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ムンク展に行ってきました [アート]

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うみちゃんを病院にあずけ、会社は午後から行くことにして
東京都美術館で開催している「ムンク展~共鳴する魂の叫び」展に行ってきました!

ムンク展は何度か行っているし、出光美術館にはムンクの作品を展示している部屋があるので、わりと馴染みがある画家です。でも今回の展覧会は 100% ムンクの作品だというので楽しみだったのと、複数描かれた「叫び」のうち、ムンク美術館が所蔵するテンペラ・油彩画の「叫び」は、今回が初来日だから観なくちゃね。

ムンクは 19 世紀から 20 世紀に活躍したノルウェー出身の画家。
「叫び」があまりにも有名だけど、この展覧会はムンクの作品を殆ど観たことがない人にも観て貰いたいな~って思いました。ムンクの生涯を辿りながらの展示なので、見やすいと思います。

ムンクの作品は、観る人のそのときの状態で印象がかなり変わるよな~なんて、今回の作品を観ていても感じました。20 代の頃はムンクが描く愛の作品に惹かれ共感したけど、今回観ても「ふーん」って感じだったし(笑)

「吸血鬼」シリーズも、若い頃見たときはホントに血を吸ってるように見えたけど、今観ると、男性を包み込んで首筋に接吻してる、母のような存在に見えました。わたしがあお君の頭にチューして吸ってるときって、きっとこんな感じかも?(笑)

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ムンクの描く女性。髪の毛が印象深い作品も多いです。表情は見えなくても、髪の毛で感情を表してるなーって、女性たちの作品をまじまじ観たよ。

「浜辺にいる二人の女」という作品。1898年に描かれたものは、正直二人の女っていうよりも、女と死神にしか見えない(笑)

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1933~1935年に描かれた同じ題材では、かなり明るくなって、もう死神には見えなかったわ^^

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今回、わたしは晩年の作品を楽しみました^^
「太陽」は、本当に眩しくて希望を感じたの。うみちゃんも、きっと良くなる!って思えたよ^^

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「星月夜」は、おだやかな空気をすごく感じました。
観ていてホっとしたよ。もしかしたら観る人によっては、不安を感じる作品に見えるかもしれないけど、わたしには浸み入る作品でした。

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個人的に気に入ったのはコチラ。馬の臨場感がすごい。
駆ける音まで聞こえてきそうでしたよ。「疾駆する馬」です。

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まぁ、この展覧会も混雑必至だね(笑)

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「ムンク展~共鳴する魂の叫び」展
東京都美術館
2018年10月27日~2019年1月20日
https://munch2018.jp/
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相方君は昨日手術も無事に済みました。
去年は痛み止めを我慢してしまったために、酷い目にあったようなので、今回は我慢せずに痛み止めをもらうと言っていました。来週の火曜日退院予定。頑張れ!!

うみは、今日の夕方には血液検査の結果も出ると思います。
SAA(猫血清アミロイドA) の数値が正常値になっていれば、静脈点滴は卒業。どうなってるかなー。正常値になっていればいいなあ。。。

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