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小村雪岱展 [アート]

ニューオータニ美術館で開催中の小村雪岱 (せったい) 展を観てきました。
小村雪岱の展覧会は2010年に埼玉県立近代美術館で観たのが最初。

今回のチラシです

泉鏡花の 『日本橋』 で装幀家としてデビューして、舞台美術や新聞・雑誌の連載小説の挿絵の仕事にも携わった人です。

展覧会では、卒業制作の日本画が最初に展示されていて、その頃から泉鏡花の世界に影響を受けていたんだな~というのが伝わってきました。

前回の展覧会でも思ったけど、こうやって素敵な装幀の本は大事に持っていたいって思いますネ。(実際個人蔵の作品も多いです)

文庫のほうが小さくて保存しやすいけど、やっぱり味気ないよね(笑)

この夜の雰囲気がいいでしょう

江戸情緒あふれる風景画が描かれている本を見ていると、
雪岱が挿絵を描いた 『お伝地獄』 や 『おせん』 を読みたくなります。

絵入草紙おせん1934年、個人蔵だよー

雪岱の挿絵版ではないだろうけど、近所の図書館にあるかどうか調べたら 『お伝地獄』 は一応あったので、そのうち借りてみようかなって思います(笑)
いまどきの言葉に訳されていないと読みづらいだろうなぁ~^^; ってか読めないだろうなw

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小村雪岱展
ニューオータニ美術館
2012年10月6日~11月25日
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで) 月曜日休館
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