SSブログ

仏像の姿(かたち)展に行ってきました [アート]

ひゃっほーい^^
秋の展覧会シーズン到来です。ずっと猫ブログになっていたけど、今日は展覧会記事ですよー。今回は三井記念美術館で開催している「仏像の姿(かたち)」展に行ってきました。

あおくん

日本に仏教が伝来。仏像も伝えられてから、仏師たちは独自の感性や独創性、技術で個性的な仏像をつくるようになりました。

IMG_5260.jpg

飛鳥時代の頃は、のっぺりしたわりと動きの無い仏像だったけど、平安時代になって日本独自の仏像に変化していって、鎌倉時代には躍動感ある仏像も多く作られるようになったのだ。仏師もアーティストになっていったんだね^^

IMG_5261.jpg

この展覧会では、仏像の「顔」「装飾」「動きとポーズ」を切り口に、仏師たちの仏を追求する姿をみていこうという趣旨のものでした。
「顔」というだけあって、イケメンな仏像もいろいろありました。トーハク所蔵の毘沙門天立像。

IMG_5268.JPG

展示されている位置が、わたしの目の高さより少し下だったので、うつむき加減に見えて、眉毛の陰影がとてもカッコよかったです。静かに佇んでいるんだけど強さも感じて良かったわ〜^^

滋賀・荘厳寺の釈迦如来立像は、衣文線がとても美しかったです。
流れるようにドレープが彫り込まれていて見惚れてしまいました。

IMG_5262.jpg

この展覧会では、東京藝術大学文化財保護学(彫刻)とのコラボで、藝大の学生さん&卒業生たちによる仏像の模刻作品や修復作品が展示されていました。仏師の技術や感性を継承するために、日夜頑張っている人たちがいるのです^^

IMG_5263.jpg

上の画像、一番左の阿弥陀如来立像。これはわたしが好きな吉水快聞さんの作品。原本は鎌倉時代のものです。当時の技術、材料を出来るだけ利用して、当時の彩色も再現してありました。
ちなみに、快聞さんは個展ではこんな作品を作ります^^
https://rongo-rongo.blog.so-net.ne.jp/2018-06-16

仏像が、どんなパーツに分かれていて、どのように作られているのかが分かる作品も展示されていました。これはめっちゃ興味深かったです^^

IMG_5264.jpg

普段は見ることができない像の中を見ることが出来ました^^
楽しかったー!

この日は、もう一カ所行っちゃいますよ。
まずは三井記念美術館界隈の「にほんばし島根館」の隣にある島根料理「主水」さんで焼き鯖の丼を食べて腹ごしらえ。この日は担担麺気分じゃなかったの。珍しいでしょw

IMG_5241.jpg

おなかも膨れたので、てくてく京橋方面に向かいます〜。
つづく。

***********
仏像の姿(かたち)〜微笑む・飾る・踊る
三井記念美術館
2018年9月15日〜11月25日
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/

nice!(95)  コメント(39) 
共通テーマ:アート