小村雪岱展

ニューオータニ美術館で開催中の小村雪岱 (せったい) 展を観てきました。
小村雪岱の展覧会は2010年に埼玉県立近代美術館で観たのが最初。



泉鏡花の 『日本橋』 で装幀家としてデビューして、舞台美術や新聞・雑誌の連載小説の挿絵の仕事にも携わった人です。

展覧会では、卒業制作の日本画が最初に展示されていて、その頃から泉鏡花の世界に影響を受けていたんだな～というのが伝わってきました。

前回の展覧会でも思ったけど、こうやって素敵な装幀の本は大事に持っていたいって思いますネ。（実際個人蔵の作品も多いです）

文庫のほうが小さくて保存しやすいけど、やっぱり味気ないよね(笑)



江戸情緒あふれる風景画が描かれている本を見ていると、
雪岱が挿絵を描いた 『お伝地獄』 や 『おせん』 を読みたくなります。



雪岱の挿絵版ではないだろうけど、近所の図書館にあるかどうか調べたら 『お伝地獄』 は一応あったので、そのうち借りてみようかなって思います(笑)
いまどきの言葉に訳されていないと読みづらいだろうなぁ～^^; ってか読めないだろうなｗ

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小村雪岱展
ニューオータニ美術館
2012年10月6日～11月25日
開館時間：10:00～18:00（入館は17:30まで）　月曜日休館

タグ：展覧会 小村雪岱展 ニューオータニ美術館

コメント 8

文庫派だけど、それはあくまでもたくさん読むためで、
文化としては、装丁も含めて「本」ですよね。
お伝地獄、当時の文章では難しいだけでなく、当時の文化的背景とかも
わかってないと、難しいんじゃないかなぁ。
読んだら、またレポしてくださいね～

by ChatBleu (2012-11-07 14:18) 

ChatBleuさん
私も文庫派です(^^)
最近は図書館で済ませているので、その文庫すら買わなくなってますが(笑)
確かに当時の文化的背景知らないと、「？？？」ってなりそうですねｗ
図書館に予約してる本がまだまだあるので、チャレンジするのは当分先になりそうですf(^皿^;

by リュカ (2012-11-07 15:22) 

色々な展覧会を鑑賞されているのですね、さすがリュカさん ^^
小村雪岱さんは、知りませんでした。泉鏡花なのですね。
雨の絵、いいですね。
じぶんは、先日、メトロポリタンを見ました。面白かったけれど、絵が少なかったな。もう少し、絵が見たかったです。　^^;
by moz (2012-11-07 16:52) 

mozさん
泉鏡花、20代の頃けっこう読みました。
また読みたくなりましたよ(笑)
メトロポリタン美術館展に行かれたのですね！
わたしも行くつもりでいます。そか～。絵は少なかったのですね。
心していきます！ゴッホ久しぶりなので楽しみなのです^^
by リュカ (2012-11-07 18:10) 

小村雪岱さん、知りませんでした。
日本的な良い絵ですね。
本当に、いろいろな展覧会に行かれていますね。
by toshi (2012-11-08 05:35) 

小村雪岱 は知らなかったので
覚えておきます。
by 匁 (2012-11-08 07:33) 

｢せったい｣というのが読めませんでした．．．
まずはそこからですね。
by YAP (2012-11-08 08:01) 

toshiさん
この展覧会は招待券をいただいたので観てきました^^
情緒ある作品多かったです。


匁さん
鈴木春信のような人物を描く人です。
そして資生堂の社員で、化粧品広告なども手がけたそうです。


YAPさん
私も初めて知った時は、「せったい」って読めませんでした^^
名前は難しですよね。
by リュカ (2012-11-08 09:15)