ソファー王国その後

あお王子（またの名をあおのミコト）が君臨していたソファー王国。
国譲りを迫ったうみテラスの神が奪いました。

「ふふふ。うみテラスの勝ちなのにゃ」



あお王子は離れ小島に流されてしまいました。
しょんぼり。。。



うみテラスは最初は気持ち良さそうに過ごしていたのですが……

「此処は下僕がパシャパシャと写真を撮ってきて落ち着かないわね。ってか、神にカメラを向けるなんてどういうこと？」



ちょっとご機嫌ナナメになってきたうみテラス。
あお王子はイジケながらも、じーっと様子を窺っております。

「ソファー王国は撮影可なんだにゃ。それが嫌だと暮らせないのにゃ」



あお王子、少しずつソファー王国の近くに移動です。
まだぬくぬくを手に入れられず、気力は無さそうですが(笑)



「うみテラス、そろそろしびれを切らすかにゃ…」と、窺っている目。



下僕の写真撮影にうんざりしたうみテラスは、とうとう天つ国に戻ってしまいました。

「ここから下界を見下ろしてる方が落ち着くわね」



「ボクは写真撮影されても平気だにゃーー！」
あお王子がソファー王国に戻ってきました。

「はぁ〜、やっぱりぬくぬくしてるこの国は居心地がイイのにゃー」



「でもボクはちょっと反省したのにゃ。王国を独占するのは良くないのにゃ。うみテラスがぬくぬくしたいときは、ちょっとだけ譲ってあげるにゃ」



「でも今は、ゆっくり寝るにゃ〜〜」



こうして、たまにうみテラスが下界に下りてきたときは、ソファー王国のぬくぬくも味わえるようになりました。下僕もなるべく写真は撮らないように気を遣うようにしたそうです。（多分ｗｗ）

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