目がクラクラした「宝石 地球がうみだすキセキ」展

昨日の24日は上野の国立科学博物館で開催中の『宝石 地球がうみだすキセキ』展に行ってきました。博物館は9時からなんだけど、その時間に間に合うように行くとなると電車も少し混雑してるのかな？ って思ったので、9時30分入場の回を予約。

でも上野駅に降り立ったら9時5分だったので、9時の回でも良かったな。電車も空いてたし。先に上野公園内の五條天神社に参拝してから博物館に向かいました。15分過ぎに行くと中に入れてくれました^^

古代から魔よけやお守り、地位や立場を示すシンボルとして世界中で用いられた宝石。この展覧会は世界各地の博物館所蔵のもの＆アートコレクションをたっぷり堪能出来るのだよ。撮影OK（ただし会場後半は撮影不可）です。



会場に入ると巨大アメシストドームが出迎えてくれたよ。左端に子供さんも写り込んだので大きさが分かるね^^
わたしが入った時間帯は、大学生と思われるカップルや就学前の子供連れの若いお父さんが多かったように感じます。

まずは原石の誕生から観ていき、原石から宝石になる流れを観ていくよ。
ひすいやルビーなどの原石、そしてこちらはトルマリンの原石。宝石も好きなんだけど、原石により惹かれる。地球って凄いなあ。



こちらは約200点の指輪がどどーんと展示されてます。これは国立西洋美術館所蔵の橋本コレクション。指輪サイズなので小さめだから少し人だかりになるね。でもちょっと時間が経って戻ってくるとちゃんと観られました。好きな石の指輪はあるかな〜って探すのも楽しかった^ｍ^



ラピスラズリやクリソコーラも美しい。
どんどん石に引き込まれていったよ〜〜。一度見ては、また戻ってうっとり眺め・・・を繰り返してました。



サファイヤやルビーを産地で比較している展示もあって面白かった！
大学生の時に憧れたパパラチア・サファイヤも展示されていて感動。スリランカに行ったら絶対買うんだ！なんて思っていた時代があったなあ。写真は写りがイマイチだったのでボツ。会場で美しさを確認してください^ｍ^

こちらはキャッツアイ。めっちゃ大きな石です！
わたしもキャッツアイの指輪を持ってるけど大きさが全然違う〜〜〜ｗｗ
しばらくこの場所から動けませんでしたわ。



あ！ラブラドライトも発見！
この石もカットする断面や光の具合で色んな色に変化するので好きな石なのだ。ブレスレットやネックレスを持ってます♪



紫外線を当てると光る宝石を観るコーナーもありました。蛍石（フローライト）や方解石などのうっとりする輝きを楽しめます。観ていた子供たちも「すごーい！」って声をあげていたよ^^



わたしがすごーい！って思ったのはコッチ^^
アンモライト。



アンモナイトの化石なんだけど、貝殻の外套膜の組織構造が残されているものは、研磨すると虹色の輝きを放つんだそうな。そういうものはアンモライトという宝石として扱われるんだって。あああ、美しすぎる。家にあるアンモナイトの化石の隣に飾りたい！！

ジュエリーの技巧フロアでは、宝石が宝飾品として生まれ変わった作品達がずらりです。
もうね、キラキラしすぎて目もクラクラ。単眼鏡で覗くとその技巧の美しさがすごくよく分かって目が離せない！



写真ではその繊細さを伝えきれないのが残念だ。ホワイト・マザーオブパールという宝石がおそらく中央の白い石なのかな。顔が彫り込まれているのですよ。もうね、まじでうっとり。

こちらはイエロー・ゴールド、ウッド、漆、ダイヤモンドで作られたクリップ。
菊蒔絵が見事でまじまじ単眼鏡で楽しみました。



この先は有川一三氏（知らないｗ）が世界中から集めた世界的な宝飾芸術コレクションであるアルビオン アート・コレクションで、撮影は不可でした。

イタリア王妃が所蔵していた指輪や、なんとか公爵の時計、ルネサンス期のペンダントなどなど、もうキラキラすぎて頭も目もクラクラ。すっかり毒気を抜かれました(笑)
すごすぎます！！！

一通り観たあとも去りがたく、会場内をうろうろｗｗ
石ってすごいなあ〜〜。

ちなみに地球惑星科学の発展によって、水の存在こそが地球を「宝石の惑星」にしているということが分かってきたんだって。水のない惑星には地球ほどバラエティに富んだ宝石は期待できないんだそうな。
太陽から絶妙な位置にある水の惑星地球。宝石を通して地球のありがたさを感じてしまったわ。

ミュージアムショップにはいろんな鉱石＆宝石が売られてました。
でもね、わりと家にあるコレクションで満足しているので特に何も買わずに帰ってきたよ^^

はぁ〜面白かったーーー！
家に帰ったら甘えモードのあおに付き合って、ソファーにパタリと倒れ込み寝てしまいました。脳内は宝石の輝きでキラキラしていたよｗｗ


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宝石 地球がうみだすキセキ
国立科学博物館（上野）
2022年2月19日〜6月19日　9時～17時
https://hoseki-ten.jp/

図録がないなーって思ったら3月中〜下旬発売予定なんだって。
そうか、予約してくれば良かったよ。

タグ：初めて身につけたときの記憶も甦った 自分の持ってる宝石箱を開けてみた