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草間彌生展「わが永遠の魂」を観たよ [アート]

国立新美術館で開催中の草間彌生展「わが永遠の魂」に行ってきました。

やよいちゃん

あまりにも有名な人ですが、じつは展覧会に行くのは初めて。
草間彌生は小さい頃から幻覚や幻聴に悩まされていて、それから逃れるために水玉模様をたくさん描いていたようだけど、この水玉模様が私は苦手なのでした。

ChatBleu さんも水玉が嫌いって言っていたような気がしたんだけど、小さい頃から細かい水玉に体中が埋め尽くされる夢を何度も見てうなされたことも多かったのだ。

こんな世界

そんなわけで苦手意識があったんだけど、テレビで彼女の幼年期のことを知って、私もそうだったなーなんて思ったので、思い切って行ってみたのでした。
今は昔ほど水玉が苦手じゃないし^^

この展覧会に行った人が、もうあちこちで載せてるけど、会場に入ってすぐ、撮影可能エリアでたくさんの作品がお出迎え。やっぱり圧倒されるねー。

オブジェも

彼女の作品、やっぱりパっと見は何が描かれているのか分からない(笑)
でもその色彩はめちゃめちゃ惹かれるものがあるし、タイトルを見てから作品を見ると、彼女がイメージするものが分かるものもありました。

こんなタイトル

空いていたよ

鮮やかな色。
こういうデザインのテーブルクロスとか可愛いかもな、なんて思いながら見てました。そしてこの細かい点々!これらの作品を完成させる集中力を思うと脱帽です。

綺麗な色

作品を見ていて、ふと小さい頃見えていた小人さんを思い出しました。
明るいなかで焦点を合わせず宙をぼんやり眺めてると、こんな ↓ 人間っぽい姿のようなそうでもないようなものが見えてたんです。

へんなかたち

大きさは小指のツメくらいかな?
こういうものが、空気中をぽーんぽーんとトランポリンをしてるように跳ねていたのです。わりと毎日見てました。大人になってから網膜が薄いことが分かったので、それも関係あったのかもしれないけどね。

色とりどり

展覧会には「無限の鏡の間」があって、そこは全面鏡貼りの空間。
暗闇の中に小さな光がきらめいていて幻想的でした。こういう空間楽しいなー^^

草間彌生の初期作品も観ることが出来て良い展覧会でした。
美術館の敷地内の桜も綺麗でしたよ。

ピンク~~

展覧会後は千鳥ヶ淵の桜が見たかったので半蔵門へ移動。
駅前にあった「麺 時田」という店で、特製海老泡つけ麺というのを食べました。

ひょー

スープがトマトベースのスープに見えるけど、濃厚海老味でした。
お腹いっぱい(笑)

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草間彌生展「わが永遠の魂」
国立新美術館
2017年2月22日~5月22日
http://kusama2017.jp/

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