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西洋美術館で開催の黄金伝説展を観てきました [アート]

国立西洋美術館で開催中の 「黄金伝説展」 を観に行きました。
古代文明と聞くと、エジプト文明やメソポタミア文明が浮かぶと思うのですが
ブルガリアでは、これらの文明が出来るよりも前に黄金文明が栄えてました。

ちらしです

2004年~2005年に未盗掘の墳丘墓からマスクやら冠が発見されて、2008年にブルガリアのトラキア人の黄金展を観にって以来だわー。

図録です〜

今回の展覧会は、地中海地域の古代文明がもたらした金製品の数々と、それに関連する絵画が展示されていました。

トラキア人のものがメイン? って思ったらそうではなくて、ギリシャやローマなどのアクセサリーが多かったです。

綺麗でしょ!

なので小さい展示品が多いから、混雑していると見づらいかもしれません。
ただ、今は東京都美術館でモネ展が開催されていたり、国立博物館では兵馬俑展が開催されてるので、黄金展はまだそこまで混雑しないかな?なんて思いました。

ゴージャス!

アクセサリーはため息が出るくらいの美しさ。

でもやっぱり私が惹かれるのは、ブルガリアのヴァルナという町で発見された墓から出土した全体で6kgにもおよぶ金製品。今から6000年以上前の銅石器時代に加工されたものです。
6000年以上前だよー!凄すぎる!

じゃじゃーん

このヴァルナに住んでいた人たちが移動して、トラキア人になったようです。
そのトラキア文明の品々ですよ。
ヴァルチトランの遺宝の黄金。装飾品じゃなくて普段使うような鍋などに黄金。
どんだけ裕福だったの!なんて思っちゃうよね。

どうどう??

ヴァルチトランの遺宝は紀元前14〜13世紀。
そしてパナギュリシュテの遺宝は紀元前4〜3世紀。どちらもブルガリア北部の小さな村で発見された遺宝なのです。こんな黄金がザクザク出てきたらビックリしちゃうよね。

パナギュリシュテの遺宝のほうが、装飾に力を入れたって感じがするなー。
お見事です。

すごいでしょ

いやはや、目がキラキラくらくらした展覧会でしたよ。
黄金ってやっぱりいいなー^^
宮城と愛知には巡回するようですよ〜〜〜!

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黄金伝説展 ~ 古代地中海世界の秘宝
国立西洋美術館
2015年10月16日~2016年1月11日
午前9時30分~午後5時30分 ※ 金曜は午後8時まで
http://www.tokyo-np.co.jp/gold/index.html

【巡回】
宮城県美術館
2016年1月22日~3月6日
愛知県美術館
2016年4月1日~5月29日 (予定)

【展示替え】
作品番号187 グスタフ・クリムト 第1回ウィーン分離派展ポスター(検閲前)
* 前期(10月16日~11月23日)展示

作品番号188 グスタフ・クリムト 第1回ウィーン分離派展ポスター(検閲後)
* 後期(11月25日~2016年1月11日)展示
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ランチはモネ展で混雑してる東京都美術館のカフェで(笑)
けんちんうどん!

おいしいー

でね。このあとは東京都美術館を出て、東京国立博物館へ。
トーハクの常設展で、考古展示室がリニューアル OPEN してるから観に行くんだもん♪

つづく。

うみちゃんキラキラ

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