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国立科学博物館の「古代アンデス文明展」は猫猫? [アート]

ゴッホ展を観た後は、国立科学博物館で開催している「古代アンデス文明展」に行きました。アンデス文明に絡む展覧会は絶対に行っちゃうわ^^
南米大陸の太平洋岸に展開した文明。先史時代から 16 世紀にスペインに滅ぼされるまでの約 15000 年。いろんな文明が衰退を繰り返した土地。

おもしろいね

この展覧会では、アンデス地域に人類が到達した先史時代から、インカ帝国が滅ぶまでに栄えた 9 つの文化を取り上げて、黄金製品、ミイラ、土器など約 200 点の作品を紹介してました。

ちらし

展覧会を観ていて感じたのは、この地域の土器や装飾品のモチーフは猫科動物が本当に多いな〜ってこと。撮影 OK の展覧会だし、せっかくなので猫科動物の展示品を UP していきます(笑)

紀元前 3000 年頃に興ったカラル文化。この頃はまだ土器も無い時代なんだけど、神殿が存在していたことが分かってるんだって。そしてこんな笛もあったよ。神に祈るためのものだったのかしら。

すごいね

紀元前 1300 年頃のチャビン文化。標高3200mの場所に栄えたそうな。
猫科動物のすり鉢が誕生です。可愛いでしょう。チャビン文化のご神体は、ジャガーの顔をして髪が蛇という姿なんだって。やっぱり蛇も太古から神として畏れ崇められた生き物なんだねえ。

にゃんにゃーん

A.C.200 頃のモチェ文化の時代になると、もっと多様で精巧なものが作られていたね。モチェ文明はペルー北部海岸沿いに栄えて、南部に栄えたのがナスカ文明だよ。

モチェです

モチェ文化の猫科はこんな感じ。これは毛皮を模した儀式用のケープなんだって。

黄金

爪もシャキーンと出ている土製品。モチェの「月の神殿」内で発見されたとのことです。かなり写実的だよね。かっちゃかれたら痛そうだよ(笑)
「かっちゃく は、北海道弁w」

痛そう

こちらは、裸のオトコの背中に猫科動物がおぶさった注口土器です。これがどういう場面なのかは謎だけど、なんか微笑ましく見えてしまう。でも猫科と言ってもイエネコのわけないから、ジャガーとかそういう系? このあと食べられないでねっても思っちゃう(笑)

かわいい

金メッキ銅で出来ているのは、擬人化した猫科動物です。やっぱり爪に迫力があるよねー。

どうですか!

ティワナク文化では、丸みを帯びた猫科動物が登場です。今回ティワナク遺跡から出土されて展示されているものは、全部日本初公開なんだって。

にゃー!

可愛いんだか可愛くないんだか・・・そんな表情(笑)

好みですか?

儀式用の香炉です。現地では「ティティ」と呼ばれるアンデスネコがモデルなんだって。

かわいい

どんな猫なのか調べてみたら、あら本当に丸っこくて可愛いかも。

アンデス猫
http://karapaia.com/archives/52171085.html

アンデスのいろんな文明を一つにまとめたインカ文明。繁栄した期間は他の文明に比べると短いんだよね。そして黄金の出土品は殆どありません。スペイン人に略奪されたからね。。。

最終章は、アンデス文明のミイラ信仰についての展示でしたよ。ここは撮影は禁止でした。この地域では、人工的処理を施したミイラと自然の中で出来たミイラの二種類があるそうな。副葬品に囲まれたミイラも展示されてました。

映像による解説もあるので、見応えのある展覧会でした。
ミュージアムショップでは、鉱石のペンダントヘッドを買ってきちゃった^^
普通のアクセサリーやさんで買うよりもお得だから♪♪

うふふ

オニキスとインカローズ ^^

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古代アンデス文明展
国立科学博物館
2017年10月21日〜2018年2月18日
http://andes2017-2019.main.jp/andes_web/top/index4.html

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