京都・醍醐寺-真言密教の宇宙を観てきました [アート]
サントリー美術館で開催中の 「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙」展に行ってきました。
醍醐寺は真言宗醍醐派の総本山。訪れたいと思っているのですが、まだ縁がなくて行けていないお寺のひとつです。応仁の乱の際、五重塔を残して灰燼に帰した醍醐寺。秀吉のバックアップを受けて復興したイメージが強いです。秀吉が催した醍醐の花見。桜の名所ですね。秀吉が花見の席で詠んだ和歌を書き記した短冊も展示されていましたよ。(10/17 で短冊の場面は切り替わるようです)
この展覧会では、選りすぐりの醍醐寺のお宝が楽しめますよ。殆どが国宝や重文です。
ホームページで出品リストを見ていたときに目に飛び込んできた孔雀明王!
展示替えするだろうから、前期と後期のどっちに見られるんだろう?って思ったら・・・サントリー美術館には出展されなかった (ToT
こちらの作品は、巡回先の九州国立博物館に出展されるそうです。
九州の皆様、わたしの分まで楽しんでください (T^T ウウウ
気を取り直して・・・
空海さんが開いた真言密教には、小野流と広沢流があって、小野流は醍醐寺、広沢流は仁和寺なんだって。そして醍醐寺の開祖、理源大師聖宝は空海さんの直系の弟子なんだそうです。
平安時代に作られた如意輪観音坐像。
非常に優美なお姿です。仏像は個人個人で好きな角度があると思うの。わたしは、図録に載っているこの角度よりも、もっと右側から見る角度が好きでした。
この写真よりももっと右から見ると、顎のたるみ(観音様ごめん!)が頬杖をついた右手で隠れるから、スッキリした顔の印象になって、スっと通った鼻筋が際だつのだ。
快慶さんが作った不動明王も格好良かったです。火焔光背も炎の動きが素敵でしょ。
この強いまなざし。玉眼ならではの迫力。ほれぼれします。
仏像のほかにも、安土桃山時代に活躍した画家達の襖絵なども展示されていました。
長谷川等伯が率いた長谷川派による襖絵。東京に来るのはおそらく初めてですと、担当学芸員さんが言ってました。
このダイナミックな柳葉の動きに目を奪われました。
醍醐寺は加持祈祷など、実践をおこなうお寺。祈願したい内容によって祈る仏も変わるので、図録には、今回展示された仏たちは、どんな加護があるのか載っていました。
クリックしたら大きい画像が見られる・・・かな?
わたしが好きな孔雀明王サマは、祈雨・攘災・除病・産生安穏なのね。攘災(じょうさい)は、とってもありがたい!そのほかで言ったら今の望みは・・・記憶力増進!というわけで、求聞持法根本尊だわ!
うーん、正直、あまり馴染みがない(笑)
勝手に虚空菩薩のことかと思っていたけど、虚空菩薩は別に記載されてるし・・・(笑)
虚空菩薩も「智恵・知識・記憶」を司ると思ったけど、勉強不足なのでよく分からないわ^^;
10月17日からは後期展示に切り替わるので、そしたらまた行こうと思います。
展覧会後は、山下晶代さん(しろのぽさん)の個展に向かったので、新宿駅周辺で食べた野菜湯麺。野菜が多くて満足!
***********
「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙」展
サントリー美術館
2018年9月19日~11月11日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_4/
【巡回】
九州国立博物館 2019年1月29日~3月24日
醍醐寺は真言宗醍醐派の総本山。訪れたいと思っているのですが、まだ縁がなくて行けていないお寺のひとつです。応仁の乱の際、五重塔を残して灰燼に帰した醍醐寺。秀吉のバックアップを受けて復興したイメージが強いです。秀吉が催した醍醐の花見。桜の名所ですね。秀吉が花見の席で詠んだ和歌を書き記した短冊も展示されていましたよ。(10/17 で短冊の場面は切り替わるようです)
この展覧会では、選りすぐりの醍醐寺のお宝が楽しめますよ。殆どが国宝や重文です。
ホームページで出品リストを見ていたときに目に飛び込んできた孔雀明王!
展示替えするだろうから、前期と後期のどっちに見られるんだろう?って思ったら・・・サントリー美術館には出展されなかった (ToT
こちらの作品は、巡回先の九州国立博物館に出展されるそうです。
九州の皆様、わたしの分まで楽しんでください (T^T ウウウ
気を取り直して・・・
空海さんが開いた真言密教には、小野流と広沢流があって、小野流は醍醐寺、広沢流は仁和寺なんだって。そして醍醐寺の開祖、理源大師聖宝は空海さんの直系の弟子なんだそうです。
平安時代に作られた如意輪観音坐像。
非常に優美なお姿です。仏像は個人個人で好きな角度があると思うの。わたしは、図録に載っているこの角度よりも、もっと右側から見る角度が好きでした。
この写真よりももっと右から見ると、顎のたるみ(観音様ごめん!)が頬杖をついた右手で隠れるから、スッキリした顔の印象になって、スっと通った鼻筋が際だつのだ。
快慶さんが作った不動明王も格好良かったです。火焔光背も炎の動きが素敵でしょ。
この強いまなざし。玉眼ならではの迫力。ほれぼれします。
仏像のほかにも、安土桃山時代に活躍した画家達の襖絵なども展示されていました。
長谷川等伯が率いた長谷川派による襖絵。東京に来るのはおそらく初めてですと、担当学芸員さんが言ってました。
このダイナミックな柳葉の動きに目を奪われました。
醍醐寺は加持祈祷など、実践をおこなうお寺。祈願したい内容によって祈る仏も変わるので、図録には、今回展示された仏たちは、どんな加護があるのか載っていました。
クリックしたら大きい画像が見られる・・・かな?
わたしが好きな孔雀明王サマは、祈雨・攘災・除病・産生安穏なのね。攘災(じょうさい)は、とってもありがたい!そのほかで言ったら今の望みは・・・記憶力増進!というわけで、求聞持法根本尊だわ!
うーん、正直、あまり馴染みがない(笑)
勝手に虚空菩薩のことかと思っていたけど、虚空菩薩は別に記載されてるし・・・(笑)
虚空菩薩も「智恵・知識・記憶」を司ると思ったけど、勉強不足なのでよく分からないわ^^;
10月17日からは後期展示に切り替わるので、そしたらまた行こうと思います。
展覧会後は、山下晶代さん(しろのぽさん)の個展に向かったので、新宿駅周辺で食べた野菜湯麺。野菜が多くて満足!
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「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙」展
サントリー美術館
2018年9月19日~11月11日
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_4/
【巡回】
九州国立博物館 2019年1月29日~3月24日