SSブログ

不滅のシンボル 鳳凰と獅子展 [アート]

日曜日。
サントリー美術館で開催中の、鳳凰と獅子展に行ってきました。

開館前なのでまだ暗いのです 垂れ幕(?)をパチリ

10時の開館前、美術館の前で待っていたら結構大きな地震。
作品チェックのために入れて貰えなかったらどうしようって思ってしまった^^;

ポストカードが無かったので、チラシの裏を撮りました

鳳凰と獅子は、古代中国で生み出された想像上のイキモノ。
日本に伝わり、祝儀にふさわしい高貴なシンボルとして今も馴染み深いものになってます。

そんな鳳凰と獅子のイメージ展開に着目し、
日本の古代から中世、現代と各時代を代表する作品が展示されていました。

中国、唐の時代の銅鏡や、平等院が造られた頃の鳳凰の断片などもあって
興味深い。
金閣寺の屋上に居る鳳凰(旧金閣所在) と、平等院の鳳凰(模造) を見比べたんだけど、
平等院のほうが好み!!

いつもはカメラのズームで撮っても、細かいところまでは写らないので、
こんなに間近で見られるのは嬉しかったです^^

獅子の方は、メインは狛犬。
狛犬もそれぞれ個性があり、狩野養川院惟信の「獅子図」はアングルが面白かったよ。
18世紀に入ると、実物のライオンに関する情報も日本に入ってきて、
獅子の様子も様変わりしていました。

明治17年に小林清親が描いた獅子図は、もう見事なまでのライオン。
毛の1本1本まで細かくて、触りたくなるような毛艶のよいオスライオンでした。
屏風図なんだけど、そこだけ日本じゃないような、そんな印象を受けましたよ。

アートプリントのサイトに、獅子図があったので、興味のある人は見てみてね。

今回の展覧会は当日券を買ったんだけど、サントリー美術館開館50周年を記念して、
これからの展覧会で使用できる招待券を貰っちゃいました♪

1回分浮いた~~~w

10月26日から開催される「南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎」
使用したいと思います^^

--------------------
不滅のシンボル 鳳凰と獅子展
サントリー美術館
2011年6月8日(水)~7月24日(日)
10:00~18:00 (金・土は20:00まで開館)
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/11vol03/index.html

nice!(51)  コメント(16)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート