は聖徳太子の1400年遠忌。
他の美術館でも聖徳太子の展覧会が予定されているけど、東京国立博物館でも開催なのだ^^
法隆寺で護り伝えられてきた寺宝を中心に、トーハク(法隆寺宝物館)所蔵のものや宮内庁や中宮寺のお宝も楽しめる展覧会です。
会場に入るとまずは法隆寺の如意輪観音菩薩半跏像がお出迎え。
ふくよかなお顔に涼しげな表情。美しいです。
最近仏像の足の指を見る癖が付いてるので、ついついそこに注目(笑)
右足は親指が短いのに、左足は親指と人差し指以降がほぼ同じ長さ。むむ、これはおかしいぞww
でも美しいから良いか(笑)
聖徳太子というとこの顔を浮かべるけど、今はこの肖像は聖徳太子じゃないってことになってるんだよね? でもやっぱり、この顔のお札を知っている時代の人間としては、これは聖徳太子だw
ちなみに、右に居るのが長男の山背大兄王なんだけど・・・その山背大兄王の像もあってね、コレ。
ええええww
とてもユーモラスな表情は和むけど、ちょっとブサイクすぎませんか!(笑)
山背大兄王は首をくくって自害してるのよ。。。
法隆寺東院舎利殿に伝来する七種宝物もありました。そのなかに御足印というのがあって、聖徳太子の足跡を留めた壁代(カーテン状の用具)と伝えられた品が展示されていたよ。
左足は確認できたけど、右足はよく分からなかったです。
それから六目鏑箭(ろくめかぶらや)は、物部守屋を射た矢と言われてるみたい。
ううう、これで守屋は射貫かれたのか(T^T)
法隆寺の観音菩薩たちもズラリと展示されてます。
足の指チェックをしたら、これらの像は人差し指が一番長かったw
わたしは孔雀明王が好きなのですが、なんと!
法隆寺にも孔雀明王像があるのね!!知らなかったよーーー!
鎌倉時代(13世紀)の絹本着色。斜めを向いている像は珍しいかも。
たいてい孔雀明王像は正面を向いているんだよね。顔つきがどことなくヒンドゥー教の美術品で見るものに似てるかなーなんて思いながら眺めてました。いや、もちろんこっちのほうが顔平ら族なんだけどねww
とても見応えのある展覧会。
会場を出て、1Fのロッカー前にあるビデオコーナーでは、百済観音と救世観音の8K映像が流れてました。百済観音の展覧会は『法隆寺金堂壁画と百済観音』として2020年に開催される予定だったんだけど、新型コロナウィルスの影響で中止になったんだよね。
その百済観音を8K映像で見せてくれていました。
それから救世観音。これは明治時代になるまでは絶対秘仏で布でぐるぐる巻きにされていた観音様。聖徳太子の姿を模したといわれていて、布をほどくと天変地異&タタリがあると云われていたのだ。
今はこんなふうに8K映像で見られるなんて。
アップで見たのは初めてだけど、目は充血してるんだね。聖徳太子の一族はことごとく皆、自害に追いやられたり、殺されているからね。やっぱりこの表情を見ると、いろいろ妄想しちゃいます。
さすが布でぐるぐる巻きだっただけあって、顔にはしっかり金箔が残ってます。
ちなみに、7月20日(火)[BSプレミアム] 午前10:44~11:13 で、「秘仏 救世観音」をやるよ。わたしは録画予約済み。
満足した展覧会。
お昼御飯は醤油ラーメン。でもしょっぱすぎたorz...
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聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」
2021年7月13日〜2021年9月5日
東京国立博物館 平成館
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/horyuji2021/
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本日と明日は、ポケGOの有料イベントをガッツリやるので、
ブログ巡回はお休みします。コメントのお返事も反応遅れます m(_ _)m