藤牧義夫

藤牧義夫って版画家を初めて知りました。

『美の巨人たち』を観て知ったんだけどネ^^
( http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/index.html )
この番組は 30 分番組なので、気軽に観ることが出来て好き。

さて、この藤牧義夫って人は、24 歳で行方不明になってそれきりだそうです。
小さい頃から絵の才能を発揮させていたようで、とても 10 代の子が描いたとは思えないくらいのデッサン力。

上京してきて版画の世界に入っていったようです。
賑やかな浅草の夜の作品(夜の浅草六区)は、とても独特で圧倒されました。
Google でイメージ検索してみたけど、出てこなかった。残念。

試しにテレビ画面をデジカメで撮ってみたんだけど・・・雰囲気が伝わらないかも(T-T)

ネオンの明るさが鋭い削りで表現されていて、すごく素敵でした。
手前の人の群れは、陽気なのか孤独なのか。考えさせられちゃう。

隅田川の風景を描いた、全長 60m の巻物が、失踪後 40 年経って発見されたそうで。
その巻物、すごいです。
隅田川に架かる数々の橋、そして対岸の町並みが、ものすごく細かく描き込まれているの。
この巻物、実物を覧てみたいって思いました。

この版画家を忘れないための覚え書きとして、ブログに書き留めた次第です。