SSブログ

日光詣:大猷院 [ふらり旅・イベント]

日光詣で最後に訪れたのは三代将軍家光さんの廟所、大猷院(たいゆういん)です。
ここも輪王寺に属します。

IMG_2926.jpeg

祖父・家康さんの東照宮を凌いではいけないってことで、落ち着いた雰囲気になっているんだけど、これがまた良いんだわ^^

こちらは御水舎。
九州、肥前佐賀藩の大名・鍋島勝茂が寄進した御影石で出来ているんだって。佐賀藩と言えば通称 鍋島藩。鍋島焼が頭に浮かぶ!! この御影石はとっても重厚でした。

IMG_2932.jpeg

天井には狩野永真安信の描いた龍が居るの。写真は撮り忘れ(笑)

IMG_2934.jpeg

二天門は日光の境内で1番大きな門なんだって。

IMG_2937.jpeg

正面の扁額(へんがく)は 108 代天皇・後水尾上皇の筆だよ。

IMG_2939.jpeg

左右に増長天と持国天、そして裏には風神雷神がいらっしゃいます^^
赤い顔が増長天で、緑の顔が持国天。風神雷神は、やけに色が鮮やかだったよ (@o@;;

IMG_3128.JPG

二天門をくぐると石段があるの。
人は誰も居なくて、ゆったりとした雰囲気のなかを上っていきます。

IMG_2946.jpeg

見えてきたのは夜叉門。
朝のお務めかな? 掃除をしてる人が石段には居ましたよ^^

IMG_2949.jpeg

四体の夜叉が家光さんの廟所を守っているんだよ。
この門がなんか好きなんだよねえ^^

IMG_3129.JPG

左から、毘陀羅(びだら)、阿跋摩羅(あばつまら)、犍陀羅(けんだら)、烏摩勒伽(うまろきゃ)だって。灯籠もずらりと並んで良い雰囲気なのだ。

IMG_2961.jpeg

拝殿が見えてきたよ。
拝殿とは言っても拝殿・相の間・本殿と連なる独特な構造をしていて、権現造りって言うそうな。これは国宝に指定されてます^^

IMG_2962.jpeg

とっても美しくて好きなのだ。

IMG_2968.jpeg

靴を脱いで中に入ると、家光公のご位牌が納められた厨子が遠くに見えるので正座してお参り。たまにご位牌は特別公開されるよ。私が見たのは 2008 年かな。今回は公開されてなかったw
ちなみに家光公の戒名が「大猷院殿贈正一位大相国公」で大猷院。

拝殿内は両脇には狩野探幽が描いた唐獅子があって、天井には龍の絵が140枚という見事な空間だよ。家光公が着用した鎧なども見ることができます。

この建物、たくさんの金彩が使われているので、別名を金閣殿って言うそうな。
外に出て建物の周りを一周^^

IMG_2969.jpeg

皇嘉門です。
奥の院の入口に当たる門だよ。明朝様式の竜宮造りで、竜宮門って呼ばれています。いかにもそんな感じの雰囲気だよねー。この門の先に、家光公のお墓所があるらしいのですが、門は閉じられていてそこには行けません。

IMG_2971.jpeg

ここから静かに手を合わせました^^
はー。楽しかった! 満喫した!
落ち着ける場所で本当に好きだ、大猷院。

IMG_2975.jpeg

すべての参拝が終わったので、お昼ご飯にしないとね。
お腹がぺこぺこだよ。
時間を見ると 11 時半を過ぎたところです。

日光フリーパス券を買い間違えたので、バスは利用せず駅方面に歩いて戻ることにしますよー。
その途中で美味しそうなお店があったら入ろう!^^

つづく。


nice!(78)  コメント(45) 
共通テーマ:アート