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東京国立博物館で開催中の「運慶展」に行ってきた [アート]

東京国立博物館で開催中の 「運慶展」 に行ってきました。
開館してまだ二日目なのに、けっこうな人が来ていましたよ。この展覧会は混雑間違いなしだね。

ちらし

平安時代から鎌倉時代に活躍した仏師、運慶。
運慶・快慶の名は有名だよね^^

この展覧会では現存する運慶作、あるいは運慶が造った可能性が高い仏像。それから運慶のお父さんである康慶、運慶の子供たちの作品が展示されてます。約70点のうち、ほとんどが国宝&重要文化財のお宝ですよ。(でも京都国立博物館の展覧会は「国宝」展なのよね・・・羨ましい)

運慶のデビュー作、大日如来坐像。凜とした大日如来様が展覧会会場入口に鎮座しておりました。入口すぐだったので、混雑していたわ。

どーん!

でも、大きな仏像が多いし、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ展覧会ではないので、フロア内は人も散らばってそんなに混雑してるようには感じませんでした。あ、でもこのあとは混雑すると思うよ(笑)

違う展覧会で、今回来ている運慶の八大童子立像を観ているのですが、今回の展示方法は童子を個々に離して展示してます。それぞれ専用のケースに入れられて 360 度好きな角度から観ることが出来たよ。これはとっても良かった^^

童子だよー

童子続き

まじまじ、じっくり観察。
本当に運慶の作品はダイナミックで生き生きしているなーと実感します。増長天像も惚れ惚れしちゃうよ。

美しいのよ

こちらの大日如来坐像は、背後の雲中供養菩薩が幽玄な雰囲気で良かったな〜。この厨子の中に入りたくなってしまいます(笑)

素敵でしょ

運慶の子供、康弁が手がけた「天燈鬼・龍燈鬼立像」はひょうきんで可愛かったな。龍を巻き付けてる鬼は特に好みでしたw

この展覧会にあわせて本館14室では、「運慶の後継者たち〜康円と善派を中心に」という題目で、運慶の孫・康円の作品を展示しています。

ひょうきんだった

運慶以後の鎌倉彫刻を観ることが出来ますよ。合わせて楽しんでください^^

すきすき

光背も美しいよー!

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運慶
東京国立博物館
2017年9月26日〜11月26日
http://unkei2017.jp/

運慶の後継者たち〜康円と善派を中心に
東京国立博物館
2017年8月29日〜12月3日
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1874
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おまけ:「猫が見る番組」というテレビ番組を、ちゃんと観るあおくん。

えらいね

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