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岡山:鬼ノ城の東門 [ふらり旅・イベント]

岡山、鬼ノ城散策。本日が最終です。
今回の旅では鬼ノ城を一周することは出来ませんでした。さすがに足がガクガクで、これ以上知らないルートを行くのは無理だって思ったので、東門まで行って U ターンして START 地点の西門に戻ったよ。

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この鬼ノ城は発掘調査で 5 〜 8 世紀頃のものだって分かってるんだけど、伝説では百済の王子がやってきて建てたって言い伝えられてます。その王子の名前が温羅(うら)。
城壁のことを百済の言葉で「ウル」って言うんだって。なので、温羅はこの呼び名からきてるんじゃないか? って書いてる小説家さんも居ました。

東門に向かって歩いている箇所には内側列石と呼ばれる大きな石群がありましたよ。
鬼ノ城があるこの鬼城山内で切り出された石だと思うんだけど、どのあたりから持ってきたのかは勉強不足なので分からないです。

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てくてく歩いてると、おろ? なんか描かれてる。

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これは千手観音様だろうか?
鬼ノ城が建てられたあとの時代に彫られたもの? でもどうかな? 同時代?
とくに説明書きはなかったです。

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ここから先が、道が細くなって木々が生い茂っていたのよ。
此処をしばらく歩くと、蜘蛛の巣場所だったので気をつけて歩きましたww

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そして見えてきた東門!!

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西門や南門に比べると小ぶりなんだって。見るからに分かる^^
門の入口は 2m 以上の段差を付けていて、扉を入った正面には侵入を妨げる巨大な岩を置いていたみたい。

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門の向こうは急な崖が多くて、ここまで辿り着くのは容易ではなかったろうに……と思ってしまったよ。
現代では眼下にはゴルフ場が見える(笑)
とっても見晴らしが良いです。

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多分今はゴルフ場になっている界隈。鬼ノ城眼下の低丘陵や平野部には、弥生時代の集落遺跡や古墳群があったんだって。当時の様子に思いを馳せる^^

縄文早期の土器片も若干出土してるんだけど、まとまった出土はなかったみたい。この辺りは縄文の頃は殆どが海だったらしく、総社平野では縄文晩期の土器が出土したそうな。
弥生時代の集落の痕跡は、どんどん出てきたらしいです。

さあ、タクシーの時間も考えると西門に戻らなくちゃ!
この先ちょっと行くと鍛冶工房の跡もあるみたいなんだけど、どのくらいで辿り着くか謎なので諦めて戻ります。

一度通った道なので、気をつけて歩く場所は頭に入っている!
帰りはわりとスムーズに戻ることが出来ました。

西門が見えてきた〜!
ただいま〜!

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山道を下りて駐車場が見えてくると、タクシーはもう来ていました^^
そして鬼城山ビジターセンターの職員さんが乗ってきたと思われる車も停まってました。

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しかしまだ開館前なので中には入れませんww

タクシーで連れて行ってもらったのは造山(つくりやま)古墳です。
造山古墳のビジターセンター駐車場で下りて、そこから古墳までは歩き^^

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なんか像があるww
おそらく造山古墳に眠っていた王の姿と思われる!
右下には可愛い埴輪がw

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コロルくん劇場のメイキング写真をパチリされてた。

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次回、今度は造山古墳について暑苦しく語りますww


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本日、オミクロン株対応ワクチンを接種してきます〜!
もしも副反応が酷かったらブログは放置になると思います。ヨロシクです m(_ _)m


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