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木島櫻谷展 Part2 に行ってきました [アート]

六本木にある泉屋博古館分館で開催中の「木島櫻谷展」part2 に行ってきました。
Part1 にも行って、そのときのチケットの半券を持参したので半額で入館できたよ。いつもならここで、Part1 のときの記事にリンクを貼るところですが、どうせ来月の常時 SSL 化でリンクエラーが起きることは分かっているので、無駄な作業はしないよ(笑) ←やさぐれてる

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興味のある方は、2018年3月6日の記事を見てください m(_ _)m

part1 は動物の作品が中心でした。動物の目がイキイキとしていて、絵なのにその動物が生きているような作品ばかり。今回は植物の作品を公開してました。15 代住友吉左衞門(春翠) が大正期に造営した茶臼山本邸の大広間を飾るために、木島櫻谷に依頼して制作された「四季連作屏風」が一挙公開だったのです。

美しい

大正6年に制作された「柳桜図」は、桜の花びら1枚1枚に厚みがあって、思わず近づいて見てしまいました。立体感があってとてもリアルな花びらに見えます。描くのにどのくらいの時間がかかったのだろうと思わずにはいられないほど緻密で美しいの。
そしてこの花が散るまでも想像出来てしまう。きっと一面の花吹雪で、幽玄で美しいだろうなーって妄想しておりました。(床にはふしてないけど、妄想じゃなくて臥遊と言おうかなw)

こちらは「菊花図」

菊の花

この作品も油絵みたいだーって思えるくらい、花びらにしっかりとした厚みがあって存在感が凄いです。目の前のソファーに座って見ていると、立体感があるのですごく奥行きを感じて、目の前に菊の花がせり出してくるようでした。花の空間に吸い込まれそうでしたよー。

「雪中梅花」は大正7年の作品。

雪中梅花

胡粉で表現された雪。円山応挙の「雪松図屛風」(三井記念美術館所蔵)は、雪を描かずに雪を表現してるけど、こちらの作品は描くことで枝に積もった雪を表現していたよ。
見ていると、さらさらの雪ではなく水分を含んだ雪なんだろうなって思えます。握るとギュっとかたくなる雪なんだろうと、そんなことまで想像してしまったわ。
地面の笹にかぶさっている雪もリアルで良かったです。北国生まれの私は、やっぱり雪の作品は好きだな。

木島櫻谷の作品は動物を描いたものが好きだけど、植物もとっても良かったです。
展覧会後は美容室に行くので目黒駅が乗換駅。ここでランチタイムですよ^^

香家」という担担麺屋サンの目黒東口店に行ってみました。初めてのお店^^
汁ありと汁なしがあるけど、今回は汁ありの中から選びます。

どれがいいかなー

私はスパイシーなほうが好みなので、「鬼・担担麺」か「青鬼・担担麺」だなー。花椒と青山椒の違いです。

悩む

どっちも食べてみたいって思っていたら、ハーフ&ハーフが出来ることが分かったので早速それを注文。

わーい

青山椒はすごく爽やかな香りが広がるのね。もちろんビリビリ痺れもするんだけど、爽やかさが素晴らしいです。花椒はビリビリが前面にくるわ!!どっちも好みでした^m^
次回は汁なしもチャレンジしてみたいな♪

うふ

お会計をするとき、青山椒と花椒が売られていたので買ってしまったw
家でも山椒三昧出来るわ^^

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生誕140年記念特別展 木島櫻谷
泉屋博古館分館
2018年4月14日~5月6日
https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/program/index.html

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