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空也上人と六波羅蜜寺展を観てきました [アート]

昨日の記事の続きです。
東京都美術館でオランダ絵画を観たあとは、東京国立博物館へ移動。現在ポンペイ展で盛り上がっているけど、わたしは特別展『空也上人と六波羅蜜寺』を観るのだ^^

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敷地内に入ると梅が綺麗に咲いてる〜。
予約した時間は 11:30 なのでちょっと梅を観ていこう^^

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法隆寺宝物館近くは白梅が綺麗に咲いてました。

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誰も居なかったのでマスクをずらして香りを楽しむ♪

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さてさて。今から10〜15年前は関西方面に縁のあった相方くん。
出張がけっこう入っていました。
わたしも当時は会社員だったので、金曜日の仕事が終わってから新幹線で京都へ向かい、駅で相方くんと待ち合わせて土日に京都を楽しんで帰るってことをわりとやってました。

ちょこちょこエリアを決めて神社仏閣巡りを楽しんでいたんだよね。
そのなかで参拝出来なかったお寺のひとつが六波羅蜜寺。2011年5月、閉門時間に間に合わずに断念。次回は訪れるぞ〜って思ったけど、それからチャンスがありませんでしたわ。

今回、空也上人立像が半世紀ぶりに東京に来てくれるっていうので、楽しみにしてたのだ。
2022年は空也上人没後1050年なんだって。
教科書で初めてこの像を見たときは、上人が人を吸い込んで食べてるのか!?なんて思っちゃったんだけど、単眼鏡でガッツリ観てきたら、ちゃんと阿弥陀如来の姿でした(笑)

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六波羅蜜寺では正面からしか拝観できないようだけど、展覧会では360度ぐるりと上人様のお姿を観ることができます。
空也上人の「南無阿弥陀仏」という声が阿弥陀如来の姿に変じた様子を表現した像。この像は口の開き具合から「な」か「あ」って言ってるときかなあ。

骨張った手や曲がった腰、喉仏、とってもリアルな像で引き込まれましたわ。

そのほか、閻魔王坐像や地蔵菩薩立像、そして平清盛坐像と伝わっている像、薬師如来坐像などなど、平安〜鎌倉時代の像も楽しめました。
この展覧会に関連した彫刻が本館11室で展示されてるので、それもあわせて堪能しましたよ。

現在、空也上人達が東京に出張してるので、六波羅蜜寺の宝物館は休館中。
でも今年の5月22日からは新宝物館「令和館」で拝観を再開できると公式サイトに書かれてました。新しい建物になるんだろうね。もしかしたら展示方法も変わったりしてw

会えて良かった。空也上人立像。
京都に行く機会ができたら六波羅蜜寺にも訪れたいです。


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空也上人と六波羅蜜寺
東京国立博物館
2022年3月1日〜5月8日
https://kuya-rokuhara.exhibit.jp/

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今日は2ニャンのワクチン接種に行ってきます。
ブログ反応遅れます m(_ _)m



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