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「鏡花水月 吉水快聞展」に行ってきました [アート]

6月13日から日本橋高島屋で、吉水快聞さんの個展が始まったので観に行ってきました。「鏡花水月 吉水快聞展」です。

ちらし

もともとは2014年3月に東京都美術館で開催された「覚の会~現代作家によるそれぞれの古典~」で作品を観て惚れたのが始まり^^
狐の彫刻が、めちゃめちゃ高貴で魅了されたのー。鹿も凜としていて美しくていっきに世界に引き込まれました。その後は高島屋や画廊で個展があると観に行っていたのです。

図録

快聞(かいもん)さんは彫刻家でもあるけれど、仏師でもあり、仏像の修復にも携わってます。それからお寺のご住職でもあります。仏教系の大学で教鞭もとっていて、テレビにも出演する多忙なお方!しかもお若い!(笑)

作品は、月、水、狐、鹿、鳳凰、ヤモリなど、私が好きなモチーフがたくさんで、見ていると命の優しさや地球の慈悲みたいなものを感じてくるのだ。さすが仏のなせる技なのかしら。

だいすき

今回の個展で楽しみにしていたのは、チラシにも出ている白猫ちゃん。ご自身の創作作品では、初の玉眼なんだとか。インスタでこの猫ちゃんのアップを載せていて、瞳の美しさに惹かれたわ。実物はもっとリアルなんだろうなって思って楽しみにしてました^^

当日ご本人も在廊されていたので、ちょっとオハナシをしてきました。
この玉眼は友人に作って貰ったとのことで、たくさんある玉眼のなかでも使えたのはこの2個だけだったとか。それだけ一つ一つ違いがあって、イメージに合うものを探すのは難しいのかもしれないね。この猫ちゃんの目も、左右同じ色ではないんですよっておっしゃってました。

他にも可愛かったのがカタツムリ
人差し指に乗る程度の大きさしかないのに、どうやって彫るの?ってくらい目が繊細で、これはポキっと折れてしまいそうだよ!っていうくらい細いっ

ネズミさんが持っているヒマワリの種も、すごい近くでまじまじ見ても本物にしかみえないし(笑)
平成の超絶技巧師といっても過言ではないって思っちゃうw

鳳凰の卵(誕生)という作品は、卵から鳳凰が顔を出した作品。ハンモックやスリングから顔だけ出してるあおくんが浮かんで微笑んじゃいました^^

それぞれの作品にリンクを貼ってみたので、良かったら覗いてね。
インスタのアカウントを持っていなくても見られる・・・といいな^^;
PC からなら間違いなく見られます!

日本橋高島屋での開催後は、大阪、横浜、京都の高島屋を巡回するので興味があったら覗いてみてください^^

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「鏡花水月 吉水快聞展」
高島屋巡回
2018年 6月13日(水)〜 6月19日(火)東京日本橋店 6階美術画廊
2018年 7月 4日(水)〜 7月10日(火)大阪難波店 6階美術画廊
2018年 9月26日(水)〜10月 2日(火)横浜店 7階美術画
2018年10月10日(水)〜10月16日(火)京都店 6階美術画廊
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ランチはパクチー担担麺。

どーん!

ああ・・・なんだか急に俗っぽい写真になってしまった(笑)

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