メトロポリタン美術館展観てきました

昨日は東京都美術館で開催中の、メトロポリタン美術館展に行ってきました。
アメリカ、ニューヨークのセントラル・パークにある超有名な美術館(^^)

今回は「自然」をテーマに133点が来日したそうです。
先に展覧会に行ったmozさん情報で、絵画が思ったより少なかったということなので、それは覚悟して行こうっと！



今回、展覧会では図録の表紙が2種類用意されていました。
一つは私が買った大理石の「シロクマ」。そしてもう一種類はゴッホの「糸杉」でした。
限定で坂本龍一のCDも付いていたよ。（まだ聴いてませんが）

人類の文明の流れを、今日に至るまで美術作品を通じて概観してみようという主旨の展覧会。
紀元前の作品からも、ちゃんと ”文化” を感じることが出来ます。



自然を畏れ、敬い、支配していく。そして時には自然の驚異に為す術もない。



私が今回の展覧会で気に入った作品は、オキーフの 「骨盤II」 です。

彼女が好んでモチーフにした、日光にさらされて白くなった動物の骨。その骨盤から見る空。
この作品を、オキーフは「骨の入り口を通して見える宇宙」と表現したそうですが、本当に絵の前に立って骨盤の穴から空の青を見ていると、清々しい気持ちになってくるのが不思議。
心が解放される気分になりました。

骨って美しいなーーーーと、恐竜の骨好きリュカは思ったわけです(笑)

ゴッホの糸杉も、たっぷり絵の前で堪能しました。



南仏、サン=レミの療養所に自主的に入院した直後に描かれた作品。
存在感のある糸杉から放たれる生命力のようなものを感じます。

今回の展覧会は、やっぱりどれも素晴らしいものが来てます。
刺繍が見事な織物、細かい装飾に目を奪われる象牙。そして色合いに深みがあってため息が出てしまう焼き物も。「本物」を見るって、やっぱりすごく心が洗われるなーって、しみじみ思っちゃいます(笑)

展覧会は来年の1月まで開催してますので、興味のある人は是非！！(^▽^)v

・・・しかし、ヤバイです。ターナー展にラファエロに、円空に、オリエント美術展！
年明けも観たい展覧会がズラリ！！！全部観に行っていたらお金が持ちません！！
どれを優先するか・・・悩ましい・・・

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メトロポリタン美術館展　大地、空、海 - 4000年の美への旅
東京都美術館
2012年10月6日（土）～2013年1月4日（金）
9：30～17：30　金曜日は20：00まで
月曜休館
http://met2012.jp/

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