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映画:戦争と女の顔を観たよ [映画・番組・GAME]

映画を観に降り立った渋谷。映画館はヒューマントラストシネマ渋谷です。
渋谷に来るときは大抵 Bunkamuraザ・ミュージアムか松濤美術館なので、宮下公園方面に来ることは皆無。知らない町並みだ〜!

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お上りさん状態で写真を撮ってしまったわ ^m^

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さてさて、映画の話。
普段観てるテレビは、NHK朝のニュースと19時のニュース。30分くらいしか観てないけどw
それから国際報道2022です。夜10時からなので録画して翌日に観てます。(夜9時過ぎには電気を消すからw)

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今回観に行った映画は、国際報道2022で取り上げられていた映画だったのだ。
ロシア人(監督・脚本)とウクライナ人(製作)が作った戦争映画。『戦争と女の顔』です。

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舞台は 1945年の終戦直後のレニングラード。
ドイツ vs ソ連の戦争で傷痕が深く残る町並みが重々しかったです。

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戦地の場面は描かれず傷病軍人が多く入院する病院の様子で、戦争がどんなものだったのか想像出来て嫌悪感が湧いてくるよ。

ネタバレする内容は書かないけど、戦争は人の心を壊すなあ〜と実感。家族に迷惑を掛けたくないと死を望む元兵士の気持ちも分かるし辛いし。
主人公である PTSD を抱えている女性や、戦地から帰還した女性の心の傷(もちろん体の傷もある)が、なんとも言えないやるせなさを感じてしまう。
言動が「あああ、病んでるよぉ」って思う場面もしばしば。

第二次大戦中、ソ連には女兵士が多く居たんだよね。そしてそんな女性たちは戦後「戦地妻」と見なされて差別もされる。そんな実情を描いた漫画もあるのでいつか読んでみたいな。

この時代のソ連国内のことを知らないので(北海道が攻められたエピソードは道徳の授業で習った)、映画を観てる時には「??」っていう場面もあったけど、あとでじっくり思い返してそういうことかなーなどと自分なりに解釈。
とにかく戦争に「人」を巻き込まないでほしいわ、というのが私と相方くんの感想。人にはそれぞれ心も感情もあるもん。

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文化の違い? って思ったのは、子供(男の子)の全裸シーンではボカシが入ってるんだけど、成人女性たちの入浴シーンではボカシは一切無し。幼児に対して変な欲求を持つ人が居るってことか??
あとは、想像するストーリー展開を華麗に裏切る映画だなって思いました。良い意味でいろいろ裏切られましたw

館内では気持ちよさそうにイビキをかいてる人も居たのがチョット笑ったわ。
いろいろ考えさせられる、どう感想を人に伝えたら良いのか難しい映画でした。



映画館を出て駅に向かう途中。
若い人たちが夜の街を楽しんでました。

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コロナ禍になって、夜に出歩くことをしなくなっているので凄い新鮮だったわw
だって21時半には寝てるのに、まだ外に居るなんて!(笑)

最寄り駅に着いたら、人は殆ど歩いてない。街も暗いw
うちの界隈も明るいと思っていたけど、渋谷とは全然違ったわ ^m^;;
さすが渋谷です。


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