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『美は国境を越えて 2024』はとっても楽しい気分になりました [アート]

先週記事にした、サントリー美術館で『織田有楽斎』の展覧会を観たあと、腹ごしらえして向かったのは同じ界隈にある国立新美術館。

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国際公募展の『美は国境を越えて 2024』に行ってきたのです。SSブロガーの曉烏英さんが出展してると記事にしていたので、有楽斎展のあとに観ようかなって思って軽い気持ちで行ってみた^^
【写真撮影OK / 展覧会は本日2月5日終了】

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国籍を問わず、墨を使ったアート作品が集まる展覧会なんだって。入場料は 70 歳以下の一般人は 500 円でした。会場に入ってびっくり。本当にいろんな国の人が墨絵を描いてる!

水墨画は東洋のものっていう固定観念があったことに気づいたわ。印象派の絵画と同じで、世界の色んな国の人が水墨画に惹かれ楽しんでもイイじゃない。そんなことに気づかせてもらえた展覧会。

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左はスペインの人の水墨画。忍者っていうのがベタでいいなあw
右は日本人の方。海中ダイビングの墨絵なんて斬新で、めっちゃ気に入りました^^

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ついついニヤニヤ眺めてしまうのは猫を描いた作品(笑)

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左上はアメリカ。このお尻メインのアングルは愛すべき猫変態さん(SSブロガーに多くいる私たちの同類)に違いない。
右上は日本。めっちゃほのぼのしていて「Kawaii」文化の猫ね^^
下の 2 作品はどちらもロシア。凜々しい猫と可愛い猫。どちらも猫への愛を感じるわ。

色の付いた墨絵シリーズで惹かれた作品。
左から、日本、ウクライナ、ロシア、日本。

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私は曉烏英さんの本名を知らないから違っているかもしれないけど、右の赤いカラスウリを描いた作品が曉烏英さんの作品かな?って思いました。ご本人のブログに「カラスウリと百舌鳥のハヤニエを描きました」と書かれていたので。
画面では小さくて分からないけど、枝に昆虫やカエルも刺さってたし(笑)

赤いカラスウリがアクセントになっていて、ずらりと並んだ作品の中でパっと目を引きました。モズの視線の先には、しっかり獲物になった昆虫(バッタかな)が。その視線もお見事でしたよー。可愛い顔して肉食の目!(笑)

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会場には中央アジアの子供たちの絵画も展示されていました。

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子供たちが気兼ねなく伸び伸びと絵を描ける、そんな世界になるといいのにね。
戦争や紛争はもううんざりよ。
全部は紹介しきれないけど、この会場内は本当にいろんな国の人たちの作品がありました。ほんと、美は国境を越えるね。

明るい気分になれる展覧会。観に行って良かったです。

帰宅後のうみちゃん。

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「おかーちゃんがもし水墨画を始めたら、うみを描いてあげるね〜」いや、やらないけどww


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