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東京国立博物館で開催の春日大社展に行きました [アート]

昨日、1月17日は東京国立博物館で開催の春日大社・千年の至宝展の初日!
午前中はマンションの消防点検だったので、それが終わってから行きました。博物館到着は12時。お昼時だったからか、まだ初日だったからか、さほど混雑してなくて展示品もゆっくり観られました^^

ちらし

2016年に60回目の式年造替(社殿の建て替え&修繕)が行われた春日大社。約20年に一度行われるんだけど、この展覧会はその節目にあわせて社外では滅多に観られない古神宝を展観するものなのだ。わたしが春日大社に行ったのは2015年11月で、まさに修繕の真っ最中でした。

春日大社はもともと藤原氏の氏社。ちなみに氏寺は興福寺。藤原氏がちょっと苦手なわたしは、藤原氏の神様たちが仮の住まいに遷っていたときに、こそっとご挨拶してきたのよねww
あのときは縁があればまた参拝できるでしょうって思ったけど、展覧会でまた参拝することになるとは!(笑)
最初のご挨拶は奈良でちゃんと済んでるから展覧会は堂々と行っちゃうのだー!

こんなのがきてるよー

ちゃんと図録も買って参りました。それだけ見応えのある品々が展示されていたのだよ。

図録

第一展示室に入ると、鹿図屏風がお出迎え。さすが春日大社。鹿だらけです。
春日神鹿御正体のこの鹿も本当に美しかったです。

見惚れちゃう

藤原氏はもともと、中臣鎌足を始祖とします。この鎌足さんが茨城出身という説があるのよ。鎌足さんは天皇家と結びついて、藤原氏は血族の力をどんどん付けていって、茨城にある鹿島神宮に祀られている神様、武甕槌命 (タケミカヅチノみこと) を春日に勧請したの。そのときに神様は白鹿に乗ってやってきたのです。

コレもキレイ

ほんとに茨城から鹿を連れてきたので、現在奈良公園にいる鹿も歴史を辿れば茨城出身ね (^ω^
鹿、美味しくてパクパク食べるけど、こうやって見ると本当に神々しいのよねえ。
諏訪大社で鹿食免のお札 (鹿を食べてもバチは当たりませんよというお札) をもらって良かったわww

地蔵菩薩さま、本当に慈悲深いお顔をしていて、うっとりしちゃいました。

おんかーかーかびさんまーえーそわか

それにしても平安の正倉院と呼ばれることが実感出来るくらい、本当に凄い品々です。平安時代のものがこんなにもキレイに残っているのねってビックリですよ。金地螺鈿の太刀や、神事に使われたであろう水晶鏑矢など、1000年近く経ってるとは思えないくらい美しいです。

今回の式年造替に伴って、役目を終え本殿を離れて保存されることになった狛犬たちも展示されていました。春日大社は本殿が第一から第四まであって、それぞれに神様が祀られているんだけど、その殿の庇の下に居た狛犬たちです。

おつかれさま

鎌倉時代・室町時代の狛犬。おつかれさまでしたって声を掛けちゃいました^^
心の中でねww

それから、平安時代から現在まで奉納された燈籠「万燈籠」を再現した空間もチョットだけあって、そこは撮影が可能でしたよ。

こんな感じ

フラッシュは焚いちゃダメですよぉー。

パチリ

ぱちりぱちり

春日大社が伊勢神宮と同じように20年に一度の式年造替をする!って藤原氏が朝廷に働きかけたあたりはさすがだなーと思い、そしてこれだけの神宝を揃えるのもさすがだなーと感心した展覧会でした。行って良かった!

図録を買ったら参拝記念を貰えました。春日大社とも確実に縁が出来たかしら?(笑)
きっと今度は堂々と春日大社にも行けるね。

ありがとう

展覧会とセット(笑)のラーメンはこちら。
花田の味噌ラーメン、野菜増し。濃厚味噌で美味しかったです♪

味噌ラーメン

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春日大社 千年の至宝
東京国立博物館
2017年1月17日〜3月12日
http://kasuga2017.jp/index.html

※ 会期中展示替えがありますので、ご注意ください。
おおまかには後期展示は2月14日からですが、実際は細かく別れてるので、出品目録を参考にどうぞ。
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=4950

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