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日本美術をひも解く展を観てきたよ [アート]

「出掛けてくるニャ?」

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うん。上野まで展覧会を観に行ってくるね。

8月10日。この日は上野にある東京藝術大学大学美術館で開催中の『日本美術をひも解く』展を観に行きました。最近は暑いので、朝7時前には散歩を済ませて引きこもりの日々。10時開館の展覧会だったので9時台に外を歩いてます。暑い!(笑)

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この展覧会は、宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する皇室のお宝と、東京藝術大学のコレクションを加えた82件の作品を通じて、「美の玉手箱」をひも解き、日本美術の豊かな世界を楽しむというコンセプト。

なんと言っても今回の目玉は、宮内庁三の丸尚蔵館の収蔵品として初めて国宝に指定された5つのお宝です。前期と後期に分けられて展示なんだけどね。
なので私はどっちも観に行く予定♪

◎ 鎌倉時代の絵巻《春日権現験記絵》※ 前期後期で巻を変えて展示
◎ 元寇の様子を描いた絵巻《蒙古襲来絵詞》※ 前期後期で巻を変えて展示
◎ 狩野永徳筆《唐獅子図屏風》※前期 8/28まで
◎ 伊藤若冲の代表作《動植綵絵》※後期 8/30〜
◎ 平安時代三跡の一人・小野道風の《屏風土代》※後期 9/6〜

他の展覧会で観たことのある作品もあるけど、何度でも観たい^^

狩野永徳の作品と伝わる『源氏物語図屏風』は桃山時代の作品。
単眼鏡で楽しむよ〜。着物の細かい模様も美しい。

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教科書にも出てくるお馴染みの『蒙古襲来絵詞』は鎌倉時代の作品。
館内も空いていたので、近づいてがっつりガン見ですよ^m^
蒙古軍が使用した炸裂弾は、2011年に長崎県の水中遺跡から発見されてるよ。

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酒井抱一の作品も久しぶりだな〜。
『花鳥十二ヶ月図』です。江戸時代の作品。様々な植物と鳥や虫を描いたもので、生き生きとした命を感じるのよねえ^^

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こういうのって、自分の誕生月はどんな作品なのか見ちゃうww

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今回の展覧会、目玉の一つ。
狩野永徳の『唐獅子図屏風』です。教科書でも見るよね^^

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桃山時代の作品で、今は屏風だけど元々は床壁(床の間の内壁)に貼り付けられていたものみたいです。けっこう大きな作品なので唐獅子も迫力があるよー。

そのお隣には横山大観。
昭和11年に描いた『龍蛟躍四溟(りゅうこうしめいにおどる)』という作品。

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横山大観の描く龍も可愛らしいんだよねw
輪郭をはっきりと描かない朦朧体かな? 引き込まれる作品^^

皇室のものは、さすが保存状態が良くてねえ。
工芸品もうっとりですよ。後期展示も楽しみ!!

なにせ後期展示は伊藤若冲の『動植綵絵』が来てくれるから!
以前 東京都美術館で展覧会が開かれたときは激混みだったからねえww
今回はどうかな?


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特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」
東京藝術大学大学美術館
2022年8月6日〜9月25日
※ 展示替えがあるので注意して下さい
https://museum.geidai.ac.jp/exhibit/2022/08/bi-no-tamatebako.html
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/tamatebako2022/



*** おまけ ***

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暑くて行き倒れているあおくん。頭の角が伸び伸び〜


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