SSブログ

『激動の時代 幕末明治の絵師たち』を観てきたよ [アート]

今日の冒頭写真は、あおくんの小豆色の肉球 & ハミ毛(笑)

IMG_0526.JPG



この日はサントリー美術館で開催中の『激動の時代 幕末明治の絵師たち』展を観てきました。



19世紀は江戸から明治に移り変わった時代で、ほんっと社会情勢も大きく変化したよね。絵画の世界においても幕末の絵師達が西洋画の技法を取り入れたりして腕を奮った時代。今回の展覧会は幕末 & 明治期の作品群を特集したものになります。

会場に入ると増上寺所蔵の五百羅漢図がお出迎えw
これらの作品は、ほかの展覧会でも観てるし増上寺の宝物展示室でもかなり観てるのですぐ分かる(笑)
相変わらず濃い羅漢たちだよ。



この時代の作品、兎に角「濃い」!!(笑)



仏像で言ったら鎌倉時代の躍動感ある仏像のような。
マンガで言ったら荒木飛呂彦さんや宮下あきらさんの作品のような、そんな勝手な印象がありますw



安田雷洲が描いた『ナポレオン像』は新鮮でした。ナポレオンなのに日本画だから変な感じww
日本風なんだけどちゃんとナポレオン。幕末の武士達はナポレオンにかなり興味があったみたいです。

19世紀になると英仏戦争の題材が床の間の天袋の襖(?)に描かれていたりして、今までとは時代が違うんだなって実感しちゃいます。花鳥風月とは趣がガラリと変わるね。

三菱一号館美術館でも今年3月に『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展を開催していて、月岡芳年の作品が展示されていたけど、サントリー美術館のこの展示では「血みどろ絵」の芳年さん作品も展示されてました^^

月岡芳年、好きだな〜。血みどろの血しぶきは迫力があるんだけど、人物なんかの線は繊細で上品な感じがするんだよね^^
うっとり眺めてまいりました。

柴田是真の漆絵もありました。漆で描かれている作品で、漆ならではの光沢と立体感。柴田是真の作品もかなり好きなのでニマニマ^^

撮影 OK コーナーに飾られていたのは歌川国芳の『相馬の古内裏』でした。私が訪れた日の展示には無かったわ。調べたら 11/8 からの後期展示になるみたい。後期展示もまた行こうっと♪



展覧会後のランチはいつもの茅乃舎さん。
豚汁を食べました〜。



六本木から日比谷線に乗って秋葉原下車。
ヨドバシに寄ってイヤホンを買ったよ。新しい iPhone は端子が USB Type-C なので買い換えです。私、すぐにイヤホンを落とすから今も有線(笑)



音声ガイドは借りないタイプなんだけど、たまに自分のスマホで解説が聞ける展覧会もあるのよ。そんなときは気が向いたら聞くので、普段ほとんどイヤホンの出番はないんだけど、いちおう展覧会閲覧グッズが入ってるポーチにしのばせてるのでした(笑)


*****
激動の時代 幕末明治の絵師たち
サントリー美術館
2023年10月11日~12月3日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2023_4/


nice!(63)  コメント(35) 
共通テーマ:アート