SSブログ

ラファエロ展に行きました [アート]

今日は国立西洋美術館で開催中の 『ラファエロ展』 に行ってきました。

今回図録は買いませんでした

ダ・ビンチやミケランジェロと並んで、イタリア・ルネサンスを代表する画家ラファエロ。
教科書にもたっぷり出てくる人物なので、過去に日本で展覧会が開催されてるんだろうと思っていたら、日本初なんだね。

もちろん、1点や2点が展覧会で出品されることはあるけど、こんなふうに 『ラファエロ展』 というものは無かったんだそうな。ヨーロッパ以外では初となる大規模なラファエロ展、貴重です。

こういう宗教画を見て思うのは、聖書を知らないので深く感情移入が出来ないなぁってこと。
技術は素晴らしいし、綺麗だなと思うんだけど、それ以上の思い入れがないです^^;

そしてラファエロの絵画をたくさん見たのは今回が初めてなので、同じ工房の人の作品も、ラファエロの作品も同じように見えてしまいました(笑)

それでも今回の目玉である 『大公の聖母』 は、ちょっと存在感が違いました。
聖母の目がとても優しくて愛情に満ちているな~と作品の前に立って思いました。

新聞です

この黒い背景。近年行われたX線による調査で、実は制作された当初は建物などの背景が描かれていたことが分かったんだとか。でもこの黒い背景のほうがしっくりくる気がしました。

ラファエロの作品は宮殿や聖堂の壁画が多いので一般の人はあまり観ることが出来なかったんだねぇ。それで素描を版画にして売っていたんだそうですよ。

こちらは枢機卿の肖像。ここ数日、ローマ法王のニュースで「枢機卿」って言葉がよく耳に入ってきたので自然と目がいってしまいました。

赤い色は変わらずですねw

今の帽子と形が違うね。何か意味があるのかな?

後世の画家にも影響を与えたラファエロ。37歳の若さで世を去ってます。
ダ・ビンチやミケランジェロと比べると本当に短い人生。でもその影響力と功績は凄いんだなと改めて思った展覧会でしたが、やっぱりこういう画は難しいな(笑)

--------------
ラファエロ展
2013年3月2日(土)~6月2日(日)
国立西洋美術館
午前9時30分~午後5時30分
毎週金曜日:午前9時30分~午後8時

nice!(26)  コメント(13)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート