SSブログ

沖縄の旧石器時代が熱い!展を観てきました [アート]

ロシアンブルーの太郎くん花子ちゃんの家にいく前(前記事参照)に、国立科学博物館で開催している「沖縄の旧石器時代が熱い! 」展を観てきました。

HPより

日本の人類史において最も古く長く、そしてもっとも謎に包まれている旧石器時代。旧石器時代の人骨の大半は沖縄で発見されているんだけど、石器などの道具が見つかってないの。でも近年の発掘調査で、世界最古の釣り針などの大発見が続いているんだって。

この展覧会では旧石器時代の沖縄の環境や発掘された人骨、そして最新の研究で見えてきた旧石器時代の暮らしなどを紹介する展示になっていたよ。イリオモテヤマネコちゃんがお出迎え?(笑)

イリオモテ山猫

絶滅してしまったリュウキュウジカの頭部。ツノもしっかりしていてカッコ良かったわ。

どうかな?

ミヤコノロジカの歯です。かなり頑丈な歯に見えます。こういう歯のすり減り具合で年齢を算出するみたいだよ。

ほうほう

琉球列島にヒトがやってきたのが 3 万 7000 年前。沖縄地方で 3 万年前よりも古い遺跡は、奄美大島、徳之島、沖縄島にあるんだそうな。そのなかで発見された人骨で最も古いのは那覇市山下町のもので、 3 万 6500 年前のものです。
山下町第一洞穴で発見された人骨。これが日本最古の人骨なんだそうです。

人骨

こちらは 1 歳前後の乳児の骨だって。こんなに残っていることにビックリしたよ。

すごいね

港川1号で発見された頭骨から推測して復元された旧石器人(港川人)の顔。
いまでもこういう人、居そうだよね。

こんな顔です

そのほか、貝で作られた釣り針も展示されていましたよ。
とっても小さくてそしてなかなか精巧に作られていてビックリ。貝殻からうまく切り出してつくるもんだなーと感心しました。その釣り針で巨大ウナギなども釣り上げていたようです。

旧石器人たちも、季節の食べ物を楽しんでいたようでカニの足が大量に出土してましたよ!

カニかに

なかには、すすの付いた足もあって、調理されていたことがうかがえるんだって。これが当時食べられていたモクズガニ。

モクズガニ

カニって美味しいけど見た目は美味しそうに見えないから、最初に食べた人は勇気があるなって思っていたけど、旧石器人も美味しく食べていたんだねえ(笑)

そのほか、イノシシの骨も多く出土していて、そのイノシシの骨にはナイフを入れた痕(カットマーク) があるから食用だったことが分かるんだそうな。ついでに猫の骨も展示されていたけど、猫の骨にはそのあとがなかったので、猫は食べてなかったんだね(笑)

旧石器時代の親子の暮らしをアニメ化したものも流れていて、なかなか面白かったです^^
科学博物館の常設展示料金で見られるよ。今は特別展で「人体 神秘への挑戦」展も開催されていて、そのチケットがあれば無料で見られるので、ついでに如何でしょう?

--------------
「沖縄の旧石器時代が熱い! 」
国立科学博物館 上野
2018年4月20日~6月17日
http://www.kahaku.go.jp/event/2018/04okinawa/
--------------

このあと友達の家に向かったのでランチはラーメンじゃなく
その子の家の近くのイタリアンでした~^^
(写真は無しw)

21日に行った浅草流鏑馬のオハナシは明日からスタートです。

********** 追記 **********
「5月15日にソネブロ常時SSL化予定」の告知について、4月23日に修正が入ってます。
ソネブロの内部リンクを各自で http:// から https:// に換えてくださいと書いていたけど、so-net 側で自動でリダイレクトしてくれるようです。

よかった

これで何の不安もなくなりましたわ ^^
(これが通常の対応だと思うけどねww)
あとはメンテのときに so-net さんが失敗しないことを祈ります(笑)

nice!(106)  コメント(44) 
共通テーマ:アート