没後120年 ゴッホ展~こうして私はゴッホになった [アート]
15日、金曜日。
仕事帰りに国立新美術館へ。
現在開催中のゴッホ展を観てきました。
ゴッホが好きなので、すごく楽しみにしていたんだけど。。。
入口を入ってすぐに、ゴッホの初期の作品と晩年の作品があって、
その後いきなり他の人の作品がズラ~~~~リ。
なんだか出鼻をくじかれた気分。
今回の展覧会のコンセプトを考えれば、
ゴッホが影響を受けた画家、師と仰いだ画家たちの作品があるのは当然。
それは分かるのですが、全体の展示数からみると、ゴッホ以外の画家の作品が多すぎるように感じます。
クールベの絵があるも良し。モネやシスレーの絵があるも良し。
でも私はゴッホの絵を観に来たんだよ。。。
ゴッホの絵が並んで、やっとゴッホの世界に浸れる!と思ったら
またまた他の人の作品。
ちょっとゴッホの世界に入りそびれてしまいました。
第五章、ゴッホがアルルに移ったあたりの作品から、
やっとゴッホの世界に入れた感じです。
★★★
気に入った作品はこれ。
<< ヒバリの飛び立つ麦畑 >>
麦が風に吹かれてなびいてる。
風をとっても感じる絵で、のどかで清々しい雰囲気です。
それからなんと言っても、自画像。
<< 灰色のフェルト帽の自画像 >>
図録の表紙をパチリ。
絵の前に立つと、吸い込まれるような迫力です。これは素晴らしい。
紙に鉛筆とペンで描かれた、<< 野原と家 >>
紙が茶色く変色しているようなんだけど、それが味わい深いうえに、
このささっと描いたタッチがとっても好み。
何度か観たことのある、<< アルルの寝室 >> も来ていました。
この絵はとっても好きです。
この間取りに憧れていたときもあったわ~~。
今回の展覧会では、この部屋が再現されていたよ。
そして、3D 映像も流れていて、それを観て初めて分かったことがありました。
この絵、青色のドアが2つあって、
どちらか1つは洗面所へ通じるドアなのかな?って、ずっと思ってました。
でも、左のドアはゴーギャンの部屋へ続くドアだったの!
知らなかった~~~!!
( 右のドアは部屋への入口です。)
この再現された部屋と映像はかなり楽しかったですよ♪
あと、ゴッホの絵では無いけど
モネの << ポール=ドモワの洞窟 >> は、素敵でした。
今回、没後120年のゴッホ。
37 歳の短い人生を駆け抜けたゴッホに寄せて、平井堅さんが
オフィシャルテーマ曲『太陽』を書き下ろしたそうな。
休憩室にこの曲が流れているんだけど、これがまたじんわりと切ない。
この曲を聴いてから、ゴッホの後期の作品を観ると
なんだか泣けてきました(笑)
多分これから混雑すると思われるので、
行こうと思っている方はお早めにどうぞ^^
ぼくは 100 年後の人々にも、
生きているかの如く見える肖像画を描いてみたい
ファン・ゴッホ
------------------
没後120年 ゴッホ展~こうして私はゴッホになった
国立新美術館(東京・六本木)
2010 年10月1日(金)-12月20日(月)
午前10時-午後6時、金曜日は午後8時まで
火曜日休館
仕事帰りに国立新美術館へ。
現在開催中のゴッホ展を観てきました。
ゴッホが好きなので、すごく楽しみにしていたんだけど。。。
入口を入ってすぐに、ゴッホの初期の作品と晩年の作品があって、
その後いきなり他の人の作品がズラ~~~~リ。
なんだか出鼻をくじかれた気分。
今回の展覧会のコンセプトを考えれば、
ゴッホが影響を受けた画家、師と仰いだ画家たちの作品があるのは当然。
それは分かるのですが、全体の展示数からみると、ゴッホ以外の画家の作品が多すぎるように感じます。
クールベの絵があるも良し。モネやシスレーの絵があるも良し。
でも私はゴッホの絵を観に来たんだよ。。。
ゴッホの絵が並んで、やっとゴッホの世界に浸れる!と思ったら
またまた他の人の作品。
ちょっとゴッホの世界に入りそびれてしまいました。
第五章、ゴッホがアルルに移ったあたりの作品から、
やっとゴッホの世界に入れた感じです。
★★★
気に入った作品はこれ。
<< ヒバリの飛び立つ麦畑 >>
麦が風に吹かれてなびいてる。
風をとっても感じる絵で、のどかで清々しい雰囲気です。
それからなんと言っても、自画像。
<< 灰色のフェルト帽の自画像 >>
図録の表紙をパチリ。
絵の前に立つと、吸い込まれるような迫力です。これは素晴らしい。
紙に鉛筆とペンで描かれた、<< 野原と家 >>
紙が茶色く変色しているようなんだけど、それが味わい深いうえに、
このささっと描いたタッチがとっても好み。
何度か観たことのある、<< アルルの寝室 >> も来ていました。
この絵はとっても好きです。
この間取りに憧れていたときもあったわ~~。
今回の展覧会では、この部屋が再現されていたよ。
そして、3D 映像も流れていて、それを観て初めて分かったことがありました。
この絵、青色のドアが2つあって、
どちらか1つは洗面所へ通じるドアなのかな?って、ずっと思ってました。
でも、左のドアはゴーギャンの部屋へ続くドアだったの!
知らなかった~~~!!
( 右のドアは部屋への入口です。)
この再現された部屋と映像はかなり楽しかったですよ♪
あと、ゴッホの絵では無いけど
モネの << ポール=ドモワの洞窟 >> は、素敵でした。
今回、没後120年のゴッホ。
37 歳の短い人生を駆け抜けたゴッホに寄せて、平井堅さんが
オフィシャルテーマ曲『太陽』を書き下ろしたそうな。
休憩室にこの曲が流れているんだけど、これがまたじんわりと切ない。
この曲を聴いてから、ゴッホの後期の作品を観ると
なんだか泣けてきました(笑)
多分これから混雑すると思われるので、
行こうと思っている方はお早めにどうぞ^^
ぼくは 100 年後の人々にも、
生きているかの如く見える肖像画を描いてみたい
ファン・ゴッホ
------------------
没後120年 ゴッホ展~こうして私はゴッホになった
国立新美術館(東京・六本木)
2010 年10月1日(金)-12月20日(月)
午前10時-午後6時、金曜日は午後8時まで
火曜日休館
ゴッホってアルルではゴーギャンと共同生活(?)みたいな生活をしていたんじゃなかったかな。(違ってたらごめん。ちょっと昔に読んだ本の記憶なので)
アルルにいた頃のゴッホが一番、明るくて好きです。
by ChatBleu (2010-10-18 09:11)
ゴッホを観ていると、気分が落ち込むので苦手な作品・・・
なぜかな・・・
by green_blue_sky (2010-10-18 09:46)
先日新美術館に行った時に
父がゴッホもいいなぁと素通りしていました
by PylorI (2010-10-18 10:28)
ゴッホの絵はパワーがありますよね~。
私はこの前久しぶりに美術館に行きました。
やっぱり生はいいですね~♪
by ayafk (2010-10-18 12:39)
そっかあ~、リュカさんはゴッホが好きなんですか!
横浜美術館の「ドガ展」は観に行かないのですか?
私は、ドガの「エトワール」という絵が大好きなので、是非
観に行きたいです!
この秋は、ルーブル美術館から、門外不出と言われる作品が、
多数日本の展覧会に出品されてるみたいです!
芸術の秋ですね~♪
銀色夏生さんは、女性でしたか!
顔写真がいっさい掲載されてないので、シークレットなのかと
思ってました!
今、ちょっと失恋気味で弱っている私には、とっても優しく響きます。
by かねぴーさん (2010-10-18 14:44)
ぼくは 100 年後の人々にも・・・
僕なんか、死んじゃったら次の日に忘れられそう・・・(ρ_;)
by てんてん (2010-10-18 16:33)
絵の持つ迫力を感じる作品が多いのは
やっぱりゴッホならではですかね?
by nano (2010-10-18 16:45)
ゴッホの作品は素晴らしいのがたくさんありますね。
by m6324 (2010-10-18 17:21)
ゴッホが影響を受けた画家たちの作品も多いのですね…
行こうかと悩み中ですけど、その間に混んできそうですね(>_<)
by rantan-nya (2010-10-18 17:42)
私もゴッホ大好きです。
昔、弟テオとの間で交わされた書簡集を読んだのですが、兄の才能を信じて疑わなかったテオの兄弟愛に感動しました。
by 島酔潜人 (2010-10-18 17:49)
母がゴッホのファンだったので中学生の私は新幹線にのって母とゴッホの展覧会にゆきました。大昔の話です。
by ナカムラ (2010-10-18 19:49)
最後の言葉、実にいいですね。
芸術家らしさを感じます。
by toshi (2010-10-18 20:23)
バブルの頃にゴッホのひまわり展を見に行ったのを思い出しました。
あの頃、「ひまわり」を日本人が買い占めてましたよね。
生前は才能を認められずにいたというのが信じられないです。
ぜんぜん関係ないですが、アルルの部屋のテーブルが
この間当たったテーブルそっくりです。もしかして真似たのかなー?
by Gabriela (2010-10-18 20:43)
黒沢明監督は映画「夢」でゴッホを描きましたが、
「ヒバリの飛び立つ麦畑」は、その映画の場面を思い出しました。
でも、映画でゴッホを表現するなんて、
今更ながら凄いと思いました。
by 未来 (2010-10-18 20:57)
名古屋は来年だったっけかな?
確か・・・
by あらっ!たまちゃん。 (2010-10-18 22:22)
え~、そんなに他の人の絵が多いんですか?
公式HP観てもゴッホの絵ばかりなんだけど…。
でもやっぱり観たいので行きます!
by mami (2010-10-18 22:41)
そうか、ゴッホばっかりじゃないのか(^^;
いつぞやのフェルメールみたく、その周辺の画家も一緒に楽しむタイプの構成、というわけで、このサブタイトルなんですね。タブン
こないだのオルセー展(レポ書いてない・・・)にも、ゴッホは何点かありましたね。
ゴッホって結構いいじゃん(何様でしょうかワタシ)と思ったところだし、気楽に行ってきます。
ところで、丸山応挙どうでした・・・?
by しろのぽ (2010-10-18 23:25)
いまだに国立新美術館へは一度も行ったことがないです。
いつでも混んでいそうなので、平日に休みを取っていくのが一番良さそうですね。
ちなみに、ゴッホの作品の中では、夜のカフェテラスが好きです。
by kou (2010-10-19 07:42)
みなさまおはようございます^^
昨日は飲んできちゃったので、お返事できなくてスミマセン。
今日の夜お返事させていただきます!(^^)
by リュカ (2010-10-19 08:01)
またまた行ってきたんですね。
1976年10月30日~12月19日。恐ろしく昔ですね!
国立西洋美術館で開催され行きました。油彩、水彩、デッサンなど100点。 当時の図録は印刷技術もあまり良くなくその図録を入れる袋も今はビニールですが、紙でしたよ。
大事にとって有りますけどねw
by ponnta1351 (2010-10-19 14:44)
ChatBleuさん
アルルでは、ゴーギャンと共同生活してましたよ^^
でも二ヶ月くらいなんです。
意見の食い違いが多くて、共同生活は出来なくなっちゃったようです。ゴッホ、耳切るし。。。
green_blue_skyさん
気持ちは分かります^^
多分、後期の作品だと切なくて気分が暗くなります。
ゴッホ自身精神を病んでいたからでしょうね。
アルルに移ったばかりの頃はとっても生き生きした絵を描いているんですけどね^^
PylorIさん
ゴッホ良いですよ^^
苦しくなるような絵もあるけど、私は好きです♪
ayafkさん
やっぱり実際の絵を観るのはいいですよね^^
この秋はまたいろいろな展覧会見てきます~~~^^
かねぴーさん
ゴッホ、好きです^^
あの色使いが好み♪
ドガ展、行きたいな~とも思ったのですが、横浜美術館はちょっと遠くて、今回はパスします。
かねぴーさん、見てこられたら感想聞かせてくださいね!!^^
門外不出の作品と聞くと、うずうずしちゃいますよね。
銀色夏生さん、謎の人物だったのですが、かな~~~り前に
女性だって聞いたのでした。
失恋気味なの???何があったのかしら!
てんてんさん
それは私も同じです(笑)
きっと私もすぐに忘れられます^^;
nanoさん
迫力あります!
ゴッホってやっぱりすごいなって思っちゃう^^
m6324さん
ゴッホは素敵な絵が多いです。
病院内から描いた絵は、切ない感じもするのですが
本当に絵は素敵です。
rantan-nyaさん
他の画家たちの作品も多かったです~^^;
でももちろん、ゴッホの絵は素晴らしいので観ておいても良いと思いますよ♪
島酔潜人さん
本当にテオがあってこそのゴッホなのではと思います。
書簡集読まれたことがあるのですね!
私も読んでみたいって思いました。
ナカムラさん
素敵です!
新幹線に乗って展覧会。
私も母の背中におんぶされて、展覧会見ていたようです(笑)
全く記憶には無いのですけどね^^
toshiさん
この最後の言葉、わたしも感動しました。
映像コーナーでこの台詞を聞いたのですがほろりとなりました。
Gabrielaさん
そうですよね!
Gabrielaさんが当たったテーブルに似てますよね!
ってか殆ど一緒!(笑)
ゴッホ風の部屋にするのは如何ですか??^^
ゴッホのひまわり、ついこの間久しぶりに見てきました(笑)
未来さん
黒沢映画の「夢」、観てないんです。
この麦畑のような風景が出てくるのですね。
今度DVD借りてみますっ
たまちゃん
そうですね^^
名古屋は2011年2月22日から開催のようです。
あ、猫の日だ!!222^^
mamiさん
そうなんですよ。他の人の作品多いです。
でもゴッホの作品楽しめます。
素描も多かったです。
しろのぽさん
そうなんですよ~。サブタイトルに嘘は無いって感じ(笑)
フェルメール展みたいな感じですね~。
それもいいのですが、もっとゴッホの世界に入りたかったです。
円山応挙はほんっっとに良かった~~~^^
土曜日、開館と同時に行ったので、まだ混んでなくて
じーーーーっくり観ることが出来ました♪
近いうちレポ書きます。
kouさん
たしかに混んでますよね。新美術館^^;
私は、17:00頃に行けたので、昼間来た人たちが帰り、
仕事帰りの人はまだ居ないという時間で
かなり空いている空間で楽しむことが出来ました。
夜のカフェテラス、いい絵ですよね。その絵は今回は来てませんでした。
ponnta1351さん
わーーー!76年はすごいですっ
その頃私は、まだ小学校にもあがってない・・・(笑)
お絵かきばっかりしてる子供でしたw
当時の図録、観てみたいな~~~。
袋も紙。でもそう言われれば、八百屋さんに買い物に行くと、
新聞紙の袋に入れられてました。
今もそういうので良いのにね^^
by リュカ (2010-10-19 18:27)
昔、東郷青児美術館でみた、
「アーモンドの花」の絵が忘れられなくて、
期待して行ったんですけど、空振り。
技巧が光るけど徐々に暗さが落ちてくるアルル、
泣きだしそうな思いが伝わってくる最晩年、
この時代がやっぱり好きです。
ゴッホ展はやりつくされた感じがあるから、
キュレーターさん頑張ったんだろうな、ってのはわかりました。
シスレーなんかもよかったんですけどねー。
by タッジーマッジー (2010-10-19 23:29)
なるほど。それは残念ですよね~。
私も期待していた部分が大きかったので
そのぶん少し残念でした。
でもやっぱりゴッホの絵は素敵です。
最晩年(といっても、37歳なんですよね^^;)の作品は
昔は怖いって思ったのですが、今はきゅーっと胸が締め付けられます。
by リュカ (2010-10-20 08:00)
アルルの寝室、むかーーし、どこかで見た記憶があります。
見ていると、素敵なのですが、でも、心拍数が上がってきます。
ゴッホ、見たいけれど、どうしよう・・・ ^^;
素敵なのは分かるのですが、情念と言うか、画にこめられたパワーがすごすぎて、耐え切れないかもしれません。
前日、ステーキ食べて、にんにく食べて行かないと(笑)
でも、素敵な画なんですよね。
そうなんですね、最初は色んな画があるんですね。
情報、ありがとうございます。 ^^
by moz (2010-10-24 17:36)
ゴッホを見るには、ある程度こちらもパワーがないと
たしかに負けちゃうかもしれないですね。
ステーキとニンニク大事です!(笑)
ツライ絵もきていたけど、それでも見に行って良かったって思います^^
by リュカ (2010-10-24 22:45)