永遠の都ローマ展に行ってきた [アート]
うみちゃんとのお風呂タイム。
まだ暑い日もあるので、あまり長居せず出て行ったうみちゃんでした(笑)
*
この日は東京都美術館で開催している『永遠の都 ローマ展』に行ってきました。
土日祝日のみ日時指定予約制。私が行くのは平日なので予約は必要なしでした。
現在はローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘。古代には最高神をまつる神殿が置かれていたんだって。今はカピトリーノ美術館が建っていて、世界的にもっとも古い美術館の一つなんだそうな。
今回の展覧会はカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、建国から古代の栄光そして近代までのローマの歴史と芸術を紹介するものです。
注目の作品は、初来日となる《カピトリーノのヴィーナス》なのだ。門外不出と言われているこの彫刻が日本に来るということなので、観なくちゃだわ^^
あ、でもこのヴィーナスは東京展だけの展示なの。この展覧会は2024年に福岡市美術館に巡回するんだけど、そこでは展示されません。そのかわり福岡にはカラヴァッジョの作品が展示されるんだって(>_< カラヴァッジョ観たかった〜!
会場に入ってすぐ出迎えてくれたのは《カピトリーノの牝狼》です。これは複製品。
ローマは神話の中で紀元前753年にロムルスによって作られたと伝えられているそうな。
ロムルスと、双子の兄弟レムスは川に捨てられて牝狼の乳で育てられたんだって。なのでこの作品はローマのシンボルともいえるものらしいです。このデザインはメダルにもなってました。
次のフロアは歴代ローマ皇帝の肖像がずらり。
《コンスタンティヌス帝の巨像》の一部が原寸大複製で展示されていたんだけど、大きさが半端ない(笑)
全体像を想像したら、地震の多い日本では危ない!
あ、でも大きな大仏もあるかーw
かなり迫力がありましたよ。会場内は撮影禁止だったので、鑑賞者との大きさ比較が出来ないのが残念だわ。
そして《カピトリーノのヴィーナス》も登場。
360度、どの角度からも堪能できます。たくさんの人に観られたら恥ずかしくなっちゃうよねえ。ヴィーナスさん(笑)
18世紀には絵画館も建てられたらしく、そこの所蔵品もずらりと展示されていました。
東京会場にはカラヴァッジョ派の画家(17世紀前半)の作品が来ていたけど、福岡市美術館にはカラヴァッジョの作品が展示されるんだよね?
羨ましいので、ポストカードだけ買ってきました。《洗礼者聖ヨハネ》という作品。
会場 2F の一部、2 作品だけ撮影 OK のものがあったよ。
《モエシアの艦隊(トラヤヌス帝記念柱からの石膏複製)》という作品で、軍旗を携えたローマ軍兵士達が描かれているのだ。
《デケバルスの自殺(トラヤヌス帝記念柱からの石膏複製)》は、戦いに勝利したローマ軍と、追い詰められたダキア人の王デケバルスが描かれていて、デケバルスが曲刀で喉を切って自殺しようとしている場面でした。
最後のフロアはカピトリーノ美術館と日本の繋がりが紹介されていたよ。
明治政府が欧米に派遣した岩倉使節団がカピトリーノ美術館を訪れて今年で 150 年。この派遣がきっかけで、日本の博物館政策や美術教育が整えられていったみたい。
でもね、日本人が最初にカピトリーノの丘を訪れたのは16世紀末の江戸時代。天正遣欧少年使節の一行だったんだって。展示されていた作品のなかに風神を思い浮かべるようなモチーフがあってねww
原田マハの小説『風神雷神』のように、もしも天正遣欧少年使節とともに、若い頃の俵屋宗達が訪れていたら……彼がローマ美術に影響を与えていたら面白いな〜なんて妄想しちゃいましたw
まだ展覧会も始まったばかりなので空いていたのが良かったわ^^
*****
永遠の都ローマ展
東京都美術館
2023年9月16日 〜 12月10日
https://roma2023-24.jp/
【巡回】福岡市美術館
2024年1月5日 ~ 3月10日
*
今日は午後から新型コロナウイルスワクチン接種してきますー。
えーっと 5 回目かな?
今日の夜に相方クンが出張から帰ってくるんだけど、そのとき私は寝込んでいるのかしら?(笑)
帯状疱疹ワクチンの副反応よりは軽いと思われるw
まだ暑い日もあるので、あまり長居せず出て行ったうみちゃんでした(笑)
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この日は東京都美術館で開催している『永遠の都 ローマ展』に行ってきました。
土日祝日のみ日時指定予約制。私が行くのは平日なので予約は必要なしでした。
現在はローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘。古代には最高神をまつる神殿が置かれていたんだって。今はカピトリーノ美術館が建っていて、世界的にもっとも古い美術館の一つなんだそうな。
今回の展覧会はカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、建国から古代の栄光そして近代までのローマの歴史と芸術を紹介するものです。
注目の作品は、初来日となる《カピトリーノのヴィーナス》なのだ。門外不出と言われているこの彫刻が日本に来るということなので、観なくちゃだわ^^
あ、でもこのヴィーナスは東京展だけの展示なの。この展覧会は2024年に福岡市美術館に巡回するんだけど、そこでは展示されません。そのかわり福岡にはカラヴァッジョの作品が展示されるんだって(>_< カラヴァッジョ観たかった〜!
会場に入ってすぐ出迎えてくれたのは《カピトリーノの牝狼》です。これは複製品。
ローマは神話の中で紀元前753年にロムルスによって作られたと伝えられているそうな。
ロムルスと、双子の兄弟レムスは川に捨てられて牝狼の乳で育てられたんだって。なのでこの作品はローマのシンボルともいえるものらしいです。このデザインはメダルにもなってました。
次のフロアは歴代ローマ皇帝の肖像がずらり。
《コンスタンティヌス帝の巨像》の一部が原寸大複製で展示されていたんだけど、大きさが半端ない(笑)
全体像を想像したら、地震の多い日本では危ない!
あ、でも大きな大仏もあるかーw
かなり迫力がありましたよ。会場内は撮影禁止だったので、鑑賞者との大きさ比較が出来ないのが残念だわ。
そして《カピトリーノのヴィーナス》も登場。
360度、どの角度からも堪能できます。たくさんの人に観られたら恥ずかしくなっちゃうよねえ。ヴィーナスさん(笑)
18世紀には絵画館も建てられたらしく、そこの所蔵品もずらりと展示されていました。
東京会場にはカラヴァッジョ派の画家(17世紀前半)の作品が来ていたけど、福岡市美術館にはカラヴァッジョの作品が展示されるんだよね?
羨ましいので、ポストカードだけ買ってきました。《洗礼者聖ヨハネ》という作品。
会場 2F の一部、2 作品だけ撮影 OK のものがあったよ。
《モエシアの艦隊(トラヤヌス帝記念柱からの石膏複製)》という作品で、軍旗を携えたローマ軍兵士達が描かれているのだ。
《デケバルスの自殺(トラヤヌス帝記念柱からの石膏複製)》は、戦いに勝利したローマ軍と、追い詰められたダキア人の王デケバルスが描かれていて、デケバルスが曲刀で喉を切って自殺しようとしている場面でした。
最後のフロアはカピトリーノ美術館と日本の繋がりが紹介されていたよ。
明治政府が欧米に派遣した岩倉使節団がカピトリーノ美術館を訪れて今年で 150 年。この派遣がきっかけで、日本の博物館政策や美術教育が整えられていったみたい。
でもね、日本人が最初にカピトリーノの丘を訪れたのは16世紀末の江戸時代。天正遣欧少年使節の一行だったんだって。展示されていた作品のなかに風神を思い浮かべるようなモチーフがあってねww
原田マハの小説『風神雷神』のように、もしも天正遣欧少年使節とともに、若い頃の俵屋宗達が訪れていたら……彼がローマ美術に影響を与えていたら面白いな〜なんて妄想しちゃいましたw
まだ展覧会も始まったばかりなので空いていたのが良かったわ^^
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永遠の都ローマ展
東京都美術館
2023年9月16日 〜 12月10日
https://roma2023-24.jp/
【巡回】福岡市美術館
2024年1月5日 ~ 3月10日
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今日は午後から新型コロナウイルスワクチン接種してきますー。
えーっと 5 回目かな?
今日の夜に相方クンが出張から帰ってくるんだけど、そのとき私は寝込んでいるのかしら?(笑)
帯状疱疹ワクチンの副反応よりは軽いと思われるw