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「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」を観ました [アート]

国立西洋美術館で開催中の「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」を観てきました。

ちらし

行くか行かないか悩む展覧会は、結局いつも行くのだから、前売りを買っておけば良かったなあ(笑)
行かない展覧会は最初から悩まないものねw

2011年に引き続き開催されたプラド美術館展。今回の目玉は、なんと言ってもベラスケス。日本で開催される展覧会では過去最多の作品数となる7点が来日なのです。そう言われちゃうと、やっぱり観ておこうかなっていうミーハー心。うふふ。

あとは、mamiさんのブログでムリーリョの作品も来てることを知ったので行きたくなったのでした。ムリーリョは「蚤をとる少年」という作品を観て、光の具合がとっても素敵な優しい絵を描く人だなーって思って気に入ったのです。

今回来ていた「小鳥のいる聖家族(1650年前)」も柔らかな光と、おだやかな時間を感じる一場面がとっても素敵でした。義父聖ヨセフの、イエスを包み込むような腕の描き方。そして聖母マリアの優しい表情がとっても良かった^^

ふむふむ

イエスは右手に小鳥をギュっと握っていて、小鳥は苦しくないのか?ってちょっと心配になったよ。まぁ、小鳥の表情は苦しそうには見えなかったけど(笑)

さてさて、ベラスケス。17世紀を代表するスペインの宮廷画家。
ベラスケスの作品の何を知ってるのかと言われると、殆どあまり知らなくて、「ラス・メニーナス」くらいしか浮かばないんだけどね(笑)

今回の展覧会で来日した 7 点、実物を見るのは初めてでした。
好きか嫌いかは別として、画力は本当に引き込まれるな。肖像画にしても宗教画にしても、表情に生々しさがあると感じます。

これ気に入った

「東方三博士の礼拝(1619年頃)」は、イエスが妙に人間くさくて惹かれる一枚でしたよ。生まれた自分の娘の面影を残したんだとか^^

チラシやポスターにもなっている「王太子バルタサール・カルロス騎馬像(1635年頃)」も迫力のある一枚でした。スペイン帝国の王位後継者として生まれたバルタサール。幼いながらも威厳を感じます。実際は 16 歳で早逝してしまったらしいです。

王太子バルタサール

プラド美術館は数年おきに日本でも展覧会が開かれているけど、そのたびごとに目玉となる作品を持ってこられるのは凄いね。さすがだなー(笑)
行くか悩んでいたけど、観に行って良かったです。

汁なし

展覧会の後、御茶ノ水のクリニックに MRI を撮りに行ったので、お昼ご飯は本郷にある「栄児(ロンアール)」で食べました!
ロンアールは久しぶりだな。汁なし担担麺を堪能しましたよ^^
でも顎が痛いから、硬いピーナッツは残すハメになっちゃったorz...

この界隈では 15 年くらい勤めていたけど、今は周りのお店もすっかり変わっていたので、また開拓したくなるわww

ごちそうさま

検査の時間まで、昔の職場近くにあった喫茶店で読書をしてました^^
MRI は、大音量の「ドンドンぱっぱコーラス」を聴いて、自分でもアレンジしながら心のなかで歌ってるうちにウトウト寝ちゃったわ。
♪ ドンドンドンぱっぱっぱっぱ・・・♪♪

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プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光
国立西洋美術館 上野公園
2018年2月24日~5月27日
https://artexhibition.jp/prado2018/

【巡回】
兵庫県立美術館(神戸市)2018年6月13日~10月14日

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