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リュカちゃんの里帰り:まれ、若しくは児童書調 [ふらり旅・イベント]

昔、リュカちゃんという女の子が札幌に住んでいました。

リュカちゃんのお父さんは本当は 「転勤族」 という人で、道内をいろいろ転勤しなくてはいけなかったのですが、リュカちゃんはアトピー&アレルギー持ちで、週に1回大きな病院に注射を打ちに行かなくてはいけなかったし、リュカちゃんの弟も身体が弱くて、しょっちゅう入院していたので、お父さんは転勤せずずっと札幌に居ました。

札幌市立病院

そんなリュカちゃんも中学2年生のときに、とうとうお父さんの転勤が決まり 「余市」 という土地に行くことになりました。そこは札幌から汽車で1時間半くらいの場所です。海が近くにあり、果樹園がたくさんある町でした。

食べ物は美味しくて、中学1年生のときには32kgしかなかったリュカちゃんの体重は、一年間で10kgも増えました。

懐かしいわ

札幌の高校を受験するために、中学3年生の夏休みが終わったあと、リュカちゃんは一人でまた札幌に戻ったのですが、そのときには大事なモノを手に入れていました。
一つ目は2匹の猫です。初めてリュカちゃんと一緒に暮らした 「にゅい」と「ちむにぃ」という、とっても仲良しの兄妹猫。

仲良し

そしてもう一つは・・・

何だと思う?

時は流れて、昭和の時代はおわり、平成27年になりました。
すっかり大人になり、東京に住んでいるリュカちゃんは札幌に帰省しました。

羽田〜

今回は札幌駅でお母さんと待ち合わせをして、中学の時に1年半暮らした余市まで足を運ぶことにしたのです。

コロルも来たよ

昭和時代の余市という町は、とてもおおらかな町でした。
今の時代では絶対に考えられないようなことも、案外やっちゃっていたりしたんですよ。

リュカちゃんが余市時代に手に入れたもう一つのものは、
「いずれ酒豪になる」 という素質だったのでした。

ふっふっふ

余市に降り立ったリュカちゃんとお母さんが向かったのはニッカウヰスキー工場です。
食べ物が美味しい余市。そして余市はウィスキーの町。竹鶴さんがつくったニッカウヰスキー工場があるのです。この町でお酒を覚えたリュカちゃんは、体重が10kgも増えるわけですね。

ニッカだよ

さあ、次回からはたっぷりニッカウヰスキー工場の様子をアップしていきましょう!
そしてこの語り口調は今回だけということで、これにて 「まれ、若しくは児童書調」 を終わりに致します^^

魔女姫


タグ:余市 北海道
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