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特別展「栄西と建仁寺」を観ました [アート]

国立博物館で開催している【特別展 栄西と建仁寺】に行ってきました。

俵屋宗達筆の国宝 「風神雷神図屏風」 が来るし、海北友松筆の 「雲龍図」 が楽しみ!
建仁寺はまだ行ったことがないのです。行こうと思いつつ、京都ではいつも他のお寺に行っちゃって、なかなか機会がありませんでした^^;
さきに展覧会で建仁寺の宝物を見ることになるとは(笑)

ちらしです

展覧会の第一会場は、建仁寺を開創した栄西禅師に関する展示でした。
貴重なものであるのは分かるのですが、書物・巻物は読めないので・・・(笑) エヘヘ

でも、第一会場を入ってすぐのところ。
茶会を再現した部屋に 「四頭茶会所用具」 一式が展示されていて、これはかなり見ごたえがありました。こういう雰囲気の中で茶会が開かれるんだなーって感じることが出来ましたよ。

イメージ図

私が面白く感じたのは、やはり第二会場からでしたw

竜です

海北友松筆の 「雲龍図」
この龍のド迫力!!

私が観に行ったときに展示されていたのは、上の画像 ↑ の、左4幅です。

右4幅 ↓ は、4月22日から公開されるとのこと。4月22日~5月6日は、左右の全8幅を展示するようなので、この期間にまた観に行きますよ♪ ウフフ

かっこいいねえ

全8幅だと、迫力が倍以上に感じるだろうなー。楽しみです!
チラシの写真だと迫力がないけどね^^;

どうですかー

気に入ったのは、十一面観音菩薩坐像。
とても整った顔をしていて、実際の観音様の眼はとても優しかったです。

素敵です

こちらの毘沙門天立像も動きがあってカッコ良い!
りりしいお顔をしていてステキでした♪

かっこいい!

それから小野篁・冥官・獄卒立像があってビックリ!
なんで建仁寺の展覧会に小野篁が??って思ったのですが、建仁寺は六道珍皇寺を管理していたとか?

たかむらでーす [ 読売新聞より ]

わたし、小野篁のことが好きなんですよぅぅ^m^
平安時代前期の公卿・文人でありながら、夜は地獄で閻魔サマのもとで裁判の補佐をしていたという逸話が残っている人物♪

身長も188cm あったと言われていて、なかなか迫力のある立像でした。
あとは地獄絵図も展示されていました^^

そして会場の最後に俵屋宗達筆の風神雷神図屏風が展示されていました。
いいねー。やっぱり風神雷神図屏風^^

俵屋宗達(建仁寺蔵)、尾形光琳(東京国立博物館蔵)、酒井抱一(出光美術館蔵)。
似ているようで、それぞれ違って面白いです。時代を超えていろんな画家に影響を与えて、そして愛されてる作品。

やっぱりいいね

この本 ↓ は、出光美術館で以前発行されたもの。3人の風神雷神図屏風を見比べることが出来るのです。

愛蔵本です

家に帰ってきてから、あらためてページをめくりました。
今回観てきた俵屋宗達の風神雷神図屏風。やっぱり作品に深みがあって好きだなあ^^

展覧会を見た後の晩御飯はラーメンです。
麵屋武蔵のラーメンをいただきました~~♪

美味しかった

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開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」
2014年3月25日(火) ~ 2014年5月18日(日)
東京国立博物館 平成館(上野公園)
9:30~17:00 金曜日は20:00まで

楽しみです!

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