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「最澄と天台宗のすべて」を観てきたよ [アート]

メンテのあとからブログが重たいです。
巡回してもサーバーが応答してないと言われるので、巡回やめてます。
この記事もちゃんと予約投稿でアップされるのかどうか(笑)
自分の記事をいじっててもサーバーが見つからないって言われるからねw


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このマンホールがあるのは東京国立博物館前。

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この日は『最澄と天台宗のすべて』という展覧会に行きました。
雨の日は空いてるかもしれないな〜なんて思って、わざと天気予報で雨の日に予約を入れてみたよ。開館と同時に入ります。予想通り空いてるー!

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2021 年は最澄 1200 年の大遠忌。法華経に心惹かれ、この教えを礎とする天台宗を広めた最澄。この展覧会では、日本天台宗の開宗から江戸時代に至るまでの天台宗をたっぷり味わえる展覧会です。
天台をつくった祖師たちの国宝十幅もやってくるよ。(全部が揃うのは11月2日〜7日)

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最澄が書いた手紙(空海のもとにいた愛弟子宛て)や、最澄自作の薬師像を納めていた薬師如来立像など、見るからに貴重なものがずらりと並んでいます。
ひとつひとつ眺めていくうちに、穏やかな気持ちになれました。

織田信長の延暦寺焼き討ちの時代になると、小説や漫画なんかにも登場してくる時代なので、頭にすとんと入ってくる(笑)
延暦寺の総本堂、根本中堂を再現したコーナーだけは撮影 OK でした。

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延暦寺は一度訪れたことがあります。
そのときに観た仏像も来ているんだろうなーって思いながら楽しみましたよ。

10 世紀半ばの、慈恵大師(元三大師)良源さんや、恵心僧都源信さんの時代は、私にはより馴染み深いわ。この頃天台宗は最盛期を迎えたようです。

この展覧会が開かれているトーハクは、もともと寛永寺があった場所。寛永寺は東の比叡山と呼ばれ、関東での天台宗の地盤を固めたそうな。そんな地で展覧会が開催されるのも縁だね^^

現在、比叡山延暦寺の根本中堂は大改修中。完成は 2026 年なんだね。
だからこそ東京にいろいろな仏像が出張してきてくれてるんだろうけど、その改修の様子なんかも一部映像で観ることが出来ましたよ〜。

この展覧会は九州国立博物館と京都国立博物館に巡回します。
その会場でしか観られない秘仏もあるようなので、興味があったら公式サイトをチェックしてみてね。
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/saicho2021-2022/index.html


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せっかくトーハクに来たので、本館に移動して他の作品も楽しむよ。
令和2年度の新収品。竹内栖鳳の平安神宮下絵。

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本館1Fの体験型展示スペースでは、高精細複製品を観ることが出来たよ。
大好きな大好きな、国宝の孔雀明王像^^
スマホでパチリしたから、スマホの壁紙にも出来るな。へっへっへww

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本館14室では「浅草寺のみほとけ」と題して、浅草寺に伝わる仏像13件17体を展示してました。浅草寺から寄託されている品のようです。
浅草寺も、もとは天台宗。昭和25年に天台宗系単立だって。

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気に入ったのが角大師坐像。最澄展のときにも登場した、慈恵大師(元三大師)良源さんが鬼になった姿だよ。なんで鬼の姿になるのかは、ここでは割愛(笑)
気になる人は過去記事を見てね〜。

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こちらの愛染明王は、かなりカッコ良かった。写真うつりはイマイチか?(笑)
実物はかな〜り好みでした^^

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そして浅草寺の絶対秘仏。観音菩薩像の姿をうつしたものです。
秘仏本尊の代わりに、この写しが親しまれたんだそうな。

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本館の日本美術のコーナーも楽しんで、時間を確認すると12時近い。
お腹空いたな。。。でもまだ東洋館の展示を観てない。美術館内でお昼を食べることにしますか〜。

つづく。


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最澄と天台宗のすべて
東京国立博物館
2021年10月12日〜11月21日

【巡回】
九州国立博物館
京都国立博物館


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